【2024年上半期】我が家の株主優待生活報告書

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半年に1度、株主優待生活報告のお時間です。

相変わらず当ブログきっての大大不人気な株式記事です。

こんだけ新NISAだなんだとメディアでは賑わっている風なのに。読まれないなあ。馬の記事のが100倍読まれておる。

まあいいんですけどね…自分用の記録ですから。って毎回言い訳してる。

一応、皆さんの参考になるような内容は心がけておりますので。お付き合いください。

前回の2024年年明けの報告はこちら。

我が家の株主優待スケジュールはこちらに掲載しています。優待内容が忙しく変更されている世の中なので、若干内容の更新の必要ありかも。

それでは株価の評価損益まとめから参ります。

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銘柄別株主優待の合計額&現時点での株価評価損益

保有銘柄取得単価株価保有株数株価評価損益取得優待累計
クリレスHD69911001300521300食事券176000円
すかいらーく15532139.5600351900食事券157000円
ヴィアHD2271281800-178200食事券115000円
京急13021175400-50800全線きっぷや優待冊子など
タカラトミー9993168200433800優待トミカや割引権
オリックス廃止!12773552100227500優待いろいろ
鉄人化計画22246010023800利用券15500円+ほかいろいろ
松風13124680100336800商品いろいろ
ケンタッキー廃止!20006490100449000食事券11000円
BRUNO76498310021900カタログ36000ポイント
空港施設5686041003600食事券5000円
中山福525375800-120000オリジナルカタログ24000円
NTTnew!155151.81300-4160dポイント
日経平均:39583(前集計比+6119)損益計2016440(前集計比+657140)

「株価」「株価評価損益」「日経平均」は2024年6月28日時点のものです。配当は考慮していません(もらえるとこ・もらえないとこいろいろあってややこしいので)。

今回でオリックスとケンタッキーが優待ラストということに。これらがメンバーから外れると損益はかなり下がることになります。

集計時の景況

円安。の一言に尽きますかね。

2023年年末時点で1ドル141円だったのが、いつの間にやら160円台へ。

もっと長い線で見てみると、2020年は104円くらいだったんですよね。ここまでの円安の動きがいいことなのか悪いことなのか、今の時点では何もいえないですが、物価高を招いていることは事実なので、実体経済の中では苦しい生活を強いられている世帯が増えていることは確かだと思います。

我が家も無意識的に消費控えしている感は否めないかなぁ。

でも一方で行政の支援も手厚くて。我が家のある地元地域では買い物した金額に応じた還元策を実施していて、消費額を抑えられ物価高の影響をプラマイゼロできる感じにはなっています。これはありがたい。

さて株の話に戻って、日経平均はドル円の他にもさまざまな影響を受けたように思いますな。

大きくは新NISA、そして半導体バブルですかね。

新NISAについては後ほどとして、半導体関連銘柄の上げ下げは凄まじかったよなあ。

日経平均はほぼ半導体指数的な動きになってましたよね。半導体関連銘柄の上げ下げと連動していました。

2024年2月22日のニャンニャンニャンの日に史上最高値の3万8915円を更新、3月4日には4万円を超え、3月21日頃には4万1000円に届く勢いにまで上昇。この歴史的な出来事も半導体の貢献が大きかったようです。

明らかなバブルだったように思います。

以降は少し熱冷ましモードがあり、3万8000円から3万9000円をウロウロ。しかし6月後半になって決算が続々と出てきたあたりからまた日経平均は上昇気流に乗っており、また4万円に迫る勢いとなっています。

主要銘柄の決算が概ね良好という評価なのでしょう。まあこれも円安の影響が大きいでしょうが。

円の相対的な弱さ

一つ言えることとして。この4年間、円で資産を保有していた人は損をしているってことです。

たとえば2020年時点で100万円を持っていた人は、ドル換算でだいたい1万ドルの価値があったことになりますが、現時点では6200ドルの価値しかないことになります。相対的に相当に円の価値は落ちています。

金(きん)を保有していたり、ドルで持っていたり、あるいは株式とか土地など、円とは違う形で資産を持っていないと、かなり損していたことになります。

そういう意味では、コロナの中でも全力で株を買っていた我が家は勝ち組だったってことね!?

どうなんだろう…負けてはないが勝ってもいないってところじゃないでしょうか。買っていた銘柄が必ずしも勝ち組銘柄だったとはいえませんから。

そんな中、各銘柄について細かく見ていくと、この半年の我が家の株に翻弄された日々がうかがえます。ここから個々の銘柄について書いていきましょう。

日本KFCがTOBされ利確売り

この話は以前にもちらっとしています。

ケンタッキーがTOBされるというニュース。将来的には上場が取り下げられる模様。しかも公開買付価格は6500円!

我が家の取得単価はおよそ2000円で100株保有。これを5月末に6480円で売却。およそ44万8000円の利益となりました。

まさかケンタッキーを手放す日が来るなんて。20年先も40年先も持っておく予定だったのに。優待も6月に届いた1000円分が最後ということに。今後はこの優待生活報告書にも登場することはありません。

さよならケンタッキー。

なんて感傷に浸っている場合じゃねえ!

問題はですね、ケンタッキーを我が家はジュニアNISAで持っていた点なんですよ。

新NISAスタートとともにジュニアNISAは廃止になっちゃったのよね。

そう。ジュニアNISAで取得した銘柄は、名義人が18歳になるまでNISAとして持っていられるものの、売却してつくられた現金残高ではもうNISAで買うことができない。しかも証券口座から引き出すこともできない!

