【2025年上半期】我が家の株主優待生活報告書

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2025年もあっという間に折り返し地点。

株式市場については、なかなかアップダウンの激しい読みにくい半年間だったのではないでしょうか。

スタートとゴールだけを見ると大して代わり映えがないのですが、間をつぶさに見ていくと山あり谷あり。新NISA民の方々にとっては何かと気を揉まれる日々だったのではないかと察せられます。

結局のところ、我慢して握っている人だけが勝つ。いつの時代もそうなのかも?

というわけで2025年上半期の相場を振り返るとともに、我が家の株主優待銘柄について見ていきたいと思います。

ちなみに2024年下半期はこちら。

我が家の株主優待スケジュールはこちら。全然更新してないな…。アップデートせねば。

それではいつもの評価損益から。

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銘柄別株主優待の合計額&現時点での株価評価損益

保有銘柄取得単価株価保有株数株価評価損益取得優待累計
クリレスHD69914231300941200食事券222000円
すかいらーく15533017600878400食事券177000円
ヴィアHD1831133200-224000食事券182500円
京急13181503.530055650全線きっぷや優待冊子など
タカラトミー9993255200451200優待トミカや割引権
鉄人化HD22250510028300利用券18500円+ほかいろいろ
松風6562044200277600商品いろいろ
BRUNO76499610023200カタログ45000ポイント
空港施設廃止!56879910023100食事券12500円
中山福525406800-95200オリジナルカタログ32000円
NTT15215420004000dポイント
シマダヤ1440184310040300自社製品詰め合わせ1000円分
フーディソンnew!943906200-7400商品券10000円
SDエンタnew!307280200-5400カタログ13000ポイント
日経平均:40487(前集計比+593)損益計2390950(前集計比+456050)

「株価」「株価評価損益」「日経平均」は2025年6月30日時点のものです。配当は考慮していません(もらえるとこ・もらえないとこいろいろあってややこしいので)。

コロナの余韻を引きずっていた飲食銘柄がようやくアク抜きされた2025年。資さんうどんを買収のすかいらーくはこの半年で株価を大きく伸ばしました。一時は3300円まで上がる場面もありましたが現在は3000円付近で落ち着いています。我が家の推し銘柄クリレスも健闘。

シマダヤもやっと見栄えのいい動きをするようになってきました。現在は4万円ほどのプラスの中で、優待到着を待つ日々。にしても上場直後の下がり方は一体何だったんでしょうねあれは。怪しすぎる。

逆に大きく下がったのはタカラトミー。5000円まで上昇したこともあったのですが、今は3200円台にまで落ちています。てかなんで5000円まで上がったんだろう?

保有数の多いヴィアHDは直近の決算が微妙。優待は「1000円につき250円割引」から「1000円につき500円割引」と、半額券へと改善されましたが、認知が低いのか株価の動きは地味。この「1000円につき250円割引」の優待は使いづらく、我が家も結局9500円分(38枚分!)を使い切れずに期限を迎えてしまいました。

レギュラー優待銘柄についてのハイライトはそんなところ。他の銘柄も微妙ながら右肩上がりとなっています。

新たに取得した優待銘柄もあるので後ほど詳説します。

集計時の景況

あれだけ乱高下していたドル円。ここ半年はだいぶ落ち着いた動きを見せています。

1ドル157円くらいからスタートした2025年でしたが、この半年でじんわりと円高方向へ動いていき、6月末時点で144円程度となっています。

それでも半年で10円以上動くって、円としては異常なんですけどね。この数年があまりにも動きすぎだったので、このくらいの動きだとむしろホッとするくらいになっちゃってます。

エネルギー資源に乏しい日本。地政学リスク要因で円は揺らぐ揺らぐ。

これに伴う形で日経平均も躍動しました。ただあの「トランプ関税ショック」を除いてみれば、ドル円と同じ感じでそこまで物騒な動きではありませんでしたね。だいたい3万7000円から4万円のレンジを上下するこの半年でした。

