2020年一口馬主クラブ3歳馬の平均募集価格と勝ち上がり率の相関関係を見てみました

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昨日公開した2020年一口馬主クラブの3歳馬の勝ち上がり率に関する投稿の続きです。

昨日の投稿はこちら。

この投稿記事の中で、「クラブごとの平均募集価格と勝ち上がり率の相関関係も知りたいね〜」と書きました。

実際にグラフ化してみました。それがこちら。

青が平均募集価格、赤が勝ち上がり率。勝ち上がり率の高い順に並んでいるので、赤の丸は右に行くにつれなだらかな下り坂となっています。

点が多くてわかりづらいわね!

たとえばサンデーサラブレッドクラブなら、平均募集価格はおよそ4000万円、勝ち上がり率は60%ちょいってところです。

確かに、勝ち上がり率が落ちていくにつれて、平均募集価格も安くなる傾向ね。当たり前っちゃ当たり前か。

ちなみにDMMバヌーシーの青丸がないのは、平均募集価格が1億円超えだからです(DMMの料金システムはちょっと特殊です)。勝ち上がり率が69%とダントツに高いのも、これまた当たり前といえば当たり前かもしれません。

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注目は、「赤」より下に「青」があるクラブ

こうやって眺めてみると、社台サラブレッドクラブは、赤と青の位置がけっこう離れています。京都サラブレッドクラブもなかなか離れている。この際DMMは無視の方向で。

確かに社台と京サラは今年不振な印象です。

ふむふむ。赤と青が近いほど、価格に見合った結果を出せていると考えることができるのね。

もっといえば、赤より下に青があれば、かなり好成績を出せているという考え方もできます。超お買い得出資馬がいるということ。

赤より青の方が下にいるクラブは、グリーンファーム愛馬会ウインレーシングクラブ大樹レーシングクラブ、そしてノルマンディーオーナーズクラブターファイトクラブも若干ですが青の方が下ですね。

確かにどのクラブも今年は結果を出せているイメージです。

ウインレーシングクラブはこの3歳世代で、すでに回収率が500%を超える馬が2頭もいますからね。ただ上の世代はそこまで抜群の結果を出せているわけではないので、2020年はかなりの当たり年だったといえます。グリーンファームもそうなのかな。

そのほかのクラブも、今年の世代の成績だけを見て決めるのは禁物。とはいえノルマンディーについては、やっぱり破格に安い募集馬が多い印象ではあります。

やっぱり次に入るならノルマンディーかなあ…。

僕もデアリングタクトしたいよぅ。

この比較は面白いね

平均募集価格と勝ち上がり率の相関関係を見てみました。好調なクラブとそうでないクラブがひと目でわかって面白いですね。

ちなみに相関関数も出してみたところ、およそ0.65と算出されました。

0.65…どういうこと!?

1に近いほど相関具合がいい感じということのはずなので、けっこう強い相関関係が出ているということです。

およそどのクラブも、平均募集価格は妥当なところにあると見ていいってことでしょう。

あと、前回の記事では友駿ホースクラブの成績がよろしくないと軽くバッシングしましたが、募集価格を考えるとそこまで悪くないなと思いました。ただ、マジでどの馬が1勝するのか、私にはわからない。友駿だけは血統理論が破壊されているような気がしてならない、のは私だけでしょうか。

友駿は募集馬すべてに分散投資するのが正攻法にも思えてきました。でもそれだと絶対投資としてはプラスにならないでしょうが…。

2021年以降もこのデータ収集はやりたい!

前回の円グラフに続き、相関関係をグラフ化してみました。皆さんにとって参考になったでしょうか。

こうやって比較したいデータを可視化すると、いろいろなことがはっきり見えてきますね。

来年も、3歳未勝利が終了した後に、このふたつのグラフは作成しようと思います。今回は記事を分けちゃいましたが、グラフをフォーマット化できたので、来年はひとつの記事でまとめられそうです。

今後もいろんな視点から、データを視覚化して載っけていこうと思います。