昨日はテンション高まったままの投稿となりましたが。
改めまして。昨日の京都第7Rにて、モンタナドライブが1勝ラクスを勝ち上がることが叶いました。
単勝51倍、評判を覆しての勝利が最高すぎる。
鮮やかな差し脚でしたよね。まずはレースについて回顧しつつ、モンタナちゃんのこれまでとこれからについて書き留めておきます。
36秒1の最速の脚を使う
レースはハイペース、重馬場の足抜きのいい馬場ということで、差し馬には向いている展開だったのは間違いありません。
しかし2着の馬は逃げ馬、3着の馬は2番手追走でしたから、これらしぶとい先行馬を抑えての4分の3馬身差勝利は、非常に価値ある勝利だったと思います。
しかもパドック評価あまりよくなかったのよね。
完歩が短いとかなんとか言われてましたね。
我が家はラジオで聴いていたのでグリーンチャンネルでの評価は知りませんが。パドック後にさらに人気が落ちていったところをみると、パドックでの印象度合いは相対的に薄かったのだと思います。
大きい馬でもないしね。
444キロは出走馬の中で最軽ね。
調教は割と動けるのですが、決して万全な状態ではなかったと思うのですよ。状態というか、仕上がりというか、まだまだこれから成長線を上がっていけるお馬だと思うのです。
この状態での1勝クラス勝利ですから、今後にも期待しちゃいます。
地方からの出戻り組
モンタナちゃんのデビューは3歳6月の未勝利戦でした。まだデビューから8ヶ月くらいしか経ってないんですね思えば。
未勝利から3戦して、12着、10着、7着。着実に力をつけていた様子ですが、ここで時間切れ。未勝利戦が終わってしまい、地方へ転籍となりました。
本音をいいますと、ここまでは割と想定内。出資段階でもかなり「遅咲きの子だろうな」という印象でしたから、地方転籍もやむなしというのが正直なところ。むしろ前向きな判断だと感じました。
未勝利のまま引退しなかったということは、陣営の中で「可能性」を感じていたということですから。先々が楽しみでした。
そして地方に行って2着、1着、1着と、とんとん拍子で2勝し中央へ戻ることが叶いました。
笠松で後ろから差す走りをせっせと仕込まれていました。2勝とも37秒台の脚を使えているのは非常にいい内容だなと感じました。
中央復帰でいきなり5着も…
中央復帰初戦はいきなり5着。末脚もメンバー中2位というなかなかの差し脚。
しかしレース内容は非常に極端で、若さの感じる1戦でした。
騎手が加速をつけるために追い出したら一気にスパートかかっちゃったのよね。
それで慌てているうちにコーナリングで大外へ。それでも5着まで追い込んだのは、豪脚の片鱗を感じさせる場面だったと思います。
ちょっとこのときかなり期待しましたよね、次走に。
そして期待しての中央復帰2戦目…。今度はフィジカル面の課題が露呈することに。
追い出すくらいのタイミングで他馬と接触、走る気を逸してしまったそうです。
それでも最後はそれなりに伸びていたんですけどね。9着と残念な内容でした。
このときに手綱を握ってくれた坂井騎手が引き続き今回も乗ってくれました。これが最も大きかったといえるでしょう。
モンタナちゃんのことを十分に知った上での騎乗。自信を持って乗り、イメージ通りの騎乗ができたそうです。坂井騎手まだまだ若いのに凄すぎ。
あの末脚は2勝クラスでも通用するのか
通用すると思いまぁす。
まあ出資者ならそう思わざるを得ないですよね。馬主バカですから。
今回の走破タイムも、2勝クラスや3勝クラスでもよく見かける位のタイムだと思いますし。
ただ問題は道中のペース。1勝クラスよりも当然序盤のペースは速くなると思いますし、スタートがさほどでもないモンタナちゃんはかなり後ろに置いてかれるのではないだろうか、2勝クラスなりたてのころは。
要するに上のクラスのペースに慣れるまでには時間がかかるかも?という気もしなくもない。
まあだからと言って戦法を変える必要はなく、じっくりと溜める競馬を貫いて、展開向いたらいともあっさりということもあるのかなと思います。
第2のカフジテイクに!
引き続き使う距離は1400なのかしら?
もうちょっと長いところ使ってみても面白いかなあとは思うのですがねえ。
血統的には1800までならどんと来いっていう印象ですが、まあでもせいぜい1600かなあ。
私としてはこれからさらに勝ち上がってもらって、同じプリサイスエンド産駒のカフジテイクのようになってもらいたいな〜と。密かに願っています。
同じ差し追い込みタイプ、得意距離のダート1400ですからね。
できれば東京ダート1400で走る姿も見てみたいですね。関東なら気軽に応援に行けますし。
あとは交流重賞にも出てほしいぞっ!
いや〜夢がひろがりんぐですね!
1日経ってもまだ昂ってるわね…。
これで2勝クラス全然通用しなかったら…泣く。
とにかく怪我なく、今後も楽しませてほしいです!