スパロボGC パイロット考察③


長かったスパロボGCパイロット考察もいよいよラスト。今回は初登場作品が主です。

の前に、少しだけ今作の裏仕様的なものを。
「SP消費-10%」というスキルパーツがあるのですが、これをパイロットに持たせると精神コマンド消費量が10%削減されるという効果が付加されます。前々回紹介した精神エースも取得していれば、上乗せ効果でおよそ20%軽減できることになるわけです。
さらに、ダンクーガやJ9シリーズなど、機体が複数乗りの場合は、メインパイロットに「SP消費-10%」を持たせることで、サブパイロットたちも軒並み10%分削減されるという素敵仕様になっています。ただしここで注意しなければいけないのは、ダルタニアスやライジンオーといった、いつでも分離合体可能な機体は各自で能力やスキルパーツが設定されているので、この素敵仕様は適用されません。

このことを踏まえつつ、以下最後のパイロット考察を記します。

トライダーG7
原作は未見ですが、中小企業版ダイターン3といった趣き。放送時期はだいぶ古く、1980年と自分が生まれる4年も前です。本作では専ら雇われホワイトベース親衛隊長のポジションを確立していた。最初から最後までいるので、パイロットの育ちは早い。ほとんど無目的のまま行動していた気がする。声優陣も非常に古く、すでに引退されている声優さんなども使われていた。

ワッ太・・・懐かしい、ストップひばり君の声の人だ。能力は中の中。トライダーは一人乗りのわりにあまり火力に秀でていない。マジンガーなんかと比べるとどうしても見劣りしてしまう。最後に安値で「狙撃」を覚えますが、メリットはあまり感じません。

ダルタニアス
今回も物語の中核を担っているダルタニアス。最初から最後まで仲間になっているので育ちやすい。物語を追うごとに武装も追加され、パイロット共々強くなっていく。ただ今作においてはライジンオーとポジションが被っていて、自分はライジンオー派のため泣く泣く2軍としました。
ダルタニアスの最強技は超空間エネルギー解放という、いわゆる特攻攻撃なのだが、移動後不可なため使いづらさが目立つ。せめて弾児あたりが突撃を覚えてくれていればよかった。ガスコンは強いようだが、加入がラスト5話位のときなので今更感あり。各パイロットの精神コマンドが、なぜかスパロボDのそれとほぼコピーなのだが、設定が面倒だったのかこだわりだったのか、謎だ。

剣人・・・「激励」を覚える点は評価できる。ダルタニアスは遠近に優れた機体なので、格闘値だけでなく射撃値も高めに設定してほしかった。物語中ではマメに顔を出して存在感をアピール。

弾児・・・「応援」要員で間違いない。スネオヘアーをさらに鋭くしたような髪型が高感度大で、かつての神隼人のようなキャラを演じていた。「加速」「必中」「狙撃」「直撃」と射撃系なのは間違いなく、おまけにヒット&アウェイもあるのでZZにでも乗せたいところだ。

ベラリオス・・・「偵察」があるのですぐに精神エースは取得できる。「祝福」「ひらめき」「鉄壁」あたりを状況に合わせて使おう。分離してこいつで攻撃してから、さらに合体して攻撃、というコンボ技は健在。ツメスパロボのような戦略を堪能できる。

ガスコン・・・スパロボDほどの存在感はなかったものの、頭の形がちょっとセクハラなので気になった。重量級の中では珍しく「魂」を持っているので、育て上げればメンバー中ピカイチの火力を放つかも。ボスボロット・テキサスマックと並んで、主役機を凌駕する三大脇役の一人である。

ダイオージャ
登場機会は少なく、扱いもぞんざいで、なぜ参戦したのか疑いが尽きない。声優さんの使いまわしでなんとかなったから、という憶測は多分間違っていないだろう。
機体のダイオージャは可もなく不可もなく。パイロット陣の能力を加味すると3軍入りも免れない。強化し尽くし最後まで出し続けた猛者は、一体どれほどいるのだろうか。

ミト・・・カイや剣人と同じ声優さんというわけで。最後に「愛」を覚えるが、一撃必殺しか持たないキャラにこれは蛇足。脇役陣に全てを持っていかれ、この王子様は全く美味しいところがなかった。

スケード・・・甲児と同じ声優さんか。見せ場はホワイトベース内の子供たちに勉強を教えるシーンだけ。「必中」くらいしか評価するところはなく、サブパイロットとしてはとても残念な人だ。

カークス・・・「ここにも! ここにも!」のセリフが有名なギワザと同じ声優さん。なぜかこの人も「必中」を覚えるが、消費がでかい。「鉄壁」「気合」「熱血」「不屈」を持つので、スケさんよりはマシ。見せ場は一つもなかった気がする。

