【ユニオンOC2018年産】気になった馬の現状を見てみる

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ユニオンオーナーズクラブの2018年産、2021年時点で3歳募集馬のうち、個人的に気になっていた馬たちの現状を書き留めておきます。いわゆる2年越しの「答え合わせ」。

ちなみに去年の同じごろに、「出資したかったけど見送った」馬のラインナップはまとめていました。

ここで紹介している6頭のうち、ミッシングピース(母キャントミス)は残念ながらデビュー前に病死となったため、ここでは書き留めません。本当に本当に残念。

代わりにここでは、カタログが届いた時点で印を付けていた3頭を追加で書いておきます。

何その後出しジャンケンみたいなの!?

うんまあ、その3頭のうち1頭がどえらい活躍をしているので…悔しいから書いておきたいんです。

先述の6頭は、「お金に余裕があれば出資ていたのになあ。カーッ!」っていう募集馬でして。印を付けていながら出資対象にならなかった3頭にはそれなりの理由がありまして、それもここできっちり書いておきます。そうです負け惜しみです。

その点も了承いただきつつ、気になった馬たちの現状と振り返りです。

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リングボーイ:2戦でファンド解散

父シニスターミニスター。母マリアージュ。募集総額は1600万円。矢野牧場期待の1頭。

この世代の人気馬で1次抽選となりました。確かに馬体はよかったです。もし仮に1次で満口になっていなかったら、出資していたかもしれません。

しかし蓋を開けてみますと…気性難で2歳に去勢という事態に。

ようやくデビューしたのは3歳5月の未勝利。結局13着を2回繰り返し、ファンド解散となってしまいました。現在は岩手で走っています。

うーむ。これほど鳴かず飛ばずとは。

どこで歯車が狂っちゃったんでしょうか。募集当時は本当によく見えたんですが。ちなみに育成場はシュウジデイファームでした。

盛岡で最近1勝したようで、今後の活躍に期待です。

パンプイットアップ:8戦でファンド解散

父スズカコーズウェイ。母セクシーシューズ。募集総額は1200万円。グランド牧場&伊藤厩舎のグランドライン。

馬体は好みですが、いかにも地方向きそうに感じ、出資は見送りました。

8戦でファンド解散。最高着順は7着でした。

現在はこの子も盛岡ですね。やはり地方とは相性いいようで、順調にクラスがアップしています。頑張ってほしいですね。

シュンガイト:5戦で引退

父キンシャサノキセキ。母リヴァプール。募集総額は1500万円。

配合と厩舎ともに魅力を感じたものの、「どうもキンシャサノキセキは良し悪しがわからん」という理由から出資を見送り。募集額もちょい高い気がしますね今思うと。

改めて募集時の馬体を見直して、やはりいい馬に感じますね。個人的には。

しかし5戦で引退、繁殖にあがったようです。

うーん。サンデーサイレンスの3×3ってのも難易度を上げていますね。判断のつきづらい1頭でした。

カドル:ケガでデビュー前に引退

父モーリス。母マスターエクレール。募集総額は1200万円。

父新種牡馬、きょうだいもまだ実績が出ていないということで出資見送り。

デビュー前に大きなケガが発覚、デビュー叶わず引退となりました。

ケガは仕方ないですね。判断難しい1頭でした。

ただひとつ感じることとして、「上物ばかりが立派」なタイプって、脚元に不安があることは多い印象です。私の過去の出資馬だとエフォールシチーがそれに近かった。

1歳時点で立派すぎるくらいに映る募集馬は、かなり警戒対象かなと思っています。

それと、私が気にしている馬に限ってそうなのかもしれませんが、どうもモーリス産駒はケガに悩まされている子が多い気がしています。もう何世代か確認する必要はありますが、この点は気にしておきたいですね。

