【友駿HC2022年産】カタログが届いたので気になった馬などまとめ

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友駿ホースクラブの2022年産募集馬カタログが届いたので、気になる馬など書き留めます。

ちなみに去年の記事はこちら。

2021年産は10頭でしたが、今年は2頭増えて12頭のラインナップ。

これはクラブ努力ととらえるべきでしょうか。会費を払っている身としては選択肢は多い方がありがたいですからね。

とはいえ2022年の友駿の成績は悲惨。今週末に出資馬ヴェローナシチーの出走が控えているものの、今の所年内は1勝と、過去最低な勝率です。

入会金無料キャンペーンとかやってますが、こんなんじゃ新規会員は来ないだろうなあ。

脱会者も多いことでしょうし。相当強いテコ入れがないと、友駿の未来は明るくならないのではないか。

この2022年産はかなり大事な世代だと思いますが、果たして。

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表紙はもちろんヴェローナ

当然ですね。この1年で活躍した友駿馬といえば彼か、本年友駿唯一の1勝をもたらしたペルセウスシチー。まあ表紙に使うなら菊花賞に出たヴェローナでしょう。

これは菊花賞じゃなくて白百合ステークスの時の写真ですかね。鞍上が酒井騎手に見えます。違うかな。ちょっと自信ない。ちなみに背景にも青々したヴェローナが映っていますが、こちらは団野くんが跨っているように見えます。なんで違う写真使ったんだ。どういう意図だ?

重賞レースチャレンジクイズももちろん開催

2022年産に一口でも出資すれば参加できる重賞レースチャレンジクイズ。総額は300万円。

2023年の10のレースの1着馬を予想、当たれば的中者で賞金を山分けです。

2022年は参加したのですが、まあ悲惨でした(最後のクイズの有馬が終わったら記事にする予定)。

当たる気がしないので、2023年は不参加でもいいかなあ。つまり2022年産の出資は来年の冬以降でもいいかなって思っています。多分そんなにすぐ口数埋まることもないだろうし。

関東は牡馬だけ、関西は牝馬多めというバランスの悪さ

これ謎。

関東所属は牡馬6頭、関西は牡牝3頭ずつなんすよ。

バランス悪い。

もうちょっとなんとかならなかったのか…。

そろそろエスポ産で大物出てもいいのでは?

友駿といえばやっぱりエスポワールシチー産駒。今年も2頭募集かかってます。

現2歳勢もインテンスシチーが新馬戦4着と奮闘。そろそろエスポワールシチー産駒友駿馬ですごいのに出会いたいですね。

今年の2頭はですね、なかなかいいのではないかと思っておりますよ。

それでは1頭ずつ見ていきます。

友駿2022年産1頭ずつ見てみる

フロイラインシチーの2022(牡)

フロイラインシチーの2022は父オルフェーヴル。募集総額1800万円(3.6万円×500口)。上原博之厩舎予定。

顔の大流星が特徴的。

生産者コメントで「ノーザンテーストのクロスの影響かも」と書いていましたが、本当だ。確かにノーザンテーストにお顔が似ている!

これはこの世代の中では人気が出そうなタイプですね。

個人的にはローミンレイチェルの牝系は好きだし、母父フレンチデピュティなのも好印象。楽しみな1頭だと思います。

ディオーサシチーの2022(牡)

ディオーサシチーの2022は父サンダースノー。募集総額1400万円(2.8万円×500口)。萱野浩二厩舎予定。

まさかのサンダースノー産駒。これは一言で「見」でいいでしょう。

2023年はサンダースノー初年度産駒デビュー。彼らの活躍を見てから出資を決めるのがベターです。

現状見た目もそこまでパッとしないですし。

生産者はインザウイングスのクロスがポイントと話していますが、それも正直まだ半信半疑ですよね。初年度世代で同じようなクロスを持っている馬がいるようなので、彼らの様子を探ってからにしましょう。

スコルピオンキッスの2022(牡)

スコルピオンキッスの2022は父ミッキースワロー。募集総額1300万円(2.6万円×500口)。相沢郁厩舎予定。

ディープ系×フレンチデピュティ、サンデーサイレンスの4×3。これからのトレンドって感じの配合です。

この母にとっては初めてのディープ系との産駒みたい。上には父エイシンフラッシュで活躍馬が出ていますね。チョッチ癖がある印象。

こういうタイプは大人しくストームバード系とかの方がいいように思いますけどね。サンデーサイレンス系よりは。

ヴェローナと同じカミイスタット生産という点は○。厩舎も私的には魅力に映りますね。

コハルビヨリの2022(牡)

コハルビヨリの2022は父フォーウィールドライブ。募集総額1200万円(2.4万円×500口)。古賀慎明厩舎予定。

アメリカンファラオの孫。

父は芝で活躍したということで母方のヘイローの血が騒ぐのでしょうか。そして日本国内のサンデーサイレンス系繁殖馬とヘイローのクロスが期待できると。

新種牡馬だし、初仔だしで、私はちょっと出資ができないタイプですね。データ未知数すぎます。

ライムチャンの2022(牡)

ライムチャンの2022は父エスポワールシチー。募集総額1000万円(2万円×500口)。西田雄一郎厩舎予定。

今年の友駿エスポ産駒1頭目。

姿勢がいいですね。好印象です。

ただ体重が260台と少ないので現状では強気にはなれませんね。サンデーサイレンスのクロスというのも、エスポ産駒の場合はちょっとどうかなとも感じる。

個人的には、この繁殖牝馬には素直にディープ系がいいんじゃないかなあと思いますけどね。リファールを意識する配合の方がいいと感じます。素人意見ですが。

ユアインマイハートの2022(牡)

ユアインマイハートの2022は父ヘンリーバローズ。募集総額1000万円(2万円×500口)。伊藤圭三厩舎予定。

良かったいましたグランド牧場産馬!

