ニューワールドレーシング改め京都サラブレッドクラブ(以下、京サラ)が、いつの間にやら2019年産の2次募集をしていました。
去年末に発見したのですが、11月から募集していたみたいですね。全然知らなかった。
募集馬の一覧はこちら(PDFです)。
新年明けてHPリニューアルされたらしく、サイト内だとどれが1次でどれが2次募集馬か、区別つかなくなっちゃってますね。いいのだろうか。気になる人も多いと思うんだけども。
ちなみに1次募集で気になった馬のリストはこちら。
京サラはダートで強い馬を輩出することを宣言していますが、果たして。
2次募集の気になったことについて、書き留めます。
ちょっと芝っぽいのもいない?
1次募集は「ザ・ダート」っていう血統ばかりでしたが、2次募集は芝っぽいのもけっこいるような。
パワーオブフェイスの2019(父イスラボニータ)やシェリトリンドの2019(バゴ)なんかは、芝っぽいようにも見えますが。
代表である山上氏のコメントにも「芝で結果を」みたいな表現が散見されますし。ダート特化クラブの宣言はどこへやら。ブレッブレじゃないですか。
こういうのはあまり好かないですね私は。
血統は安パイなところを攻めた感じ
今回はホッコータルマエ産駒やシニスターミニスター産駒など、きちんと結果を出している血統が多めですね。堅実派というんでしょうか。まあ無難ですよね。
とはいえ、1次募集もそうでしたが、あまり私が惹かれるタイプはいないんですよねえ…。
強いていえば、シニスターミニスター産駒のベストレートの2019ですが。
シニスターミニスターの当時の種付料は200万円。そして募集価格が600万円。破格すぎて逆に警戒しちゃいます。
てか、全体的に安すぎです。堅実な血統ゆえに、あれもこれもと手を出して、安物買いの銭失いをしちゃいそう。良くも悪くも横並びなラインナップですし。
もっとも気になったのはバンデ産駒!
そんな中でもっとも気になってしまったのは、グレーストスカーナの2019。
父はなんとバンデ!エピファネイアの勝った菊花賞3着馬。コテコテの長距離血統です。
よくこの血統を掘り出し、募集にかけたなと。別の意味で感心します。
そして馬体ですよ。2次募集のメンツの中ではダントツに良いように思います。これは、どなたが見ても満場一致じゃないでしょうか。山上氏も「見よ、この筋骨隆々とした馬体を!」と一押ししていますよ。
セリで176万円で落札、300万円で募集。良心的すぎますね。これは入会していたら迷わず出資しますね私は。
さらに山上氏のコメントでは「マイナー種牡馬を応援する気持ちでお付き合いください」とのこと。
これは応援しちゃいますよ。
南関募集は難関なの?
ということで、気になった馬はバンデ産駒1頭ですね。また2年後くらいに現状を振り返りたいと思います。
京サラ、2次募集は悪くないなと思いました。結局総勢で20頭弱いるというのも、友駿と比べて選り好みできるのはいい点だなと。
入会したい気もしてきました…。
ただ…南関で募集をかけてくれないことには、私は入会したくないかな(気持ち揺れてるけど)!
確か京サラになったときに、山上氏が言っていましたもの。「南関でも募集をかけたい」って。それを信じて待ちたいですね。まだ南関競馬の厩舎との交渉が進んでいない感じでしょうか。難航しているようです。難関なんですね。南関だけに。
うまくオチがついたところで終了です!