「レッド」の冠でおなじみ、東サラこと東京サラブレッドクラブの2020募集馬カタログが届きました。
まだすぐ入会するつもりはないのですが。友駿ホースクラブの出資馬が引退したら、東サラに移ろうかなと検討していたりします。
友駿の中央成績は惨憺たるものですからね。私は友駿中央馬に一頭も出資したことありませんが…。
出資している地方馬の引退とともに、友駿も引退しようというのが目下の計画です。さすがにこれは仕方がないことでしょう。結果が全てですからね。
なんて言っている矢先に、友駿2歳馬でとんでもない化物が出たりするかもしれませんが(そう願っています、マジで)!
さてさて東サラの2020カタログを眺めてみての気になるところを書き留めておきます。
出資はまだしなくとも、ある程度「気になる馬」を留めておき、数年後に「答え合わせ」をすることで、クラブとの相性や自身の馬を見る目を測ることができます。というか普通に募集カタログ見るのが好きなだけなんですけどね。
ほんと1日中見てられます。募集カタログ。
さすがに血統が眩しいね!
募集馬全42頭は、ユニオンと同じくらいの頭数。内、ディープ産駒は5頭に、ハーツ産駒は6頭、ロードカナロア産駒は7頭…。
ユニオンオーナーズクラブばかり見ている自分には、さすがにラインナップの配合が眩しいですね。ユニオンは今年ディープ産駒0ですし。
社台やノーザン生まれ盛りだくさん。でもあくまで素人感ですが、馬の印象はユニオンも負けていないと思いますよ。写真の撮り方も関係しているかもしれませんが。
ディープインパクト産駒は甲乙つけがたいですね。
馬体がどうこうというのは分かりませんが。輸入牝馬の仔だったり初仔だったりで、評価が下しづらいっていう理由で、甲乙つけがたいわけですが。1頭に集中投資よりはまんべんなく投資するのが、リスク抑えられるのかもしれませんねクラブ馬のディープ産駒は。そんな資金ありませんけどね。
デインドリームのお孫さん!?
カタログを見渡してみて思わず目に止まったのがナッシングバットドリームズの2019。
母の母は凱旋門賞を制したデインドリーム!え、もうおばあちゃんなの!?
凱旋門賞を制したのは2011年ですから、8歳でおばあちゃんになったことになりますかね?初孫のはず。
デインドリームがおばあちゃん…時代の流れを感じますね。
2011年日本競馬はオルフェーヴルが3冠を獲りました。ヴィクトワールピサのドバイワールドカップ制覇もこの年ですね。社会的には大震災に見舞われた年になります。
波乱続きの年で、凱旋門賞もデインドリームは人気薄での勝利でした。それだけに思い出深いものがあります。その、デインドリームの1番仔の初仔が、東サラで募集ですかぁ。
ナッシングバットドリームズの2019の父はジャスタウェイ。これはなかなかに意外なところを突いてきた。
これは今後の活躍を見守らないわけにはいきませんね。1200万円の募集価格は良心的じゃないでしょうか。
やっぱりいましたエピファのSSクロス
デアリングタクトの活躍によって注目を浴びている「サンデーサイレンスのクロスが発生しているエピファネイア産駒」。東サラにもいました!
マーブルケーキの2019!
マーブルケーキといえば母は白毛のシラユキヒメ。マーブルケーキも白毛でしたが、この募集馬は父エピファネイアに似て鹿毛です。募集馬の中ではいちばん美人さんではないでしょうか。
サンデーサイレンスの4×3。これは注目ですね〜。
馬体も好み。募集価格3600万円はやはりデアリングタクト効果でしょうか。
いちばん気になったのはヘヴンリークルーズの2019
個人的に最も雰囲気好みだったのはヘヴンリークルーズの2019。父はキズナ、母の父ファルブラヴ。
もし「1頭だけ出資する」としたらこの仔ですね〜。
2000万円は、キズナ産駒としては安い方なのでは。ただ兄姉はさほど活躍してないんですね。そこをどうとらえるかでしょうか。血統や馬体はいいと思いました。応援します。
あとついでにもう1頭、馬体が好みだったのはレッドクラウディアの2019。父アジアエクスプレスと乙な配合ですね。ノーザンファームのアジアエクスプレス産駒ってまあまあいるんですね。ノーザンファームが買ってきた馬だから当然なのかもしれませんが。
お得な気がするのはルーラーシップ産駒
東サラは見栄えする血統馬が多く、その分募集価格も高い傾向にあるのですが。ルーラーシップ産駒だけやけに軽んじられている気がします。安いんじゃないか。
3頭募集がかけられていますが、いずれも1000万円台です。
現状勝馬率はロードカナロアとどっこいですからねルーラーシップ。ロードカナロアが安くても4000万円なら、自分はルーラーシップ産駒に賭けたいなあ。
所属厩舎もわりと手堅いですし、このルーラーシップ産駒3頭にも注目しておきたいです。何より東サラの1000万円台募集馬がどんなもんなのか、参考材料にしたいです。
キタサンブラック産駒もいました
東サラのキタサンブラック産駒は1頭。牡馬ですね。スタイルリスティックの2019。母の父はストームキャット。募集価格2200万円。フムフム。
けっこう良さげに思いますが、私はユニオンのキタサンブラック産駒コーディーラインの2019の方が好きですね。
やっぱりキタサンブラック産駒は全体的に芝っぽい雰囲気ありますね。ブラックタイドよりもディープインパクトっぽいというかなんというか。ちょっと変な言い回しですけども。
やっぱりサクラバクシンオーの効果なのかな。ちょっとわからないし、デビューしたらガッツリダートでしたなんて可能性もあるし、まあ素人がいろいろ言うべきじゃないか。
セールでも高額取引されましたし。けっこういいんじゃないかキタサンブラック。
1年後か2年後にまた振り返ります
東サラの募集馬カタログは多分5年ぶりくらいに手に取りました。友駿やユニオンに慣れすぎて、眩しすぎる血統をどうしても直視できなくなっていますね。ほんとゴージャス。
良血の高額募集馬というのは、どうも甲乙つけがたいですね。何頭かに分散投資したくなります。やっぱりそれなりの資金は必要だよなあ。
ディープインパクト直仔に出資できるチャンスも本当にもう残りわずかですから、ここらで行ってみたい気もするんですけども。予算的にまず無理ですね。まずは上記にあげた気になる仔たちが1年後2年後どんな活躍をするか見届けてから、入会を検討したいと思います。