昨日「そろそろユニオンの2020年募集馬発表だよね?」って記事に書いていたら、その2時間後くらいに発表されていました。
ラインナップがこちら!
パッと見の感想としては?
一昨年のサンビスタ産駒サンジョアン(父ルーラーシップ)とか、去年のナスケンアイリス産駒アルコディオーサ(父ディープインパクト、兄はゴルトマイスター)みたいな、大注目株が見当たらないな〜。というのが第一の感想です。
41頭は、去年より1頭増えました。
まだ厩舎や募集価格は発表されていません。どの馬が高値つくんだろう。
やっぱりハーツクライ産駒でしょうか。ライトインパリスの2019はハーツクライ牡馬、関東所属。この馬がけっこう高値になりそうですが、どの厩舎になるんだろう?
他にはエアラホーヤの2019でしょうね。ラプタスの下ですから。父はエピファネイア。すぐ満口になりそうです。
あとはどの馬も、似たり寄ったり?800〜1300万円帯が非常に多くなりそうな印象ですが、どうなんだろう?
サンジョアンは7000万円でしたからね牝馬で。あの衝撃は忘れられない。
今年はセレクトツアーも中止ですし…。募集価格や初動の売行きが気になります。
JRAは儲かっていますが、馬産地はさまざまな規制もあったりで大変でしょうし…個人的には今年の募集馬には何頭か出資して、少しでも還元したい気持ち。給付金も入りますしね。
給付金を馬に使うのかーい!おもちゃ買えーい!
普通に食費に回すでしょ!
それでは以下、感じたことを細かく書き留めます。
価格&厩舎発表後の所感はこちらの記事でまとめています。
全体的にダート寄りでは?
全体的に見渡してみると、ダート血統が多いように感じます。つうかかなり意図的にダート血統集めてません?
確かにここ最近のユニオン活躍馬は、ラプタスやゴルトマイスターなど、ダート馬に偏ってはいますが…。
ノーザン産との差別化でしょうか。ニューワールドレーシング改め京都サラブレッドクラブも「ダートに力を入れる」と大々的にアピールしていますし。
しかし私個人としては、芝もダートもイケる血統に出資したいんですよね。一粒で2度美味しいと言いますか。その方が期待値が高いと思いますし。
今年デビューのドゥラメンテ産駒もダートに少し寄りそうな気がするんだよなあ…。
新種牡馬産駒はバランスよく登場
2019産が初仕事だった新種牡馬でラインナップされているのは、キタサンブラック、ワンアンドオンリー、イスラボニータ、ビッグアーサー、あと輸入馬だとドレフォンやザファクターでしょうか。ホッコータルマエやリオンディーズはもう今年産駒デビューですよね。
なかなかの粒揃いではないでしょうか。
キタサンブラックは完全未知数ですね。カタログで馬体を見るのを楽しみにします。
あとはドレフォンとザファクター。
とくにザファクターは、私が出資しているリバーシャノンの下が、今回ザファクター産駒で募集をしています。ちょっと気にしておきたいですね。
そういえばシルバーステート産駒がいないわね。
マジだ!
けっこうな頭数つけているんですが…意外です。
個人的大注目はシニスターミニスター
シニスターミニスターは非常に優秀な種牡馬だと思います。
ユニオン2020では3頭募集していますね。そのうち、牡馬が2頭ですか。
去年も3頭募集していて、牡馬リングボーイはかなり早い段階で満口になりました。出資したかった1頭です。
今年は3頭とも、字面だけならどれも気になる。母父はそれぞれ、サウスヴィグラス、キングヘイロー、ブライアンズタイムと、かなりダートに寄せてきた印象。
とくに母父キングヘイローのキングスベリーの2019はキングズガードの全弟!これはけっこう人気しそう。
個人的には、ブライトエルフ(母父ブライアンズタイム)の2019でしょうか。エルフ一族には1回出資してみたい。それでこそ晴れてユニオンの一員でしょう。
ただ気をつけたいことがひとつあります。このシニスターミニスター2019年世代って、種付料が80万円から200万円に爆上がりした世代だということです。
これが募集価格にどれだけ織り込まれるか…。
シニスターミニスター産はとくに、募集価格とにらめっこするべきだと思います。
SS4×2のエピファネイア産駒はどうか!?
プリンセスゴールドの2019は父エピファネイアで母父サンデーサイレンス。なんとサンデーサイレンスの4×2です。
エピファネイアについては以前も記事しました。
SSのクロスがいいとは書きましたが…さすがにこの濃さはどうなんだろうね。
私はこの時点で出資はしない気分ですが、行末は見守りたいです。すごい気になる。
現時点で気になる子まとめ
パッと、ほんと父名母父名と牧場を見ただけですが、現時点で出資候補として気になるのは以下です。
- ライトインパリスの2019(父ハーツクライ)
- デンファレの2019(父ザファクター)
- ウインキナウの2019(父オルフェーヴル)
- スズカエルマンボの2019(父ヘニーヒューズ)
- キングスベリーの2019(父シニスターミニスター)
- ブライトエルフの2019(父シニスターミニスター)
ドゥラメンテ産駒ちゃんは出資候補に入れないの?
今年の産駒を見てからにします。種付料400万円なので、募集価格もそこそこでしょうか。
シニスターミニスター産駒はほんと好きで出資したいんですが、どうしてもダート寄りってのが、私には気がかり。まあ募集価格次第ですね。
やっぱり置きに行った感がある
先行募集馬の2頭が発表されたときにも感じましたが、置きに行った感があります。年々、無難な守備で固めている感じ。2017の先行募集なんてジャスタウェイ産駒2頭ですからね。相当攻めてました。
こうして改めて1歳募集馬を眺めると、先行募集のチュウワプリンセスの2019(父ハービンジャー)が一番気になりますしね。
これはいい傾向だと思っています。ユニオンは勝負すべきところで勝負を仕掛けている、と。本当にそう感じます。
新しいもの好きには新鮮味に欠ける印象なのかもしれませんが、データ派な私にはありがたいです。
それぞれに得意分野とか強みってありますし、それを使わない手はない。無理して得意じゃないところに手を出しても仕方がないでしょうし。
シニスターミニスターやロードカナロアなど、きっちり結果を出せているところを募集かけているのは好印象です。
厩舎や募集価格が発表される6月が楽しみですね!
そのときに改めて、記事にします!
とりあえず、初見の感想でございました。