【ユニオンOC2020年産】気になった馬たちの現状を見てみる

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3歳未勝利戦の終了ということで。毎年恒例、ユニオンオーナーズクラブで気になっていた2020年産(2023年時点で3歳馬)たちの現状を見てみたいと思います。

ちなみに2019年産はご機嫌な成績でした。全員出資していればよかったよ!

自分が出資したユニオン2019年産はナチュラルのみ。出資当時の2020年はコロナ禍で何がどうなるか知れませんでしたからね。というか下がりまくった株買い漁ってて、馬にまで手が及ばなかっただけっていう話もありますが。

さて2020年産ですが、デビュー前の春ごろにアップした気になる馬のラインナップがこちら。

このうち、ポケッティーノには出資。残る10頭について、現状を見て行きます!

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エクトゥシュタール(レディナデシコの2020):地方転籍

エクトゥシュタールは父リアルスティール。募集総額1400万円(7万円×200口)。

予算に余裕があれば出資したかった1頭。

中央では掲示板率も高く、やはり能力ある走りを見せています。何より未勝利最終週、未勝利戦に枠がなかったので登録した1勝クラスで2着に入ったのは特筆もの。

この成績を引っ提げて地方転籍ですから、初戦から相当な人気を博すでしょうね。笠松競馬とのことで、ユニオンとの相性もバッチリ。体調さえ大丈夫なら2連勝であっという間に中央復帰を果たすことでしょう。

フウレンカ(スイリンカの2020):地方転籍

フウレンカは父シニスターミニスター。募集総額1200万円(6万円×200口)。

外厩で仕上げていたところ骨折が発覚、全治6ヶ月とのことで、一度も中央で走ることなく地方への転籍が決まりました。トモに弱さがあるとのことなので、これからの成長に期待です。

アンジェララヴ(アンジュラミエルの2020):ファンド解散

アンジェララヴは父ダンカーク。募集総額800万円(4万円×200口)。

個人的には、なかなか評価の難しかった1頭。

募集当初の印象は大きな馬体で好感触でしたが、どうもそこからの成長が今ひとつに感じられました。ダンカークの子はこういうタイプが多い気がするんだよなあ。

3戦しすべて10着以下、ファンド解散となりサラオクに上場され、税抜71万円で落札されています。今後の動向には注目したい。

シャララゲラン(ベイビーイッツユーの2020):引退

シャララゲランは父シニスターミニスター。募集総額2100万円(7万円×300口)。

1戦して骨折が発覚し引退という、厳しい結果に。

価格からもわかるようにかなり期待の1頭だったはず。しかし稽古をつけ始めたあたりからピシッとせず、体質の弱さも見せるように。3歳の6月になんとかデビューに漕ぎ着けたものの、レース後に競争能力に関わる骨折が発覚したため、引退となりました。

