私はユニオンオーナーズクラブの馬に出資しています。現在3歳馬に5頭。
そのうちの4頭はすでに当サイトでも紹介済みですが、1頭だけこれまで紹介できずにいました。
秘密兵器でもなんでもなく、ただ単にデビューしていなかったからです。
まさかまさかまさか。デビューにここまで時間がかかるとは。もう1ヶ月後には4歳だぜ?
その馬の名はリトルキラーです。
2019年12月4日デビュー
いよいよ明日、リトルキラーがデビューします。
当初は美浦、つまり中央競馬の厩舎でデビュー予定でしたが、未勝利戦に間に合わず、結局大井競馬でのデビューとなりました。
出走表がこちら。
ずいぶん時間がかかっちゃったのね〜。
ほんといろいろありました。
いろいろといってもほぼ脚元に関するトラブルなんですけどね。怪我に悩まされる日々でした。
1歳〜2歳春くらいまでは順調に来ていたんですけどねぇ。てっきり2歳夏にはデビューできるかと思ってましたよ。
キンシャサノキセキ産駒で仕上がりも早いかなと期待しました。
んが。ここまでずるずると来てしまいました。
募集価格は500万円でした
リトルキラーの募集価格は500万円(2万5,000円×200口)。同世代の中では最安値でした。
でも募集開始の1歳時の馬体はなかなか大人びていて、500万円は安いと飛びついたわけだったんですが。
結局ここまでモヤモヤさせられる結果に。
でも無事にデビューまでこれてよかったんじゃない!?
馬が元気に走ってくれるのは、それ以上のことはないですが。なんかこう全体的に消化試合感がすごいと思うのは私だけでしょうか。
とりあえずデビュー、とりあえず走らせて、3戦くらいで引退。そんな流れを嫌でもイメージしちゃいます、現状。地方転籍ってのがまず消極的な気分になっちゃいますもんね。
能力試験の内容もいまひとつですし、調教のタイムも褒められたものではないですし。ほんとただ業務的に走らせます、っていう気分が拭えないんです。
とにかくコピペみたいな報告書の連続
私がこういう気持ちを抱いてしまうのは、毎週クラブから届くリトルキラーの報告内容のせいでもあります。
「あれ、この報告先週のコピペじゃない!?」ってくらい、毎週同じ報告しか上がってきませんでした。
なぜ調教が進まないのか。なぜ調教師さんが視察に来ないのか。今後どういう動向でデビューまで歩むのか。そういった報告共有が一切なく、ただただループ日記を見せられているというだけのような、この1年間だったのです。
安馬だし、満口にもならなかったから、こんな扱いなんですかね?
これは出資している身としては、ネガティブにならざるを得ないですよね。
そしてこの肌感みたいなのは正しいと思う。我々には告げられない、何かいろいろな事情があって、リトルキラーは大井競馬でのデビューに至ったのでしょう。
出資者をこういう気持ちにさせてしまうってのは、やっぱりクラブの運営的にはまずいかなと思います。改善するべきところです。
もう一度言っておくと、よくないのは「報告しない」っていう隠蔽体制です。何かの圧力がかかっているのかもしれませんが、こういう生臭いところがあるから、一口馬主産業は全体的にいまいち突き抜けないんだと思います。
ニューワールドあたりはそういうしがらみを突き破ろうとしていますが、やっぱりいろいろ問題は起こっているみたいです。
それはまた別の話なんでここでは控えます。
手のひらクルーもあるよ!
ネガティブなことばかり書いていますが、リトルキラーちゃんは何一つとして悪くない。
そして、頑張ってくれるんであれば、これまでのネガティブな気分も一気に吹き飛びます。
結局結果さえ出れば(出資金を回収できるかどうかはともかく、納得のできる見返りがあれば)、誰も文句は言いません。そういうもんですな出資ってのは。
この不完全燃焼感を取り去ってくれるレースを、次につながるレースを、リトルキラーちゃんには期待します。
ここまで大変な道のりでしたが。ほんとデビューしてくれただけでも感謝です。
私のユニオン3歳馬は5頭とも無事にデビュー。1頭はすでに引退しましたが、残りのリトルキラー含む4頭は現役です。まだまだ楽しみがたくさんある、それだけで幸せですな。
むりくりポジティブな方へ持っていったわね。
力技使っていかないと!っていうくらいリトルキラー絡みにはこれまでイライラさせられました。
あんま私は感情的にならないタイプの方の人間だと思いますが。さすがにねーよと思います、リトルキラーのここまでの紆余曲折は。
とにかく、幸先のいいデビューを。がんばれリトルキラー!