ブライガー
ここからJ9シリーズのターン。ブライガーはスパロボα外伝以来の参戦。アクの強いキャラが揃っているのだが、今回に限っては他のJ9たちの台頭に埋もれてしまった感がある。J9はどうやら全員同じ声優があてがわれているようで、使いまわしは瞭然。
ちなみにJ9シリーズ三機での合体攻撃が用意されているが、三機全部を出撃させるとなんとも骨っぽいメンバーになるので控えた。結局合体攻撃を見る機会がほとんどなかった。

キッド・・・本名は木戸丈太郎。凄腕のスナイパーなのだから狙い撃ちやヒット&アウェイなど持っていてほしかった。「ひらめき」「必中」「熱血」と、メインパイロットとしては当然のスキルを所有。当たり障りがないので、お好きな人なら育てるべき。

ボウィー・・・ブライガー変形で彼がメインパイロットに切り替わる。序盤は貴重なSサイズユニットなので、マメに変形して部位撃破に役立てよう。回避値がもっと高くても良かったと思うのだが、射撃値共々あまり高くない。「加速」「熱血」などでブライガーのサポートといった風にしか後半は使えないかも。

お町・・・不二子ちゃんにしか見えないブライガーのサブ。「祝福」「鉄壁」「愛」となかなか豊富なスキルラインナップ。J9シリーズの女性陣は全員こんな感じです。

アイザック・・・ブライガーチームのリーダーにしてサブ。最後に「覚醒」を覚えた途端、ブライガーは相当強く感じる。他に目立った部分はない。

バクシンガー
J9の中では最も見せ場を与えられていたのがこのバクシンガーチーム。特に終盤のディーゴは美味しいポジションを確立していた。その他脇役たちも十分すぎるくらい活躍している。他のJ9に比べてだいぶ美味しいぞ。これは製作側に偏重があるのだろう。
機体も5人乗りで優秀だが、終わりのほうで4人乗りへダウングレードするので注意が必要。また武装も他のJ9に比べると劣っていて、必殺のニューバクソードはいつ見てもバクニューソードと読み違えてしまう。戦闘面はやや決め手に欠けていた。

士朗・・・他の主役パイロットに比べ、能力がダントツで低い。レベルと共に育つと思えばそうでもない。せめて狙い撃ちだとか、特徴を持たせてあげてほしかった。「覚醒」を覚えるのは評価できるものの、「集中」と「必中」を同値で覚えたりと無駄も多い。物語上も大して活躍しなかった。

ディーゴ・・・ネタバレになるので多くは語れないが、かなり美味しい役どころを与えられている。「え、そんなキャラだったっけ?」とか、そういう冷めた感想は持たないほうがいいのだろう。「応援」を覚えるが高めのお値段なので手を出しづらい。「熱血」要員として見たほうがいいだろう。

シュテッケン・・・4人乗りになってからはリーダーを任される。「激励」を持っているけれど使わず仕舞いだったなあ。見た目的にも強そうだし、メインパイロットはこの人が良かったんでない?

ライラ・・・「祝福」と「献身」くらいしかいいところは見当たらない。バクシンガーはパイロットの精神コマンドがかみ合ってないよなあ。

佐馬・・・「加速」と「気合」が評価ポイントか。「愛」も覚えたが、なんだかねえ。

サスライガー
出ました我らがサスライガー。原作未見だが、今回一目見てファンになった。物語上の介入は無いに等しいが、なにはともあれクセのあるキャラと機体なので遊び心をくすぐられる。
Mサイズのサスライガーと、LサイズのJ9Ⅲ号、いつでも変形可能なのは秀逸。しかも各自に特徴があり、サスライガーは低燃費で遠距離攻撃をぶっ放すことができ、J9Ⅲ号は見た目999のパクリ汽車だが、MAP兵器を持っていて、宇宙空間だろうとなんだろうと、生身の人間を天井部の砲台に乗せて攻撃したりする。しかも強化パーツは3個とあって、かなりイカす。汎用性の高さ、パイロット陣の名実共に優れた点に引かれ、自分は最後まで一軍でした。

ロック・・・フルネームは「ロック・アンロック」。サスライガーモードのメインパイロットで、「覚醒」を覚えるのが利点。名前の通り、「狙撃」「直撃」、そして安値の「必中」を覚えるスナイパータイプだが、サスライガー自体は消費ゼロの格闘が使いやすいので、スキルパーツは格闘アップ系がいいかもしれない。

ビート・・・J9Ⅲ号操縦士。赤のベレー帽が良く似合う。スキルパーツ4個装着可は大きい。汽車は近距離格闘から遠距離射撃まで幅広く武装が揃っていて、何を重視してスキルパーツを付けるべきか悩んでしまう。本人は「加速」「ひらめき」要員か。