とにかくトランプさんに振り回される上半期だったわけだな…。

円が再評価されていく日々でもあります。地政学リスクは今後収束方向に向かっていくと思われますが、その中で円はどこに落ち着いていくのか。

そんな景況の中で我が家はどんな優待銘柄を売り買いしたのか。各論に入ります。

トランプ関税ショック

トランプさんにはほんと振り回される。

まさしく暴挙。異常な高さの関税引き上げを発表し、日経平均は4月の頭から一気下降。3万8000円台から3万1000円台にまで転げ落ちました。

4月7日は過去3番目の下落幅となったとか。

NYダウも相当落ちていましたよね。全世界にとって歓迎できない材料でありました。

結局この追加関税は3ヶ月の「持ち越し」とされ、これを書いている時点でも宿題として残されたまま。1週間後くらいがタイムリミットになりますね。一体どうなるんだ?

それにしても新NISAから入った人たちはたいへんですね。2024年8月の大暴落に続いて2025年4月のトランプ関税ショック。平常な心を保てなくなる試練の場がこの短期間に2回も訪れてしまうとは。はじめたての人にとっては相当厳しく悩ましい展開の連続だったと思いますよ。

実際、この2つの谷間でNISAから撤退する人も多数いたとか。もちろん損失を抱えているわけで、NISAにポジティブな思いを抱けなくなった方も多いはず。一時撤退組は、再チャレンジする気にはなかなかなれないかもですね。

結局何事もなかったかのように金融市場は元へと戻ったわけですが、渦中の最中にあってはそれどころじゃないからなあ。試される相場だったといえます。

新たな優待銘柄2つ

私はコロナでだいぶ免疫(?)がついたので、トランプ不安の最中でもいろいろ買い足しはしてみました。

ただ「しくじったな」と思ったのが、多くの銘柄が権利落ちする3月末の直後に関税ショックが起きたことでしょう。

すでにトランプ関税への信用不安があったためか、権利落ち前の日経平均はあまり上がらなかったのですよね。

いつもなら権利を取るために買われる銘柄も多いはずなのに。ここをチャンスと読むか危険と読むかでその後の当時実績が大きく変わったかもしれません。私はチャンスと見ましたが、結果的には微妙なところでした。

我が家は権利前に、安値に感じた優待銘柄を2つ追加。それが表に「new!」として表記されているフーディソンとSDエンターテイメントです。

フーディソンはサカナバッカという魚屋を運営。このお店が我が家の周辺にいくつかあります。美味しいんですよ。

フーディソンは去年だかに優待導入を発表。私はこの瞬間を待ち受けていました。

100株持っていれば5000円の商品券がもらえるのね!

もしくは自社商品の詰め合わせとの選択ですが。我が家は迷わず商品券ですね。使えるお店が近いから。

1株943円で取得後にトランプ関税ショックで、一時は700円近くまで落ちたので「こりゃ損だったか」と落ち込みかけましたが、現在は900円まで回復。優待分を考慮すれば、買いタイミングは悪くなかったと感じます。

一方のSDエンターテイメントはライザップ系列。色々手広く事業をやっているみたいですが、現在の主力はウェルネス事業とかなりボヤッとしています。正直自分もまだよくわかってませんこの会社。

魅力は優待。ライザップグループの商品と交換できるポイントがもらえるんですよ。すでにライザップ系列としてBRUNOを持っていて、グループ会社の銘柄は頻繁に漁っていました。このSDエンターテイメントは1株300円程度と、買いやすさもあって今回取得した次第です。業績とかほとんど吟味してない。

我が家は200株取得。これで商品を購入できる13000ポイントと、ECサイトで使えるという4000ポイントがもらえました。

取得時は307円で、こちらもトランプ関税ショックで250円まで落ちるも、現在は280円。フーディソン同様、タイミングは悪くなかったでしょう。ちょい微妙ですが。

この2銘柄はしばらく保有予定です。

本当はもっと色々物色したかったのですが。手持ちの資金不足で、トランプ関税ショックの最中も強気には買い物できませんでしたね。ここはちょっと反省点。次のこういった谷場ではもっと強気に買いたいが、いつ訪れるやら。それまでに資金を集めておきたいが…。

