【京サラ2024年産】気になる馬をピックアップ【入会検討中】

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入会を検討している京都サラブレッドクラブの2024年産募集馬で気になる馬をあげていきます。

京サラ募集馬の検討は2年ぶりになりますね。

前回の2022年産の記事はこちら。

入会していたら出資したい募集馬としてあげたトラヴェリンバンドスレッドザニードルはきっちり結果を出せていますね!

まあどちらとも明らかにいい馬に見えましたし、実際に会員からの支持も絶大だったようで。今後も楽しみです。

というわけで私と京サラの相性はバッチリ。そろそろ本気で入会を考えたいところです。

2024年産からいよいよ出資となるかどうか。気になる馬をピックアップしつつ、入会の是非を考えて参ります。

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安値を強調

毎年募集馬が安値傾向の京サラ。

募集馬の平均価格は、全クラブで最安を毎年マークしています。

今年も安いです。ほんと安い。

代表者も安さをかなり強調していますね。募集馬コメント内でセールで安く落とすコツなどもひけらかしていたり。要するに、さほど注目されていないブルーオーシャンなタイプを買い付けているわけで。血統もやや裏街道といいますか、王道路線な募集馬は少ない印象ですね。アメリカンペイトリオット産駒が3頭募集されてたり。

それでもコントレイル産駒がいたりゴールドシップ産駒がいたり、押さえるべきところは押さえている。そんなクラブであります。

月会費もリーズナブルですし、一口馬主を「まずは楽しみたい」というきっかけに入るクラブとしては最良のように思いますね。

北枕氏セレクトについて

セール購入においては北枕鳩三郎さんというパドック評論家(?)の方が選定に関わっています。通称北枕セレクト。

現状、あまり成績がよろしくない北枕セレクト。もう契約が終わったのかなと思いきや、2024年産のセール購入にも関わっているようです。

北枕セレクトについては私はあまりピンとこない…と最初の世代と思われる2021年産の際に書きました。

今回で4世代目となる北枕セレクト。どうも去年のセレクトラインナップの売れ行きは今ひとつだったようで、かなり信用はガタ落ちの模様。この状況について、公式ブログにて北枕氏が真摯に謝罪し反省点を書き留めています。

こうやって正直に書いてくれるところは、好感が持てますね。

でも引き続き北枕セレクトについては眉唾物。上記ブログでも氏が自身の反省点として書いているのですが、パドックの達人ゆえに「現状でいいと思える馬を見定めている」点がネックになっているんじゃないかと。今後の成長曲線についての考察がされていないから、2歳〜3歳の上積みがさほどでないタイプを引いちゃっているのではと推察されます。

引き続き北枕セレクトには警戒する必要があります。てかセールで購入した馬は全部北枕氏が選定しているってことなんですかね?

よくわからないですが、この4世代目も結果が出なかったらさすがに左遷されちゃうんじゃなかろうか。

ところで血統評論家の望田氏セレクトは終わっちゃったのかしら?

京サラ2024年産の気になる馬

それでは前振りはこんなもんにして、気になる馬たちをピックアップします。

あくまで「気になる」馬なので、出資意欲のさほど高くない馬もいたりします。

サンバホイッスルの2024(牡)

サンバホイッスルの2024は父カレンブラックヒル。募集総額1540万円(3.08万円×500口)。

全兄バトゥカーダも京サラ募集馬。山上代表のコメントにもある通り、兄とはちょっと違うタイプに見えますね。自分は好きなタイプ。

問題は募集価格になるでしょうか。

兄よりも200万円も高いのは強気。4つ上の兄バトゥーキの活躍によるものなのでしょうが、父カレンブラックヒルでこの価格はちょっと躊躇してしまうのでは。

売れ行きはゆっくりになるのかなと思うので、もう少し見守ってみてから決めたいところ。

ファシネイトの2024(牡)

ファシネイトの2024は父ゴールドシップ。募集総額1100万円(2.2万円×500口)。

2つ上の兄オーウェンズバレーはユニオン、1つ上の兄ロードベルファストはロードで募集されました。

馬体は確かに雄大で見栄えしますが…父ゴールドシップ譲りの荒い気性の持ち主のようでもあります。

基本、ゴールドシップ産駒の募集馬は「とりあえず」気性について触れるのが紳士のたしなみ(オルフェーヴルも然り)。ステイゴールド系のマナーとも言える。しかし本募集馬については気性について一切触れておらず、それがかえって不安を募らせます。

精神面の成長を見てから、決めるのがいいと思います。

馬体面だけで選ぶと痛い目を見る典型と思います。ファシネイトの仔はみんなよく見えますし。

もちろん、今選ぶとリスキーというだけでありまして、これから変わっていく余地はありますね。成長を温かく見守り続けたい1頭です。

グッドアズゴールドの2024(牡)

グッドアズゴールドの2024は父アジアエクスプレス。募集総額990万円(1.98万円×500口)。

こちらは「怪しい」という意味合いが濃いめの気になる馬。体質や精神面が気になります。

この牝系をよく知らないのですが、遡るとエクセラントカーヴやコレクターアイテムがいますか。やや牝馬に活躍馬が多い系なイメージ。

「早期のデビューは難しい」というコメントが掲載されていますが、ダイワメジャー牝馬にアジアエクスプレスという配合に大器晩成を期待するのも難しい気も。

価格の安さからすぐ飛びつきたくなる衝動に駆られますが、こちらも慎重に成長を見守るべきでしょう。

サウンドウェーブの2024(牡)

