ヴェローナシチーは神戸新聞杯5着/スクリプタムのデビュー戦について思うこと

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神戸新聞杯に出走のヴェローナシチー。結果は5着でした!

どんな展開であれ馬券には絡む(=菊花賞出走権を得る)ものと思っていましたが…こんなケースもありましたかぁ!

スタートがパッとしなかったですね。後ろからの競馬、最終コーナーは内から捌こうと目論むも、ペースが緩かったゆえに集団が一塊になり、仕方なしという感じで外から直線だけで差す展開。

正直ヴェローナらしくない走り方でした。直線の伸び方もいかにも休養明けって感じで重たげでした。

それでも5着にまで伸びてくれたのは収穫でしたが。

3着内に来なかったってことは…菊花賞出走は厳しめ?

それがどうやら回避馬も多いらしく、賞金的には菊花賞出走は可能の模様。

今回の叩きで一変、本番は距離も向くと思うしいい内容が期待できると思います。

しかしそれにしても…。

馬券大損こいてもうター!!!!

絶対3着内硬いと思ってましたからね。結構買ってしまいましたよ。少なくとも本レースの賞金配当だけではまかない切れないくらいの額が吹っ飛びましたです。。。。

それでも菊花賞は、さらに賭けてしまいそう。最初からこの馬は「菊花賞!」と思ってましたからね。

というわけで引き続きどうか応援お願いします。

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スクリプタムのデビュー戦について

さてこちらは出資馬の話ではないんですが。ヴェローナと同じ日曜、中山の新馬戦ダート1200にてユニオンOCのスクリプタムがデビューしました。

キズナ産駒ですが遅咲きということで低価格帯800万円での募集馬。早々に満口となった馬でした。

小桧山厩舎というのも一口としては珍しかったですよね。私も募集当初より気になっている馬でした。

その馬のデビュー戦だったわけですが、どう考えても稽古が足りない中での出走、しかもダート1200ってのはちょっとさすがに距離短すぎじゃないかと思っていたんです。

で、結局最下位。1着とのタイム差は3秒3ということでタイムオーバーにはならなかったようですね(確か5秒でタイムオーバー)。最後は脚が使えているので次に望みがつながった、みたいな厩舎からのコメントがありました。

うーん。新馬戦ってのはどうあがいても一生に一度しか出られない舞台。これを陣営がどのようにとらえるのか、それぞれの考えがあるわけですけども。個人的にはあまり歓迎できないデビューの使い方でしたね。

そもそも本馬は遅生まれでありデビューも遅くなりがちなタイプ。年明け3月ごろの3歳新馬戦も間に合わない気配が濃厚だったので、今回の入厩で無理くりにでもデビューまで走らせた、みたいな邪推ができてしまいます。しかも短めの距離ならタイム差そこまでにはならないだろう、ということもあって短距離を使った的な。そんなところ。

つまり馬の適性云々ではない新馬戦の使い方をしたようにも思えたわけです。

そんな予想の上で言えば、小桧山先生的にはクラブや馬主を思ってのこの選択、この結果だったともいえますが。しかしどうなんでしょうか。

馬の今後を考える意味では、あんまり意義のある使い方とは思えないんだよなあ。

確かに出走手当も入るし身入り的な話で言えばプラスの使い方なんだけど。でも競走馬って1戦1戦が消耗戦なわけで、こんな望みゼロに等しい消耗の仕方っていかがなものなんでしょうか。

このまま在厩して使い続けるのであればこの邪推はハズレなんですけども。であれば余計、デビューの条件はじっくり見極めて欲しかったと思うのですよね。1800くらいが良さそうに見えますからタイプ的に。芝かダートかはわからんけど。

とにかくわかったことは、小桧山厩舎の方針でした。

こういう感じの使い方をされる厩舎なのだなと。いいとか悪いとかではなく、方針の部分ですね。それがわかったのは収穫でした。まあ雰囲気的に小桧山厩舎所属のユニオンはこの馬限りな気もしなくもないけども。

スクリプタム。色々面白い要素が多かったゆえに、ちょっと個人的には残念なデビュー戦でした。もっとじっくりゆっくりで、3歳未勝利でのデビューでも良かったと思うけどなあ。まあこの1戦がいい方に転がって、次戦であっさり上位に、なんてこともあるかもしれないんで、そうなったら私はクルッと掌を返すと思いますけども。

いずれにしろ、スクリプタムには今後も注目していきます。

以上、ちょっと真面目な一口視点での話でした。やっぱり厩舎って相性あると思いますので、どういう運用や方針の厩舎なのかをきっちり見極めてからが肝要。自分のイメージと近しい使い方をしてくれる共感できるところに出資するのが正解かなと思いますよ。ユニオンでは会報誌で調教師インタビューも掲載していますが、あれもすごい参考になります。