【ユニオンOC2021年産】気になった馬たちの現状を見てみる

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なんやかんやで2021年産の3歳未勝利戦終了から1ヶ月以上が経過してしまいました。

毎年恒例としている、ユニオンの気になっていた馬たちの現状を見る、をやります。

2021年産の気になる馬のリストはこちらでした。

8頭と気になる馬は少なめの世代でした。そしてユニオン全体で活躍した馬も少なめの世代でしたね…。

デビュー率は今ひとつ、勝ち上がり率もなんとか20%にぶら下がっている感じ。この結果をユニオンには真摯に受け止めてほしいところ。

私としても非常に反省点の多い世代となりました。

ユニオン出資馬は4頭。バフィーは度重なる怪我でデビューを断念。

募集当時は史上稀に見る人気を博したエザルターレは見どころなくファンド解散。

フォートポータルは衝撃の新馬戦の直後に去勢が決まり、その後も凡走続きでしたが瀬戸際で2着に入る激走、名古屋競馬からの再出発が決まっています。

最後にトレポンティ、彼女はかなり遅咲きの印象で、長距離で結果を出すようになり、未勝利で終わりましたが今後も中央に残り格上挑戦していく予定です。

全然ダメってわけではないんだけど、、、、体質や気性にやきもきさせられる日々だったなあ。

安定感のある馬はゼロでした。皆無。

1頭くらいさ、コンスタントに使える馬がいてくれてもいいのにさ。

ちなみにこの世代、我が家では初めてセレクトツアーに参加して実物を見た世代でもあります。

コロナ禍の影響で開催が9月だったんだよなあ。私的にはそのおかげで参加できたんですけど。

もう2年も前かあ。

ユニオンとしては3年ぶりのツアーでした。ツアーに参加すればより精度が上がると期待したのですが…そうでもなかったよね。うん。

まあ腐れていても仕方がない。今回の記事も含めて、今後に活かしていかねば。それでは気になった馬たちの現状、見て参ります。

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ヴァシロペス(レッドレネットの2021):地方転籍

ヴァシロペスは父サトノクラウン。募集総額1500万円(7.5万円×200口)。

秋の報告を見てから出資を決めたかったのですが、満口になってしまい出資できず。

未勝利のまま笠松へ転籍しましが、1勝クラスの格上げ挑戦で2着に来る実力。今後も活躍が楽しみな1頭ではないでしょうか。

つい先日笠松で初戦をこなしました。圧倒的人気を背負っていながら2着。どうも最後はフワフワと甘いところがあったようですね。この辺が矯正されればさらに強くなりそうです。