半導体銘柄ETFを買い始める

この上半期は半導体銘柄ETFってのに手を出していました。

ただこれは優待銘柄ではありません。今回の本筋からは外れますので深くは触れません。

どういった取引をしたかは、年末年始の振り返り記事で書こうと思います。

フィッシング詐欺対策が面倒すぎる

これね、これこれ。

証券口座を狙ったフィッシング詐欺が横行するここ最近です。

手口や被害状況などの細かい話はここでは端折るとしまして。各証券会社も事態を重く受け止め、ようやく重い腰を上げました。

これまでこういったフィッシング詐欺による被害については、各証券会社は補償しない方針でしたが、ようやく「補償対応する」ということで統一した模様です。

これに伴い、対策も強化。たとえば私が口座を開いている松井証券では、ログインのたびに指定の番号へ電話をかけることが必須となりました。5月の頭くらいから本格導入。

これがねえ。めんどくせえ!

でも、口座を守ためにはこれくらいの厳重なチェック体制は当たり前ですよね。今までがゆるゆる過ぎたとも言えますから。大事なことです。

と、これも優待の話から逸れている話題でしたね。

おわりに+保有優待銘柄一口メモ

最後の方は優待と関係ない話になりましたが、こうやって振り返るとなかなか密度の濃い半年だったと思いますよ。

ただ我が家は資金不足でして、あまり売り買いができていない局面となりました。傍観していることのほうが多かったんじゃないかな。

まあ現物のちまちま投資スタイルですし、下手に動いて大きく火傷するよりはいいでしょう。

さて2024年下半期の締めではこのように書いています。

2025年上半期の日経平均の動き予想ですが、4万円を超える場面はちらほらあるのかもしれません。でもそこが安住の地となるのはまだだいぶ先の話では。何かしらの要因で下がり、またまた3万8000円から4万円の場面が続くのではないでしょうか。

おお、ほぼ当たっているんじゃないですか。トランプ関税ショックは例外。

ここ数日の上げ相場で4万円を超え続けている日本市場ですが。半導体関連などテック関連に下駄を履かせてもらっているような展開にも見えなくない。ちょっと過大評価にも感じます。

まだまだ予断は許されませんよ。トランプとの関税交渉も幕を引いたわけではありません。地政学リスクだって完全な収束を見せるのはまだまだ先。

というわけで、2025年下半期の予想としては。またどこかでズドンと下がる局面はあるかもしれませんね。ただ4月の関税ショックほどの谷はつくらないことでしょう。人間だって賢いんだ。同じ過ちを何度も犯すことはないはず。

むしろここから先にガツンと上がるような材料が出てくるかもしれません。ただそれはある意味でご祝儀相場といえるので、そこで買い漁るよりは、いくつか高値をつけている保有銘柄を売って整理できるような場面になればいいなとは、個人的には考えています。

日経平均は引き続き、38000円から4万円、高くても4万1000円までくらいの中を動くんじゃなかろうか?

ショック相場を除いてみると、新NISA始動以降はほぼレンジ相場ですね。この状況、しばらく続くんじゃないでしょうか。

では最後に保有優待銘柄一口メモを残して、今回の報告を終わります。また半年後に!

保有銘柄一口メモ
クリレスHDここ半年の新しい買収というとつけ麺屋の「狼煙」くらいかな。さほど株価に影響せず。
すかいらーく資さん効果でさらなる伸びしろを感じる。
ヴィアHD決算微妙。優待改善も上向かず。去年分の優待は9500円分を消化できず。今年分は全部使い切ります。
京急若干の上り勾配。何か起爆剤欲しい。
タカラトミーこの半年で株価は3分の2に…。過剰でしたね。
鉄人化HDとくに目をひく材料は何もない印象。
松風やや下降気味も安泰に変わりない。
BRUNOこちらも安泰かな。
空港施設優待廃止!で株価上がる。確かに優待券はアクセスが悪く使いづらかった印象。
中山福フライパンやタッパーなど実用品を優待でゲット。
NTTNTTデータTOBも株価は上向かず。
シマダヤやっと巻き返し。今後は安泰かな。
フーディソン祝優待実施。長期保有したく思います。
SDエンタなんとなく買ってみたが悪くないかも。