オルフェーヴル産駒の傾向を探るin2020

オルフェーヴル産駒、健闘してますね。

最初のころは産駒がイマイチ説ありましたが、最近着実に実績馬が出てきています。若干、晩成馬が多いでしょうか。

芝からダートに移ってから才能開花という馬も多く、産駒ごとに傾向がまちまち。これが晩成感を生み出しているのかもしれません。

先日の2020年大阪杯はオルフェーヴル産駒のラッキーライラックが制覇。これで彼女は2歳・4歳・5歳でG1を勝っていることになります。早熟と見せかけてこれだけ息長く活躍するというのは、最近の競走馬の中ではかなり珍しい傾向です。

また、ユニオンオーナーズクラブで募集したエポカドーロがクラシックで活躍したのも記憶に新しいところ。ノーザンファームなどの大手だけでなく、中小の牧場でも活躍馬が出ているのも注目点ですね。かつてのマンハッタンカフェを彷彿とさせます。

私もぜひとも、オルフェーヴル産駒で強い馬に出資をしてみたいものです…。

でもなかなか、走る子を見極めるのって難しいのよね…。

というわけでここでは、私の一口馬主生活をより充実させるために、オルフェーヴル産駒の傾向を探りつつ、今後の募集馬から有望な子を見つけるための材料を手に入れたいと思います。

中小牧場の救世主になるか

2020年3月末時点の種牡馬ランキング上位10頭の種付料がこちら。引退種牡馬は除いています。

種牡馬名2020年種付料
ロードカナロア2000万円
ハーツクライ1000万円
オルフェーヴル300万円
ルーラーシップ600万円
ダイワメジャー600万円
キズナ600万円
ハービンジャー600万円
ヘニーヒューズ400万円
キンシャサノキセキ250万円
ジャスタウェイ400万円

ご覧の通り、際立って安いですよねオルフェーヴルは。2020年3月末時点で種牡馬ランキング4位でこのお値段ですからね。

ディープ系・ハーツ系・ステゴ系でも先日の投稿で種牡馬データは比較しています。やはりオルフェはコスパいい。

種付料が安いということは、比較的規模の小さい牧場でも、牝馬に種付することが可能です。

ということは今後も、エポカドーロに代表されるような中小牧場の中からも強いオルフェーヴル産駒がどんどん輩出されそうです。

私が入会しているユニオンでもガンガンオルフェーヴル産駒が登場してきそうですね!

年度ごとの種付実績

オルフェーヴルの年度ごとの種付数や種付料の推移を見てみましょう。

種付年度種付数種付料
2014年244頭600万円
2015年256頭600万円
2016年244頭600万円
2017年191頭600万円
2018年136頭500万円
2019年52頭400万円
2020年300万円

2019年52頭は少なすぎね…。

初年度産駒がクラシックを走ったのが2018年。エポカドーロやラッキーライラックの活躍があったものの、翌年の種付数は52頭と集まりませんでしたね。

産駒の活躍が今一つだったこともありますが、他にサトノクラウンやサトノダイヤモンドといった期待の新種牡馬が登場したことや、モーリスやキズナ産駒の評判が良かったことも影響しているかもしれません。

いわば2019年に付けた52頭はレア。2022年デビュー馬はかなり少なく、そのせいでトータル成績も一見して落ちてしまうかもしれませんね。

そして300万円に減額された今年は、一気に種付数が増える可能性は十分にあると思います!

「400万円はちと高いけど300万円なら…」って思う牧場は多そうです。

しかもダートでも活躍馬が出ていることは追い風。あまりいい言い方ではないかもしれませんが、芝がダメでも砂で潰しがきくってのは種牡馬として大切なステータスです。300万円で、芝で期待が持ててなおかつダートも視野に入れられるってのは大きいでしょう。

芝に偏っているハービンジャーや、THEダート馬ばかりなヘニーヒューズを付けるよりも、かなりリスクを抑えられているかと思います。あくまで、中小の牧場にとっての話です。

2020年の種付数は100頭超えるといいですね〜。

ディープ産駒で成功しなかった牝馬にワンチャン?

