ユニオンオーナーズクラブの2021年産馬たちの締め切りまで残すところわずかとなりました(5月末まで)。
我が家はこれ以上の追加出資はなさそうなので、ここで気になっていた馬たちについてまとめていきます。
カタログ到着時に書いた気になる馬リストはこちら。
気になる馬は9頭と例年に比べるとややこじんまり。その内2頭(エザルターレ&トレポンティ)に出資。ローズシュクレの2021は残念ながら募集取り下げ。またツアーで1頭気になる馬が増えて出資(バフィー)しました。さらに育成の過程で気になってきた馬が2頭いまして、ここで紹介する気になる馬は差し足しして8頭になります。
順番はほぼ気になった順です。口数情報などは2023年5月頭時点でのものになります。
ヴァシロペス(レッドレネットの2021)
ヴァシロペスは父サトノクラウン。募集総額1500万円(7.5万円×200口)。
募集開始時の馬体に惹かれました。
10月末ごろまで様子を見たかった馬。サトノクラウン産駒の活躍や成長力に対してまだまだ懐疑的でしたので当時の私は…。テクノファーム提供、というのもよくわからなかったし。
9月のツアーのすぐ後くらいに満口。出資は叶いませんでした。
出資していればよかった。と後悔させてくれること間違いなしな育成過程です。
とにかく陣営のコメントが毎回ベタ褒め。これまでこんなにほめ言葉づくしの満口馬っていただろうか。
調教師も相当に入れ込んでいるようで、早期デビューのプランも濃厚になってきました。ユニオン本世代の勝ち上がり第一号になるかもしれませんね。POG的にもこの馬は要チェックですよ!!
シトロンヴェール(ライムスカッシュの2021)
シトロンヴェールは父リアルインパクト。募集総額1400万円(7万円×200口)。
後から気になってきた1頭。
馬体重500キロ超えと、数字自体は大きいものの見た目はそこまで大きくせない印象を感じました。ただ最近私はサンデーサイレンスクロス持ち大型馬恐怖症にかかっておりまして…ヴェローナシチーも同じようなタイプで怪我をし休養を余儀なくされています。脚元がどうしても心配になっちゃいます。
現在40口未満だったと思うので、締め切りまでには満口になるんじゃないでしょうか。最終月のこの5月にネガティブなコメントが届かない限りは。1400万円は安価な印象ですね。
ユズノキ(アイアムカミノマゴの2021)
ユズノキは父ドレフォン。募集総額2200万円(11万円×200口)。
この子も募集当初の馬体には惹かれるものがありました。
ただ当時も書いたように雄大なタイプほど体質に難あり、というのがこれまでのユニオンでの経験からありまして。ここまで喉鳴りの初期診断、骨瘤、捻挫と、よくない予想が当たってしまっています。デビューまで少し時間は要すでしょうか。
ミッドナッツソル(マザイの2021)
ミッドナッツソルは父ビッグアーサー。募集総額1400万円(7万円×200口)。
ツアーで目の前にして気になり始めた1頭です。
走りそうな気がする。問題は価格でしょうか。
1400万円ですと2勝クラス以上の実力はほしいところ。最低でも1勝クラスで掲示板には載るくらいの活躍は必要かなと感じます。父ビッグアーサーは年々評価の高まっている種牡馬ではありますが、それでも中央勝ち上がり率は2割程度、2000万円以上の賞金を稼いでいる馬は10頭ちょっとしか現時点でいません。こういったデータ面を考慮すると、やっぱり躊躇する価格でしたね。
これが800〜1000万円のレンジでの募集だったら迷わず出資行っていたかもしれません。でも、すごく気になるし好きなタイプなので、私の予想を裏切る活躍を見せて欲しいです。
ブレッザマリーナ(ワイキキブリーズの2021)
ブレッザマリーナは父イスラボニータ。募集総額1500万円(7.5万円×200口)。
全兄の活躍から非常に期待値の高そうな1頭です。