サウンドウェーブの2024は父チュウワウィザード。募集総額880万円(1.76万円×500口)。

現状小さめですが先々の成長が楽しみな1頭です。

チュウワウィザードはセールの取引価格からもかなり期待できる種牡馬。総じてキングカメハメハ系種牡馬の期待値は高い。

そしてこれにシンボリクリスエス牝馬ですから、相性抜群の配合といえそう。チュウワウィザード×シンボリクリスエスは、地方を中心に今後のトレンドになるかも。

成長は見守りたいが、お値頃感から早々に満口になりそうな気配も。私は、入会していたらとりあえず1口行っておきたいですね。

タイヨウガデテキタの2024(牡)

タイヨウガデテキタの2024は父ヘンリーバローズ。募集総額770万円(1.54万円×500口)。

なかなか風情のある配合です。

母は確かサウスヴィグラス産駒の初年度世代で、まさに同種牡馬の傾向を象徴するような成績。スピードがありダート適性がすこぶる高い。

父ヘンリーバローズをどう見るか。代表コメントでは「父のことは忘れて」みたいなことを書いていますが、決して無視はできない。現状の馬体を見ても、横に幅が出るか、前後に伸びていくかで、適性も大きく変わってきそうですし。ダートではなく芝に出る可能性も十分にありそう。

個人的には芝向きか、あるいは芝スタートの条件で好走しそうに思えています。意外と東京ダート1600とかいいんじゃないかなあ?

サンタテレサの2024(牝)

サンタテレサの2024は父コントレイル。募集総額2420万円(4.84万円×500口)。

コントレイルですからね。あげんわけにはいきませぬ。

代表コメントに「ダメな結果になる可能性は低い」とありますが、本当にそうだと思います。現状サイズ感としては物足りないですが、ディープの系はこういうタイプでも十分に結果を出してきますから不安要素にはならないかなと。少なくともこの価格なら。

サンタテレサ産駒としては、初のサンデーサイレンスクロス持ちになりますかね。どのような成長を遂げていくのか楽しみです。

それにしても可愛いお顔をしておられますな。

アンティグラビティの2024(牝)

アンティグラビティの2024は父エスポワールシチー。募集総額1100万円(2.2万円×500口)。

エスポワールシチーに母父エンパイアメーカー。注目の配合ですよ。

上は活躍していますし、いかにも京サラらしいタイプともいえ、代表の言葉を借りれば「損なく楽しませてくれる」馬に感じます。ただ全体の雰囲気感としては、あまり私は気にならなかったのだけれど。

晩成感もありすぐ埋まるタイプではないでしょうから、こちらもじっくり成長を見ながらでしょうか。

アンティフリーズの2024(牝)

アンティフリーズの2024は父イスラボニータ。募集総額990万円(1.98万円×500口)。

母はタップダンスシチー産駒の稼ぎ頭。

山上代表はダートスプリンター、血統評論家の望田氏は芝ダート両刀マイラーと評していて、一つのカタログの中で意見が分かれているのも面白い。京サラ関係者の足並み揃えていない感じ、たまらなく好きですね。忖度がないというか外連味がないというか。

ほかのクラブでなかなかお目にかかれないですし。顔も愛らしいですし。どういったタイプに出るにせよ、この価格なら1口は行ってみる価値あると思います。

シェリトリンドの2024(牡)

シェリトリンドの2024は父アメリカンペイトリオット。募集総額770万円(1.54万円×500口)。

これは確実に出資したい!

なるほどステイゴールドの肌にアメリカンペイトリオット。この配合は成功例が多いみたいです。

馬体重も申し分なく、厩舎や価格を含めて、総合的に出資パフォーマンスの高いタイプに映ります。

活躍の場としてはダートの中距離でしょうか。中山のダート1800からまずは使っていきそう。

いますぐ出資したいのは3頭!

以上、良くも悪くも気になる馬9頭をあげてみました。

全体的に、馬体についてや血統についての考察は深いものの、気性に関して全然触れていないのは気になりますね。

セール購入馬はまだしも、京サラの自前の産駒についてもさほど気性に言及していないのはちょっとどうなんですかね。

ウインほどではないにしろ、代表が曲者でなかなかとらえどころのないのが京サラの特徴であり、魅力なんでしょうね。代表が医者畑ゆえかミトコンドリアを連呼するのもご愛嬌といったところ。

もし入会していたら。現時点で確実に出資したい馬は以下になります。

いずれも3桁万円の安値募集馬。3頭に1口ずつ行ったとしても5万円ちょっとと非常にリーズナブルなお値段で楽しめますね。

中でもシェリトリンドの2024は現時点でも複数口行きたいなと思える1頭です。

ほか、京サラ基準では高値な良血募集馬たちも、成長を見つつ出資したくはあります。入会していたらの話ですけど。10万円くらいの軍資金でも4頭5頭出資できるのは嬉しいですね京サラ。

気になる馬は多いみたいだし…いよいよ入会?

もうちょっと粘ります!

京サラには色々な会員プランがありまして、中でも2歳4月時点で150口以上余っている馬にだけ出資できるベーシック500という会員プランが、月税込550円でコスパ良と思っているので、まずはこのプランで入ろうと思っています。

あげた3頭のうち2頭くらいは、来年の4月時点で150口以上余っているんじゃないかなあ?

というわけで入会は早くても来年の4月になるのではないかなと思います。

実は他にも入会を考えている候補クラブがあるので…それらの募集馬も見守りつつですね。

今回挙げた馬たちの実績やいかに。答え合わせは2年後くらいだ!