一口クラブに入会していると、月1ペースで会報誌が届きます。ただし、最近では完全デジタル化と省エネ目的で、アナログな会報誌を発行していないところもあります。
我が家の場合、友駿ホースクラブの「City BRIDGE」(いま調べて初めて名前を知った)と、ユニオンオーナーズクラブの「My Horse」、2つの会報誌が届きます。
全然読まない会員さんもけっこういるらしいんですが、私の場合はなかなかに読み込みます。活字好きなんですよ。
ただ正直、友駿の会報誌については、募集馬の売り込みが押し付けがましく、あまりいい会報誌とは思えません(コラムも、原良馬さんが逝去されてからは楽しさ半減)。その点、ユニオンの会報誌は馬産地愛に富んでいて、読み応えがあります。
牧場を尋ねるコラムとか、入会したては「そんなの全然興味ないよ!」と思っていましたが、牧場や募集馬のことを知っていくうち、これが楽しみで仕方がなくなりました。
プレゼント企画も毎回面白いわよね。
そんなユニオン会報誌。去年末に届いた2021年1月号が、個人的に非常に興味深い内容となっていましたので、ここで紹介しておきます。
「大感謝キャンペーン」がすごい
まず、開いた最初のページ、代表である藤原悟郎さんのどこかホッとする笑顔とともに銘打たられた「大感謝キャンペーン」がすごいんです。
まとめるとこんな感じかしら?
- 2021年1〜4月の月初、会員から抽選で100名に、出資優待券を9日までに郵送
- 優待額は、1月は5万円、2月は3万円、3月は1万円、4月も1万円
- 使用期間は発行月のみ
- 優待は新しい出資馬の競走馬出資金に充当できる
たとえば2021年1月なら。1月9日までに5万円優待券が届き、その月のうちに、2019年産の出資に当てられるのです。我が家には届かなかったけどね!
5万円なら出資したくなっちゃうわね〜。
そうね〜3万円も考えちゃうね。1万円だと…うーん微妙だな。
このキャンペーンの何がすごいって、宣伝が会報誌のみでしかされておらず、公式サイトや公式ツイッターでは一切触れていないこと。内々で済ましたいの?
総額1000万円という大盤振る舞いのキャンペーンなのに…外部に宣伝しないってどんだけストイックなんだユニオンさんは。
ケチな私でさえ「おっ」となる企画なので、ぜひ来年以降もやって欲しいですが…。コロナで懇親会やツアーが組まれなかったからこその企画という気もしますね。来年はやらないか。
1月はダメでしたが、2月の3万円に当選したら、出資したいな〜。あの子とか、あの子に…。
というわけで、楽しみがひとつ増えた感覚ではありますね。いいキャンペーンだと思いました。
エッセイが郷田真隆九段だった
有名人を招いてのエッセイは、毎回なかなか乙なチョイス。最近だと佐藤哲三元ジョッキーが寄稿されていました。「ザ・ロイヤルファミリー」で山本周五郎賞とJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真さん、あとは中日マスコットのドアラも印象に残っています。
そんなエッセイ、2021年1月号は将棋棋士の郷田真隆九段でした。将棋好きな私としてはこれもスマッシュヒットでしたね。
「いまだにルドルフは好きじゃない」という一文がいかにも郷田九段って感じ。読み応えがあります。
芸能界だったりスポーツ界だったり棋界だったり、いろんなところにオファー出してますねユニオン会報は。今後もどんな意外な人物が登場するのか、楽しみであります。
クイズが難易度高めだった
毎月行われるクイズ「私は誰でしょう?」。「私の成績は○勝○敗です」「4歳の春に初めて重賞を制しました」と言った、10個ほどのヒントから競走馬を当てるクイズなのですが、2021年1月号はかなり難しめのように感じました。
だいたいG1の勝ち馬がオーソドックスなのですが、今回はG2勝利馬が正解でした。
くわしい内容をここに書くのはまずいと思うんで控えます。
このクイズ、いつもだいたい正解の馬の遠縁が募集馬にいたりするのですが、今回はまったくそういうのもないんですよ。まったくもって無関係な馬が正解なのです。しかも若干マイナーな馬。
だいたい100通くらい応募があって、ほぼ全員正解のクイズなんですが、今回は低めなんじゃないかなと思っています。ゆえに正解者抽選でもらえるプレゼントに当たるかも。ちょっと期待。
おわりに
ユニオンの1月会報誌は他にもお正月のプレゼントがあったりで、楽しみがいっぱい。どれかひとつでもいいんで、当たってほしいものです。
大感謝キャンペーン、2月か3月、当たってくれたら追加出資しますぞ〜。