今年の冬毛もっさりっこはこの仔ですね。ヘンリーバローズに母父ハーツクライ。新時代を感じる配合です。

サンデーサイレンスの3×3は活躍馬出ていますがまだまだ懐疑的、リスキーと私は思っています。

あとカタログの母についてのコメントが「フサイチガサス」「ートムキャット」と連続で誤字ってるのが気になります。

とはいえグランド牧場産、伊藤厩舎、1000万円って考えると。とりあえず出資してみたくはなりますね。

ここから関西馬です。

フルールシチーの2022(牝)

フルールシチーの2022は父モーリス。募集総額2000万円(4万円×500口)。西園正都厩舎予定。

やっぱりこの母の子はいいですね。

去年はファインニードルの仔で2000万円。それを踏まえると、相対的にはお買い得とも思いますが。モーリス×サクラバクシンオーという配合も良さそうな気がする。

フルールの子はこれまで若干小さめに出ていたと思いますが、本馬は350キロとボリュームも十分。クロスのかかり方も好み。

これは人気になりそうな1頭です。フルールの子は毎年人気だけど。

ビヴァレッジクイーンの2022(牡)

ビヴァレッジクイーンの2022は父ルヴァンスレーヴ。募集総額1700万円(3.4万円×500口)。佐々木晶三厩舎予定。

大注目のルヴァンスレーヴ産駒。

確かこの世代の種付数No.1じゃなかったでしたっけルヴァンスレーヴ。馬体とかはまだまだなんともいえない感じですが。本馬はシアトルスルーのクロスがかかるんですね。ふむふむ。

野坂牧場という名前を見たことがなかったんですが、以前は結構友駿で募集はかけていたみたい。ユニオンでも募集はしていたんだけど、相性はすこぶる悪かった模様です。この生産牧場のことはもうちょっと調べないといけないですね。

アドアードの2022(牡)

アドアードの2022は父アルアイン。募集総額1500万円(3万円×500口)。羽月友彦厩舎予定。

出資するならまずはこの子からですかね自分は!

母は社台出身。社台レーシングやG1レーシングで産駒は募集されていたようです。ディープインパクトも3回も付けていたようですが、結果は伴わず。期待はされていたんでしょうね。

名門の出って感じで確かに雰囲気はいいです。大きさも申し分なし。アルアインも楽しみな新種牡馬です。

この馬は育成場次第で決めたいかもですね。それまでに埋まらないといいな。

1500万円はちょっと高い気もしますが。

メモリーコバルトの2022(牡)

メモリーコバルトの2022は父エスポワールシチー。募集総額1200万円(2.4万円×500口)。北出成人厩舎予定。

今年の友駿エスポ産駒2頭目。

動画の雰囲気が良さげで人気しそうなタイプです。

写真はさほどよく映ってないんですけどね。でもどこかいいものを持っていそうな気も。

ブライアンズタイムのクロスはいいですね。全力でダートに振り切りますってな威勢が見え隠れしていて、なんかワクワクします。

谷川牧場の友駿提供は初めてですかね?

成長見守りたいです。

マリアネージュの2022(牝)

マリアネージュの2022は父リアルスティール。募集総額1200万円(2.4万円×500口)。高橋義忠厩舎予定。

リアルスティール産駒きましたか〜。

生産者コメントによると「預託予定の調教師から最大級の賛辞を賜った」とのこと。一体どんな内容だったのだろう。具体的なところが知りたいよ。

私的には良くも悪くも印象に残らないタイプ。カタオカファーム生産馬は友駿で結構募集されていますが、パピヨンシチー以外はさほどでもない点は気がかりです。

ハニーウィルの2022(牝)

ハニーウィルの2022は父タワーオブロンドン。募集総額800万円(1.6万円×500口)。村山明厩舎予定。

ハニーウィルの2番仔。確か姉ほど軽くはないものの、現時点ではやや物足りないボリューム感。

父タワーオブロンドンは注目ですね。

お顔はお目目ぱっちりで可愛いです。成長次第で検討に入れたいかな。

まとめ

新しい縁(?)の牧場の馬がいたり、例年よりも写真映りのいい馬がいたり(あくまで個人の感想)と、まあまあ工夫が感じられるラインナップかなと思いました。

ただ値段はどうだろう。これは友駿に限った話ではないですが、やっぱり募集馬は高値傾向にある気がします。

現時点で出資意欲高めなのは以下。

アドアードの2022は気になりますね。母父ガリレオがどうなのかってところがあるので、これは後日別で記事を作って考察予定。

そしてエスポ産駒が今年は期待が持てると思っていますが、2頭のうちどちらかというとメモリーコバルトの2022に惹かれています。

上記2頭以外にも、今年は結構気になる子がいます。

フロイラインシチーの2022とフルールシチーの2022は今年の売れ筋なんだと思いますが、確かに気配はよろしいかなと。ただ価格はちょっと強気かな〜と思っちゃいますね。

もう1頭のエスポ産駒ライムチャンの2022も悪くないかなと。価格も1000万円ならリーズナブル。

全体的に雰囲気はいいと思いました、友駿2022年産。ただここ最近の友駿の成績を鑑みると、やっぱり強気にはなれないっすよね。慎重に検討を重ねたいと思います。某国の首相のように。

来年の夏くらいに友駿から更新があると思うので、そのタイミングでまた色々考えようと思います。

とりあえずは静観の構えですね。今年はそういう会員さんが多いんじゃなかろうか。