シトロンヴェール(ライムスカッシュの2021):ファンド解散

シトロンヴェールは父リアルインパクト。募集総額1400万円(7万円×200口)。

6戦後に骨折がわかりファンド断念、サラオクで売却となっています。

サンデーサイレンスのクロス持ちで大型なタイプは怪我が心配。当時はそこを懸念していたわけですが、まさかの的中となってしまいました。

ほんと、自分がチェックしていたSSクロス500kg超え馬、こぞって大怪我していますもの。ヴェローナシチーも屈腱炎で引退しましたし。

今後もこの点は肝に銘じておきたいです。

ユズノキ(アイアムカミノマゴの2021):ファンド解散

ユズノキは父ドレフォン。募集総額2200万円(11万円×200口)。

4戦でファンド解散が決定。現在は名古屋競馬にいます。

募集当初の馬体には惹かれるものがありました。むしろ良すぎる印象でした。母父アグネスタキオンってのも怖いんだよなあ。

これだけ1歳時に見映えしてしまうと、どうもそこがピークであとはゆったり下り坂のイメージがわいてしまうんですよねえ。

案の定といいましょうか、喉なりがあったり捻挫があったりと、怪我に泣かされる子でしたね。

名古屋で活躍できるといいですが。

ミッドナッツソル(マザイの2021):ファンド解散

ミッドナッツソルは父ビッグアーサー。募集総額1400万円(7万円×200口)。

7戦でファンド解散、現在は金沢に在籍しています。

いかにも早仕上がりのイメージで、走りそうな気配があったんですけども。

地方に移ってからも今ひとつ。ただ体質はいいようでコンスタントに使えるのはいいですね。

まあこの世代のユニオンは正直微妙なので、、、、この戦績でも、まだ数使えただけ良かったと思うべきかも。かなり低い評価基準ですが。

ブレッザマリーナ(ワイキキブリーズの2021):ファンド解散

ブレッザマリーナは父イスラボニータ。募集総額1500万円(7.5万円×200口)。

3戦していずれも10着以下、ファンド解散決定。現在は金沢に在籍しています。

あっさりと三振解散になってしまいました。

決して調教の内容は悪くないのですが、レースになると終いがまったく伸びてこない。鞍上によると「肺活量がなくて苦しそう」なんだとか。うーん、過去の報告だとそんな気配は微塵もなかったんですが。難しいものですね。

わりと出資確度の高かった1頭だけに、なんとも複雑な気分です。

マリーアムール(パルフェダムールの2021):1勝後死亡

マリーアムールは父マクフィ。募集総額1000万円(5万円×200口)。

新馬戦を快勝。前途洋々と思いきや、調教中の故障で予後不良という悲しい結末に…。

体重の軽さから本馬を見送ったのですが、スピード感でいえばこの世代ではダントツだったと思うなあ。やっぱりマクフィ産駒っていいよね。そう思わせてくれる馬でした。

クリスタルニクス(クレスクントの2021):ファンド解散

クリスタルニクスは父ジャングルポケット。募集総額1500万円(7.5万円×200口)。

6戦でファンド解散、現在は園田競馬にいます。

ジャングルポケットのラストクロップ。ロマン枠として出資を最後の最後まで考えていましたが、成長力が今ひとつ物足りず出資は見送りました。

何よりツアーで見ていまいちピンと来なかったのが大きかった。今思えば、ツアーに行ってよかったことといえば、この子に出資せずに済んだことか…。

中央では歯が立ちませんでしたね。でも地方に行ってからは順調に結果を残せていて、長い目で見れば先々楽しみだと思っています。たくさん使えそうなタイプですしね。

しかしやっぱり1500万円は高すぎだよなあ。

アンジュトレゾール(ティックルピンクの2021):引退

アンジュトレゾールは父デクラレーションオブウォー。募集総額2500万円(12.5万円×200口)。

2戦で潔く引退。繁殖になるとのことです。

随分と決断が早かったです。ユニオンにしては珍しい気もしますが、このくらい潔い方が出資者からしたらありがたいのかも。

デクラレーションオブウォーってのはいいですよね。ただ母ティックルピンクからはド直球なサンデーサイレンス系で活躍馬が出ているので、データ面ではあまり強調はできないかも。

以前このように書いた通りでして。馬体は魅力的に映ったのですが、どうも配合面で釈然としませんでした私は。

価格も2500万円は高かったような。この世代の辻牧場生産馬は軒並み高かった。

中央に残った馬ゼロ!

なななななななんと。

気になっていた元出資検討馬で、現在中央に在籍している馬はゼロでした。しかもファンド解散をせず地方に転籍した馬はヴァシロペスのみ。

出資した馬たちも正直もうひとつな現状ですが、気になっていた馬たちもなんとも言葉にならない現状に。

とはいえヴァシロペスは健闘しましたし、マリーアムールも事故がなければもっと上に行けた存在のはず…。

出資馬含めて、色々と歯車の噛み合わない世代でしたなあ。

まあ、こういう世代もあるよね。くらいにとらえるのがベターでしょうか。凹まない凹まない。

ちょっとだけフォローすると、ユニオン2021年産、例年以上に晩成馬が多いようにも思います。現時点で2勝馬は1頭しかいませんが、今後成長を遂げてレースで大きな活躍をする馬も出てくるはず。出てくると思いたい!トレポンティ&フォートポータルがそうであってほしい…!

私はこの世代とはあまり縁がなかったということで…気持ちを切り替え、次の世代にも期待を馳せましょう。

2022年産も4頭と、我が家の財布的にはちと強気の数を出資してしまったので。なんとしても結果が出てほしい。

ちなみに2022年産で気になった馬たちはこちら。

また1年後、未勝利戦後に振り返りましょう。

我が家の我が家の出資馬一覧はこちら。