【2022年版】母父ルーラーシップの将来性を占ってみよう

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本記事は2022年10月時点のデータを参考に作成しています。

どうも、母父ルーラーシップで当たりを引きたいマンです。

いいと思うんですよね〜母父ルーラーシップ。なにしろ馬格がある。小柄にでがちなサンデーサイレンス系(とくにディープとステゴ)の弱点を補う名目で、ぜひSS系×ルーラーシップの配合をいっぱい馬柱で見たいなと感じている毎日です。

なにしろあなたはルーラーシップが大好きよね!

はい。

父キングカメハメハに母父トニービン、母母父ノーザンテースト。この配合で2010年代に国際G1を制したってのは大きな意味があると思うんですよ。破天荒なレースぶりも印象的です。

いろんな配合を楽しめそうですし、馬格のいい子が産まれそうですし。将来性は抜群かなと。

というわけで母父ルーラーシップのこれからについて占ってみます。

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現役活躍馬の傾向

まだまだ母父ルーラーシップの競走馬は少なく。2022年時点で3歳以上だと20頭ほど、2歳は40頭ほどが登録されています。1歳は68頭、順調に増えていますね。

3歳勢での筆頭株は牝馬のルージュリナージュ。父はスピルバーグ。東サラ募集馬です。

この子に関しては体重は小さめ。でもやっぱりディープ系との相性はいいように思いますね。まだサンプル数が少ないのでなんとも言えんが。ちなみにサンデーサイレンスのクロス入ってます

他に父エピファネイアでの勝ち上がり率が高い。該当馬ですでに勝っているのは3歳ではテラフォーミングミント、2歳馬ではシルクのエナジーチャイムが将来性豊か。

上記エピファ産駒はいずれもサンデーサイレンスのクロスが入っています。

とくにエナジーチャイムは日本競馬の未来を占う配合といえそう。母母父ディープですから。でも体重はちょっと軽めなんですよね。そこは気がかり。

そして何と言っても挙げておきたいのが2歳馬のオールパルフェ

サンデーサイレンスのクロスに加え、MonevassiaとKingmamboの全兄妹クロスがかかっています。

この配合がね〜たまらんのですよ!

本馬は体重も十分にあるので、クロスが多い割に健康面も心配なさそう。この配合が走るのであれば、母父ルーラーシップの未来は明るいのではないでしょうか。

強めのクロスは欲しいよね

といった感じで、活躍馬の傾向というのは探りやすくはあります。

クロスは意識したいですよね。サンデーサイレンスを筆頭として、キングカメハメハ意識でも面白いし、トニービンやノーザンテーストのクロスがかかった配合もガンガン出てきて欲しいなあ。

クロスをかけながらも健康そうなタイプが出てくれれば、息長く楽しめるのではないでしょうか。

そしてルーラーシップ産駒がそうであったように、芝だけでなくダートでも活躍期待が持てるのは大きいですよね。

一口馬主クラブの2021年産母父ルーラーシップ募集馬

現時点で、一口馬主クラブの2021年産には、以下の7頭の母父ルーラーシップ募集馬がいます。

募集馬 クラブ 募集総額(万円)
ブラックモリオンの2021(牝) キズナ サンデー 3600
インヘリットデールの2021(牡) エピファネイア シルク 6000
カリンバの2021(牝) ハービンジャー シルク 2400
パンツァネッラの2021(牝) イスラボニータ 東サラ 2000
プレステッツァの2021(牝) ストロングリターン 東サラ 1800
アメリオラシオンの2021(牡) ゴールドシップ ラフィアン 2000
アルポルトの2021(牡) ロジャーバローズ 友駿 1200

いずれもデビューが楽しみなのですが、中でも実際の写真も見て楽しみだと感じた馬を挙げておくと…。

パンツァネッラの2021は気になる馬体をしています。ただ現状では体重が軽めなのが気がかりですね。

あとはプレステッツァの2021。馬格があっていいんですが、ストロングリターンというのがどう転がるか。シンボリクリスエス系にありがちな馬体詐欺の可能性も…。

父ゴールドシップのアメリオラシオンの2021も触れておくと、血統の割に気性は良いそう。ただゴールドシップ産駒って立派にでがちで、ルーラーシップ肌馬とつけるとますます大柄なタイプが出てきそうな。スピードを犠牲にしたセル戦前のトランクスってイメージが湧いちゃうんですよね。

