グリーンファーム愛馬会2017年産募集馬で気になった馬の現状(2020年9月時点)を見てみる

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3歳未勝利戦もいよいよ今週で終了。現3歳、多くの2017年産競走馬たちの去就が決まる時期が迫っています。

ここらで、私が入会もしくは出資を検討していた一口馬主クラブの2017年産募集馬たちの、現状を見ていきます。

本日はグリーンファーム愛馬会です。

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グリーンファーム愛馬会2017年産募集馬について

まずグリーンファーム愛馬会についてなんですが。けっこう実績のある一口クラブだと思っています。

2017年産でいえば、募集馬のうちの実に半数が勝ち上がっているというのは、特筆事項でしょう。

平均募集価格はユニオンオーナーズクラブよりちょい高めですが、掲示板率も高く、回収金はなかなか多いと思います。

この2017年産募集時(つまり2018年ごろ)に少し入会を考えておりまして、カタログを請求しました。

パッと見渡したところ、けっこう気になる馬が多く、私は18頭中5頭に付箋をつけていました。その子たちの2020年9月時点での現状を、これから見ていきます。

エールプレジール(母アースリヴィング):ファンド解散

父はオルフェーヴル。募集価格は2000万円。

当時オルフェーヴルを片っ端から漁っていたこともあり、迷いなく印をつけた記憶。ただ2000万円は高い気がしますね。たとえ入会していたとしても、出資には至らなかったと思います。

結局、4着が最高で、1勝することはできず、ファンド解散となった模様です。

芝は一度も使わずかあ。

脚元に不安があったのかもしれません。うーん、馬体は気になったんだけどなあ。

ルヴェルソー(母リボントリコロール):1勝クラス

父ルーラーシップ。募集価格は1800万円。社台ファーム産でこの価格、いいんじゃないでしょうか。タナパク厩舎というのもいいですよね。もし入会していたら、出資第一号になっていたかもかも。

母は芝中距離を得意としていたので、この子も間違いなく芝中距離だろうな〜。

と思っていたら、やはり芝中距離で1勝。1勝クラスでも1番人気を背負うほどの実力。今後も楽しみですね。

母父はチチカステナンゴで、母系はスカーレット一族。華やかだし、活躍して血を繋いでほしい血統です。

スペラーレ(母ジャドール):大井へ移籍

父クロフネ。募集価格1600万円。

母父フジキセキ、きょうだいも勝ち上がり率が高く、馬体に惹かれたわけではないですが、なかなか良さげに感じました。

ダート中距離を中心に、4着が2回、5着が1回。9戦の後、大井へ移籍が決まったようです。

まだまだ楽しめそうですね。大井での活躍に期待です!

ワンスウィートデイ(母カクテル):3戦で引退

父エピファネイア。募集価格は1500万円。エピファネイア初年度でこの価格はなかなかリーズナブルでは?

馬体はいちばん好みでした、この募集馬の中では。

しかし3戦で引退…。

DDSPという、口の中の症状に悩まされていたみたいです。とはいえこの成績は、うーん、まさかという気もします。

まあ私は初年度産駒には出資しない派なので、入会していても出資はしなかったと思いますが…。しかしこれは意外な成績。

フラワーエッセンス(母マウントフジ):1戦で引退

父ケイムホーム。募集価格は800万円。これは安値の割りにかなり期待できそうだと思います。

が。骨折に悩まされ、1戦で引退。力の出しきれぬままでしたね。

怪我ばかりは仕方がありません。

勝ち上がりは気になった馬5頭中1頭のみ

グリーンファームのこの世代は勝ち上がり率50%ながら、私の気になった馬の勝ち上がり率は20%。これはダメダメすぎる!

ただ、ただですよ!自己フォローしておくと、たぶん上記5頭のうち、出資に至ったのは1勝したルヴェルソーだけだと思うんです!そしたら勝ち上がり率は100%だもんねー!

何急に早口で負け惜しみ言ってんのよ!

結論としてましては。あまり自分は、グリーンファーム愛馬会とは相性よくないかもしれませんねえ。

この2017年産世代で稼ぎ頭となっているグランマリアージュは、スウェプトオーヴァーボード産駒で募集価格が1400万円の馬。馬体はさして気にならなかったですし、この血統で1400万円はちょっと尻込みしちゃう額だと思いますし。

2番手のロンドンデリーエアは、カタログ請求時にはいなかった馬なので、よくわかりません。ただタートルボウル産駒の1600万円…これもちょっと尻込みする価格かなと。もう回収率は100%を余裕で上回っていますが。

総じて感じるのは、グリーンファーム愛馬会は意外性がユニオン以上に高いような。堅実そうな血統が思ったほど振るわず、ややマイナー寄りな血統で活躍馬が出る傾向です。

オルフェーヴル産駒やロードカナロア産駒がパッとしないっていうのがなんとも不思議なところ。

将来入会するとしても、よくよく傾向を探っていって感触をつかんでおく必要がありそうです。

2020年募集馬(2019年産)もカタログはいただいているので、いずれ気になる馬を紹介するかもしれません!