引き出したいのならジュニアNISAで持っている銘柄すべてを売らないといけないらしい。なんだってー!

つまりケンタッキーを売却してできた現金は、ジュニアNISA銘柄を全部売却して解約or名義人が18歳になるまで、証券口座から出せず、懐に入れることはできないと…。

まあそういうことですな…。

ほんとなんなんこれ。せめてTOBとか上場廃止とかで売却してできちゃった現金については引き出せるようにしてほしいよ。マジで。

まあ棚からぼたもちてきなノリで手に入った利益ですので、すぐさま引き出してどうこうしたい、っていう希望があるわけでもないんだけども。なんだかなあというところです。

オリックスは最後の優待

株主優待界のキングという異名もあったとかなかったとか。オリックスがついに本年度分で優待を廃止します。

我が家は200株保有していましたが、優待権利日直前に100株だけ利益確定しています。

よって最後にもらえるオリックス優待は100株分だけ。

オリックスの優待、毎年の楽しみだったんですけどね。今年度分でお別れ。ラストカタログから何をもらうか、じっくり考えて最後の楽しみを満喫したいと思います。

NTTをちまちま買い続ける日々

新たに優待銘柄として購入したのがNTT。

といっても優待目的ではなく普通に安値感があっての投資でした(優待があるのを買ってから知った)。

去年、株が25分割されたNTT。新NISAから参入の個人投資家向けに非常に手に入りやすいリーズナブルな単価となりました。思惑通り新NISA始動とともに株価は上がったわけですが…。

ここ数ヶ月はずるずる下がる相場となりました。

完全に遊ばれていましたよね…。我が家はその下降相場の中、1株160円あたりから安値感を抱き買い始めました。

しかしまさか144円まで下がるとは…コロナ禍くらいの価格まで落ちてますよ?

しかし上がると信じて買い増し。

結局表の通りで1300株保有、取得単価は155円ほどとなっています。

集計をとった6月末時点では151.8円。そして7月に入って今書いている現段階では155円にまで回復しています。ちょうどプラマイゼロ地点ですね我が家的には。

うむうむ、ここまでは概ね予想通り。あとはどこまで上へ行ってくれるか。

いいタイミングでゲットできたかなと。あとはまあ長期保有なりいい頃合いで売るなり。本当はもっと買いたかったのですが、ちと残高に余裕がありませんでした。

旧NISA→新NISAへの組み替えに翻弄される上半期だった

さてこの上半期一番あくせく実践していたのがこれ。

元々旧NISAで入手した株で、NISA枠を外れてしまったもの(詳細省くが旧NISAは5年の賞味期限がある)だったり、あるいは将来的にNISA枠から外れてしまう旧NISA銘柄を売って、そして新NISAで買い直すということをやっていました。

正確には、「先に新NISAで買う→旧NISA(あるいは旧NISAを外れた株)を売る」というのを繰り返していました。先に買っておかないと心情的になんか不安で。一時的に保有数減ったことで優待獲得条件を満たせなくなったりしたら嫌だし。

そんなこんなで、私の新NISAは成長投資枠の年間マックス240万円にほぼ近付いてきています。この入れ替え作業だけで。

この作業、なんだかなあ。

旧NISAをやっていたみなさんも同じような作業に追われてるんでしょうか?

それとも旧NISAを外れた銘柄はそのまま特定口座や一般口座で保有するんでしょうか。

旧NISAで持っていたやつは自動的に新NISAにシフトしてくれればいいのにね。

ほんとな〜。でもシステムや制度上厳しかったんでしょうねえ。

組み替え作業ばかりなので、証券口座に入金は一度もしていません。不毛な上半期だったな…。

投資信託(積立NISA)もちょっと開始

投資信託もちまちまやっています。積立NISA枠ってやつですね。1年のマックスは120万ですがまだ10万円も満たないくらい。

主に新興国関連の投資信託を漁っています。

あまり積極的には買ってない感です。アメリカ系のも正直どうかと思うし。国内については株式でかなり銘柄を保有してますしね。

おわりに

急な円安に半導体バブルに新NISAにと、いろいろな事象が複雑に絡み合ってよくわからん動きをするここ半年の株式市場でした。プロだってろくに予測できてないのだから、私たちにこれまでの動向やこれからの動向を分析することなんてできるわけがない。

ただ現在は俗にいうブロック相場とかレンジ相場にあるのかなとは感じます。日経平均は3万8000円あたりを底に、高くても4万円にタッチするかどうかくらいの間を行ったり来たりする相場の中にいるようです。

ドル円についてはまったくわからないですね。120円くらいに戻るという人もいれば200円までいくという人もいる。300円なんてとんでもなことをいう人もいる。

個人的には現在の1ドル160円は異常な数字だと思っていて、140円くらいまで円高方向に動く場面はあってもいいんじゃないかとは思っています。完全に素人的予測ですが。それが我が家の保有銘柄にどんな影響を与えるのか。それは知らん!

あとはアメリカ大統領選挙次第とか、そういった政治部分も絡んできて、今後の市場は形成されていくのでしょう。知らんけど。

というわけで向こう半年の予測としては、引き続き3万8000円〜4万円くらいの間をウロウロする時期が続くのではないかと予想します。何かしらのニュースによって一気に下がったり上がったりはあるでしょうが、結局はこのレンジの中を中心に動いていくのではないでしょうか。

もうNISAの成長投資枠は使い切っちゃうので、下半期は売買しない日々となりそうです。

大きな動きがあって買い時だと思ったら、現金残高が余っている旧ジュニアNISA口座の出番かな。売買目的での取得をいくつかするかもしれません。