ブルース・・・完全に「激励」要員でした。ロックかビートに精神消費割引系を持たせれば2回は使える。余ったポイントで「幸運」なんかがオススメ。濃いキャラ層の中で負けじと彼もナイスガイを演じていて、賭けに勝つため参戦したという名目も好感度大です。

バーディ・・・サポートキャラとしてはジュンの次に優秀。「応援」「祝福」が最安値、しかも「再動」まで持っている。ついでに「突撃」や「必中」「鉄壁」まで。やばい、無駄がない。「ガンバガンバ」だとか「おまっとさんでした」とか、空気を読まないテンションで不思議キャラを演出。耳についているゴロリの鼻みたいな物体は一体なんなのだろうか。

ライジンオー
スパロボ参戦は不可能視されていた、ジャスト自分世代の小学校時代を物語るロボットアニメがついに登場。かなり待ち望んでいた。最終的にはバクリュウオーと合体しゴッドライジンオーになり、4人乗りへ。マジンパワーのような火力アップ能力は備えられていないので多少火力は劣るが、パイロットたちの精神コマンドで無難にカバー。物語もライトな原作のわりには重宝されて、オリジナルを除けば最後の最後まで粘っていた。
この手の作品が参戦してくれるのは狂喜の極み。今後のスパロボの路線を一つ増やしてくれた貴重な作品です。スパロボNEOではその大味さ加減が見事に活かされています。

仁・・・「脱力」くらいしか目につかない。今更ながら、声優は松本梨香さんだったのですね。地球代表的なポジションで、なかなかの熱演ぶりを見せていた。

飛鳥・・・誰かに似てると思っていたが、ハマーンさんと髪型が一緒だ。安値の「応援」が魅力で、彼さえいれば「応援」要員は他に要らないかもしれない。「狙撃」も前半はしばしば使える。精神アップスキルを持たせよう。

吼児・・・完全に「祝福」要員。「突撃」も持っているが武器との相性は悪い。「鉄壁」も持っているので、ライジンオーの装甲を強化して特攻させてみるのも面白い。

バクリュウオー・・・彼で攻撃すれば、防衛組面々のセリフが見られる。しかし機体自体に魅力はなく、ライジンオーの付録といった印象。「再動」「激励」からしてもサポートキャラだ。マリアや委員長、クラスメイトたちの素質が反映されていると見ていい。

ダンクーガ
主役機の中では彼らがバランスブレイカーだろう。よく知らないのだが、原作未登場のファイナルダンクーガが初参戦。アランのブラックウィングと合体して、さらなる強さを発揮、と思いきやなぜか断空光牙剣の火力は下がってしまう。断空砲フォーメーションがなくなってしまうのも謎だ。ただ、いつでも分離可能なので、使いたくなったらいつでもアランを切り離せばいいだけのこと。
本作では、恒例シャピロの裏切りは中途半端なかたちで終焉している。ダンクーガ自体の分離は未実装なので、沙羅の寝返りも曖昧なままだった。
野生化すれば本領、マジンガー以上の活躍が期待できる。パイロット陣のスキルも魅力なので、一軍入りは間違いないだろう。

忍・・・「突撃」が結構嬉しい。他に取り立てて言うことはないが、射撃と格闘両面の能力を上げたいところ。しかし彼のスキルパーツは2個まで。一つは精神ポイント消費-20%がオススメだ。最終的には全てのスキルエースをゲットしていました。

沙羅・・・「必中」「激励」「熱血」、序盤なら「狙撃」「幸運」も使える。サポートキャラとしては中の下、ダンクーガにもれなくついてくる特典と思えばいいさ。

亮・・・能力が用意されていて、格闘系武器のときは彼の格闘値が反映される、みたいな仕様だったらよかったのに。「愛」なんかを覚えたりしますが自分は完全に「気合」要員でした。余ったポイントで「ひらめき」、高値の「不屈」は全く使いどころを知らなかった。

雅人・・・「祝福」要員なのは間違いない。声優はいるが、果たして彼のしゃべる機会があったかどうか。「ひらめき」も何気に嬉しいが、最後に「再動」を覚えるのはちょっと無理がある。

アラン・・・この人の操るブラックウィングは、こてこてのスーパーロボットという風体で好きだ。しかしなぜか補給機で武装も豊富ではない。ダンクーガに引っ付いてそこを安住の地とするのが無難だろう。思い出したときに切り離して、ダンクーガの援護を期待して攻撃するという戦略も使える。本人は「ひらめき」「熱血」「加速」「必中」と、初期スパロボなら完璧といっていいスキルのオンパレード。彼だけ独立しているので、忍のスキルパーツは反映されません。精神エースを速やかに取得させましょう。

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