ここからようやく本題。オルフェーヴル産駒の傾向について見ていきます。

まず上位産駒を眺めていて面白いのが、さほど実績の出せていない母馬で活躍馬を輩出している傾向にある点です。

たとえば現在産駒トップのラッキーライラックですが、母のライラックアンドレースは、当初寄せられていた期待ほどの実績馬を出すことができていませんでした。

ライラックアンドレースの国内初産駒は、父がディープインパクト。セレクトセールで1億5000万円ほどで落札されましたが、思っていたほどの活躍はできませんでした。

その次がラッキーライラックで、さらにその下はまたディープインパクトを付けています。誕生したのは牡馬で、サンデーレーシングにて8000万円での募集。晩成傾向なのか、現在1勝クラスに止まっています。

これだとディープを付ける意味というものがあまり感じられませんよね…事実、2019年はオルフェーヴルを付けています。52頭のうちの1頭がラッキーライラックの全妹ということですね。活躍して欲しいものです。

3000万円超えのディープを付けると不発で、300万円のオルフェーヴルで爆発するなら、やっぱり後者でしょう。まあもうディープインパクトを付けることは叶わないわけですが。

もう1頭例をあげると、私が注目しているのはエアトゥーレとの仔。現在4歳の牡馬シルヴァーソニックです。

エアトゥーレは2番仔のキャプテントゥーレ(父アグネスタキオン)がいきなりG1を制し、かなりの名牝とうたわれました。しかしその後の産駒の成績は、決して芳しくはありません。

ディープインパクト産駒が3頭走っていますが、期待以上の走りはできませんでした。強いていうならクランモンタナが頑張ったくらいです。

余談ですが、ディープっ仔の3番目コンテッサトゥーレに知り合いが出資していました。一口100万円。当時その知り合いが相当悩んで悩み抜いていたのを覚えています。4000万円の募集額で総賞金6000万円弱ですから、決して悪い成績ではないんですけども。重賞を勝てなかったのは残念。

そんなエアトゥーレ母さんですが、このシルヴァーソニックはたいへん期待が持てるんじゃないでしょうか。重賞制覇してほしいですね。

このようにオルフェーヴルは、期待されて上位の種牡馬を付けておきながら、思っていたほどの成績を出せなかった牝馬に光を灯す可能性が高そうです。

現状、母馬の血統傾向に共通点を見出すのは難しいので、そういった視点で期待できそうな産駒に見当をつけるのがいいのではないでしょうか。

2020年2歳馬の個人的注目クラブ馬

以上のようなヒントを元に、現2歳の中から気になる馬をピックアップしてみます…。

現2歳ということは2018年生まれ。種付は2017年にされているので、191頭に種付されていた世代です。

一口馬主募馬から拾い上げてみたいですが…。26頭ほどですね。

サンデーレーシングのアルーリングギフト(母アルーリングボイスの牡馬、募集額3600万円)、社台ホースレーシングのソーヴァリアント(母ソーマジックの牡馬、募集額2800万円)、G1レーシングのシュライエン(母ソベラニアの牝馬、募集額2000万円)あたり。いかがでしょうか。

アルーリングギフトは非常に気になりますね。2歳上のディープインパクト産駒ベルヴォワは募集額5000万円。本馬はちと割高感あるかもですが期待のあらわれでしょうか。注目であります。

大御所のクラブばかりからになりましたが、上記3頭の活躍に期待します。

一口以外から探すとなると産駒がたくさんいるので迷いますね〜。ここでは挙げるのを控えておきますキリがないので…。

おわりに

大事なこととして、オルフェーヴル産駒は芝で走らなくてもダートでブイブイ言わす可能性をひめていること。これを忘れてはいけません。POGとかクラシック向きではないのかもしれませんが、4歳5歳となるにつれて味のある馬が増えてくる点もいいですよね。馬主目線で言えば、長く楽しめそうです。

2020年1歳募集馬は、2018年136頭の世代。500万円で付けられた世代なので、まだまだ値段もちょっと高めかな〜?

今年はオルフェ産駒頑張っているし、値段も強気になりそうよね。

現実的な話、コロナ景気との兼ね合いもあったりするのですが。

加入しているクラブで募集していたら、じっくり比較検討してみたいと思います。

やっぱり期待は、300万円になった2020年種付世代。2021年生まれの子たちかなと思います!

だいぶ先ですが、長期目線な投資を楽しみます!