同じステイゴールド系なら、オルフェとの子が見てみたいなあとは思いますね。

アルポルトの2021について

さて個人的に気になりまくっているのは入会中の友駿で募集中のアルポルトの2021。募集開始当初から出資を悩んでいます。

父ロジャーバローズ。2022年6月時点で465キロと立派な体格です。

ただ写真を見る限りでかいだけという印象もあるんですよねえ。じっくり成長を見守りたいタイプです。

という感じで、母父ルーラーシップは体重面が鍵かも。大きすぎてないかのチェックは必要かなと。ただでかいだけだとスピード能力落ちますからね。他の多くの馬たちが体重が少なくて苦労するのに、贅沢な悩みなのですが母父ルーラーシップはこの点に気をつけたいものです。

活躍に期待したい2歳馬と1歳馬

まだまだデビュー頭数の少ない馬なので、確かな活躍傾向は探れないわけですが。

ルーラーシップ自身にサンデーサイレンスは入っていないのに、歴代の日本で活躍した種牡馬が入っているため、いろいろな配合の楽しめるのが特徴です。

最後に気になる配合の馬を挙げておきます。

やっぱり私は父オルフェーヴルで面白いのが輩出されて欲しいなと感じています。ノーザンテーストの5×4×5がどう出るか。小さくでがちなオルフェーヴルの弱点を補ってほしい!

現状で2歳馬では1頭だけ、ナンヨーウイングがいます。デビュー戦は4番人気で16着と案外でしたが条件変えるだけでもだいぶ結果は違ってくるんじゃないでしょうか。

1歳馬には2頭。キョウエイルフィーの2021マミーフィンガーの2021。特に後者はサンデーサイレンスのクロスも入っていて面白そう。これで体重が多ければ、芝の中長距離で活躍があるかもしれませんね。

他に挙げておきたいのは、まあ無難に父エピファネイアでしょうか。

一口馬主募集馬でも紹介したシルクのインヘリットデールの2021は6000万円の募集馬ですからね…走らない方がおかしい。

2歳馬は以上の1頭だったんですねチチファ(父エピファネイアの略)。

1歳馬では2頭。ブルークランズの2021ホウオウサブリナの2021

これはどっちも面白そうだぞ…!

ホウオウサブリナはマンファスの3×2ですか。デビューはせず、無理せずに繁殖にさせたのだろうか。確かに繁殖としてのポテンシャルを感じます。

いやーなんか夢が広がりますねエピファ×ルーラーシップ。5年後、いやもう2年くらいしたらトレンドになっているかも。

そして最後に紹介は父リアルスティール。

2歳馬でデビュー前は2頭。チュウワスプリングは母チュウワグルーヴは知らないのですが母母チュウワブロッサムは現役時代を覚えています。ナムラマイケルは母ナムラライラは2勝馬とこちらも活躍期待できそう。どちらもサンデーサイレンスのクロスはきっちり入っています。

1歳馬は3頭いますね。ジュエルインザサンの2021はサンデーサイレンスではなくStorm Catのクロスが入っているパターン。なるほどこういう配合も考えうるのか。母はシルク募集馬ですか。セリで660万円ですが期待以上の走りができる可能性ありそうです。

続いてフェレッティの2021。祖母はベストクルーズかあ懐かしい。ベストクルーズはクロフネ×サンデーサイレンスで、時代を謳歌した配合。これにルーラーシップにリアルスティールで、サンデーサイレンスがいい感じにクロスしています。

3頭目はフルボイスの2021。こちらはサンデーサイレンスのクロスはないものの、ノーザンダンサーがなかなか濃い目。クロス入りすぎな感はありますね。実は一つ上の全兄がいて、タッチャブルは2戦して4着が1回。4400万円となかなかの高額取引馬なんですが、うーんなんともいえませんね。活躍を見守りたい。

いやー楽しみな配合タイプがたくさんありますね、母父ルーラーシップ。

とにかく馬体ですね。でかすぎなタイプは危険かなって思っています。出資検討中のアルポルトの2021については、秋以降馬体が引き締まっているようであれば、かなり出資可能性が高まることでしょう。満口になるタイプではないと思うので、じっくり見ます。

あとは父オルフェーヴルで大物誕生を私は期待したい。まだ数が少ないので…登場は4年後か5年後か…気長に待ちたいと思います。

母父ルーラーシップの考察は、来年も行いたいですね。これからの流行になると勝手に思ってるし。