そしてその後、行方知れずに…。

どこかで元気にやっているといいのですが。

あなたが大好きなシニスターミニスター産駒だったけど、残念ね。

個人的には1歳夏から秋にかけての成長が今ひとつだったので早い段階から出資は諦めていましたが。ここまで苦難の馬になるとはちょっと予想しませんでした。

ラホーヤストーム(エアラホーヤの2020):地方転籍

ラホーヤストームは父キタサンブラック。募集総額2500万円(12.5万円×200口)。

言わずと知れたラプタスの妹。中央で7戦したものの勝ち上がることはできず、地方笠松への移籍が決まりました。

なんとか巻き返せるといいのですが。

ビターゼノビア(ビタースウィートの2020):1勝クラス

ビターゼノビアは父ヘニーヒューズ。募集総額1800万円(9万円×200口)。

2歳秋の新馬戦を快勝後に怪我で離脱となりましたが、間隔を開けての出走となった1勝クラスでも馬券圏内に入るほどの活躍ぶり。

この世代の桜井牧場産は出資馬スピードオブライトと本馬。2頭とも頑張っていますね。さすがです。

キセキニャン(キセキノハナの2020):ファンド解散

キセキニャンは父メイショウボーラー。募集総額800万円(4万円×200口)。

珍名馬としても注目を浴びた本馬でしたが。

6戦しすべて10着以下、ファンド解散となりました。

サラオクにて税抜85万円で売却、現在は笠松にいるのですが2連勝と先が楽しみな活躍ぶりです。

ラヴァドーム同様、ちょっと手放す決断が早かった気もしますね。とくにキセキニャンは800万の安値馬ですし。もっと良い選択肢があったようにも思います。

アンフォゲット(サクラローズマリーの2020):ファンド解散

アンフォゲットは父メイショウサムソン。募集総額800万円(4万円×200口)。

早々と満口になった安値牡馬です。

レースは2戦ともまったく見せ場なし。走る気がないそう。

サラオクに出品され、税抜102万円で落札。今後の動きに注目な1頭です。

気性面の悪さが解消されれば、ゆくゆくは結果も出てくるのではないでしょうか。

時間はかかるでしょうから、一言で一口向きではなかったですね。新しい環境での活躍、大いに期待しています。

スクリプタム(グラマトフィラムの2020):引退

スクリプタムは父キズナ。募集総額800万円(4万円×200口)。

こちらも800万円という安値馬。キズナ産駒でこの価格だと、逆に警戒しちゃいますが、厩舎とかさまざまなデータを総合すると、わりと出資する見返りを感じる1頭でした。

10戦し、ちょくちょく掲示板には入る程度。引退し繁殖となることが決まりました。

レース賞金は総額200万弱、これと出走手当10戦分なら、十分に楽しめたといえる内容ではないでしょうか。個人的にはこういう馬を見極めて出資し続けることが大事だと思っています。いつかすごいのが引けるんじゃないかなと。いいお母さんになれるといいですね。

ダールフルート(ルタンデスリーズの2020):地方転籍

ダールフルートは父エピファネイア。募集総額2200万円(11万円×200口)。

デビュー戦2着、その後も3着2着と良成績を連発していたのですが…。

浅屈腱炎を発症、全治9ヶ月となってしまいました。

未勝利戦には間に合わないため、地方への転籍が決まっています。

馬体だけで言えばこの世代ではダントツによく見えた馬でしたが。

でかい馬だからこそのリスクでしょうか。同じエピファネイア産駒の大きめサイズで出資馬のヴェローナシチーも怪我で長期離脱していますし。

非常に判断の難しかった1頭。もちろんまだ回答など出ていません。復帰後の戦いにも注目であります。

地方転籍が多い世代だね!

この世代は、出世頭であるスピードオブライトには出資しているので、気になる馬の成績はまあこんなもんかなと。地方転籍の割合はかなり多い世代ではないでしょうか。

そもそも全体的にイマイチな世代なんですよね。

2019年産はこの時期だとすでに2勝クラス以上が4頭くらいいましたからね〜。現状2勝クラスがスピードオブライトとカッティングジェムだけってのは寂しいですな。近々エランティスが勝ち上がるでしょうが。出資馬フェリも楽しみです。

その他、最強の未勝利馬ハルオーブなど、話題性豊富な世代ではありましたが…。

突き抜けた馬が出なかったのは残念なところ。まあユニオンは晩成馬が多い傾向ですから、これからを楽しみにしましょう。

もちろん、地方転籍から戻ってきた組にも期待。出資しているポケッティーノも地方転籍が決まりましたし。今回あげた地方転籍の気になる馬の中にも、将来ビッグタイトルを獲る馬がいたっておかしくない。長い目で楽しむことにしましょう。

さてさて、次の世代はどうなりますやら。

ユニオンOC2021年産で気になった馬はこちらに挙げています。

今回と同様、1年後の今頃に振り返ってみたいと思います。

我が家の出資場一覧はこちら。