価格も手頃かなと。手元に資金があり広めに分散投資できるなら迷わずポートフォリオに入れたくなります。馬体重も500キロ近くにまで増えているんですね。
ただちょっと奥手というか、デビューは遅くなりそうかなという印象がありました。これは募集開始時から感じたこと。頭数を絞って出資したい我が家のスタイルとしては、本馬は優先度を下げざるを得ませんでした。
でも雰囲気はいいですよね。残口もこれを書いている時点で20口未満です。もう満口になるでしょうね。
マリーアムール(パルフェダムールの2021)
マリーアムールは父マクフィ。募集総額1000万円(5万円×200口)。
馬体重の増加がカギとなる馬ですね。
現在も420キロとなかなか増えてきませんね。体重の軽い馬はナチュラルやスピードオブライトで経験しており、いつも報告にヒヤヒヤさせられます。軽い馬を鬼避けする気はないんですが、あまり手持ちにそういうタイプが多いと心臓によくないので、見送りとなりました。
個人的にマクフィ産駒は早熟タイプが多いように感じていて、体重の軽さはネックにもなりそうかなと。その点がどのように克服されるのか。陣営の工夫には注目だと思います。
クリスタルニクス(クレスクントの2021)
クリスタルニクスは父ジャングルポケット。募集総額1500万円(7.5万円×200口)。
募集開始時からものすご〜く悩んでいるのがこの子です。
ジャングルポケットのラストクロップ。母の系もジャンポケと相性がいい。ジャンポケ好きとしては迷わずいきたいのですが、1500万円かあ。この世代の中では一番早く調教を開始したと思うのですが、骨瘤が出たり体重が思うように増えなかったりと気がかりではありますね。募集開始時の予想体重は460〜480だったのですが、現状450前後。まあこのくらいなら悪くはないか?
早期入厩でゲート試験を受けるプランも出ています。
うーむ、募集額が1000〜1200万円くらいだったならなあ。この数百万円の差が結構大きいんですよね。現状で残口警報も出ていないし人気はないのですね。ジャンポケファン、もっといると思ったのだが。
アンジュトレゾール(ティックルピンクの2021)
アンジュトレゾールは父デクラレーションオブウォー。募集総額2500万円(12.5万円×200口)。
気になる馬ですが募集価格がなあ。
出資馬ラヴィッスマンの妹ということで。否が応でも気になるのですが、この金額には躊躇してしまうなあ。当初はわりと気になる順位高かったですが、成長過程も加味して今回はラストの紹介となりました。
デクラレーションオブウォーってのはいいですよね。ただ母ティックルピンクからはド直球なサンデーサイレンス系で活躍馬が出ているので、データ面ではあまり強調はできないかも。
現在残口は40口未満。価格が価格なので埋まるスピードは緩やかでしょうが、本募集馬も満口になるのでは。
1年後に確認です
この世代は関東募集馬が少なく、関東住まいとしてはあまり出資に前向きになれなかったというのが正直なところ。
一方で友駿の関東馬には面白そうな募集馬が多く。今もギリギリ出資を検討している友駿2021年産馬がいたりします。
血統面では申し分ないものの、ユニオンらしくない印象を抱いたのもこの世代。もっとユニークな、他クラブではなかなか見られない馬も何頭かいて欲しかったと思うんですけどもね。ポケッティーノ的なの。
8頭挙げましたが、ほかにもいろいろな意味で注目している馬はいます。三嶋牧場のカラフルメロディーや、先月一気に満口になったラブディーヴァなんかも世代を盛り上げる一角を担いそう。地方募集馬シスターネビュラもすでにデビュープランも出ていて順調そのものです。
2020年産はデビュー率の低さがネックでしたが、2021年産はもう少し上目の数字目指してほしいですね。2歳中に60%以上のデビュー率を達成してほしいけど…難しいのかな。
果たして気になる馬たちは何頭勝ち上がるのか。出資馬の活躍ぶりも含めて、1年後に答え合わせです。
我が家の我が家の出資馬一覧はこちら。