ネフェルタリ:1勝クラス

父アメリカンファラオ。母ホワットアスポット。募集総額は2600万円。

この世代の注目馬の1頭。何せ父はアメリカ三冠馬ですから。しかしこの募集額は、貧乏一口馬主の私には手が出せませんでした。

現在1勝クラスで頑張っています。

ややクラスの壁にぶつかっている印象ですが、いずれ勝ち上がる日が来るんじゃないでしょうか。この血統ですからね、いつ覚醒してもおかしくないと思います。応援します。

ここから先はカタログ段階で印をつけた追加の3頭です。

ノーデザイア:6戦でファンド解散

父フレンチデピュティ。母レーヴドべティ。募集総額は750万円。

馬体に惹かれたものの、データ面で強調できない部分が多く早々に出資は見送り。また、産地の橋本牧場さんについては冒頭に書いたミッシングピースの方がよりよく見えた点も見送り材料でしたね。

6戦でファンド解散となりました。サラオクで競売にかけられています。

てっきり繁殖に上がると思っていたので意外。子どもには期待できそうな配合だと思ったのですが。

ちなみに母の2020年産駒は、父がシニスターミニスターで、こちらも活躍が楽しみな1頭。ユニオンで募集してくれるかと期待しましたが、セリ取引でした。286万円だそう。

ブレーヴトライ:1勝クラス

父マクフィ。母オービーレディー。募集総額1000万円。

この子を早々に切った理由は明白で、同じマクフィ産駒のリヴァーシャノンに出資を決めていたから。さすがに同じ新種牡馬産駒2頭に出資するのはリスク感じてしまいました。

浦和の交流戦で1勝し、現在1勝クラスです。

やっぱり改めて募集時の馬体を見てみて、マクフィ産駒はいいですね。当時の確信が間違いなかったことは、現在の産駒たちの活躍を見れば明らかです。いやーよかったよかった。うんうん。

リヴァーシャノンちゃんにも頑張って欲しいわね!

ブレーヴトライは、浦和で勝ち上がったように、地方の方が楽しめそうな気がしますね。今後も活躍に期待です。

レイハリア:重賞2勝!

父ロードカナロア。母ライトリーチューン。募集総額は1800万円。

いやはや、これほどの活躍とは…。

これを書いている時点で、現在4連勝中。重賞を2勝しています。化け物か。

早々に切った理由は、当時私はロードカナロア恐怖症にかかっていたから。ラヴィッスマンでかなり手痛い思いを喫したため、ロードカナロア産駒には慎重にならざるを得ませんでした。実際、ユニオンのほかのロードカナロア産駒も、けっこうくすぶっていますからね。。。

そんなわけで、どう転がっても、この子には出資できなかったというのが正直なところ。でも、カタログ到着段階ではとても気になった1頭でした。

ロードカナロア産駒では新しくサイレントソニックの2020に私は出資しています。レイハリアに続く活躍をしてほしいですね。

まとめ

というわけで、とにかくレイハリアの活躍に度肝を抜かれた、2018年産世代でした。

ユニオンの過去を見返しても、これほどの大出世を果たした馬はそれほどいないんじゃないでしょうか。そのくらい素晴らしい馬です。

気になった馬9頭のうち、デビューできたのが7頭で、勝ち上がったのは3頭か〜。

うーん、まずまずといったところ…。

この世代はほかにスマッシャーやスライリー、そしてクープドクールやスカリーワグなど、2勝以上をあげている馬が多く、かなりの当たり世代だったといえます。

そのいずれにも出資できていない私って一体…。

かなり悲しくなっちゃいますが、言い訳を申し上げますと、当時は本当に本当に予算がなくて…。この2歳上の世代に5頭と自分基準では強気に出資していて、その内の3頭がまだ現役だったんですよ。これが重荷となっていて、2018年産は結局リヴァーシャノン1頭にしか出資ができませんでした。

とはいえもし予算が潤沢にあっても、彼ら2勝馬には手が届かなかったでしょう。個人的には、当たり馬が多いながらも、非常に難解な世代だったと感じています。

まあ、自分が所属しているクラブが絶好調で何よりです。いずれ私も素晴らしい馬に出会えることでしょう!

そんな風に前向きな気持ちになりながら、2018年産の振り返りを終わりたいと思います。