【マイネル軍団】「ラフィアン2026年限りで募集終了」のニュースから思うこと【解散発表】

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2026年2月18日。一口馬主界に衝撃が走りましたね。

マイネルの冠名でお馴染みのラフィアンターフマンクラブが今年度2026年の2025年産を最後に募集を終了することが発表されました。

スポーツ報知のニュースURLをリンクしておきましょう。

一口界隈では今年最もショッキングなニュースになるであろうことは間違いないでしょう。私もびっくりしました。

まもなく40年を迎える古豪のクラブが、あと10年ほどで解散となるなんて…。

マイネルの名前が馬柱から消える日が来る。そう思うだけで寂しくて仕方がありません。

といっても我が家はマイネルさんとことは縁がなかったけども?

隠れ大ファンです。ぶっちゃけ一口クラブの中でも一番の推しかも。

でも入会を考えたことなかったのよね?

100口募集というのがどうしても踏み切れない材料でした。経済的に、200〜500口くらいの募集がちょうどよく複数頭の出資ができるラインなので…。

マイネルの馬名を見たら思わず馬券を買うこともしばしば。ラフィアン所属馬の多くの故郷であるビッグレッドファームの動向も常にチェックしていますからね。そのくらいには、ラフィアンを推しているのですよ。

岡田繁幸総帥が代表を退いて20年。総帥が亡くなってからだと5年になりますか。

やはり総帥の圧倒的カリスマによって引っ張り動かされてきたクラブというのもあり、時間とともに熱量も冷め止め…以前からクラブ解散という選択肢が視野に入っていたということだろうか。

以下、本記事ではラフィアン公式に掲載されている「代表(総帥実子)の声」に書かれた「解散を決めた理由」を並べつつ、個人的に感じところを書き留めておきます。

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二重課税問題

これはだいぶ長いこと議論されているテーマですね。

一口出資者はJRAから直接賞金配当を受けられるわけではありません。JRAからクラブ法人、クラブ法人から愛馬会法人、そしてようやく愛馬会法人から出資者へと配当が渡される流れ。中継のたびに税金が引かれることになり、二重課税によって出資者への配当がかなり目減りすることが疑問視されてきました。

クラブ法人と愛馬会法人を一括し、一法人での運営ができないものか。岡田繁幸氏をはじめ競馬界の大御所が懸命にJRAへ働きかけていましたが、結局動きはないまま。

これでは出資者の損失が増えるばかりであると、代表は苦言を呈しています。

とはいえ。この問題はず〜っと前から言われていることであり、その点を承知して皆さん入会して出資していると思うので、必ずしも出資者にとって「損」の要因になっているとは思わないんですよねえ。

もちろん一法人化できたら最高だけども、現状でも不満はない。というのがクラブ会員の人たちの多くの共通認識なのではないでしょうか。

補償制度問題

現行のクラブ運営において、代表が苦言を呈しているもう一つのシステムがこちら。

未勝利に終わってしまった馬に対して出資金の一部を返還するといった、「できるだけ出資者の損を減らす」ために各クラブが講じていた制度が、金融商品取引法の禁止している損失補てんに当たるとして、完全に無くなりました。

これも、私がクラブに入る前の話で、2011年から施行。もうだいぶ前なんですよ。

確かに出資者の損が増える可能性は増えたものの。一口馬主なんて元からそんなに儲けられるものではないしなあ。

今更感はありますよね。

ラフィアン代表は「なるべく損をさせない」という方針を維持できなくなったことが解散を決めた理由の一つとしていますが、果たしてこの「損」というのはどの程度の「損」なのか。

損を感じるかどうかは出資者である一口会員自身であって、クラブ側の決めることではないのでは。とも感じます。

「損だ」と感じたら会員はクラブを退会することでしょう。退会者が続出したら、クラブ運営が成り立たないので、クラブを閉じざるを得ない。この理屈だったらわかる。

でもラフィアンはおそらくまだまだ会員数は多く、健全に利益を生む運営ができる状態だったと思います。もしラフィアンの経営が苦しいなら、他にもっと激ヤバなクラブってあるはずだし。

経営上はまだまだ続けられるけど、「損をさせたくない」からクラブを解散する。というのはちと無理筋な気がしますよねえ。

どちらかというと、現状のクラブ界隈のシステムに対する愚痴をチラッと、この場を借りて漏らした、というのが本音という気がしました。

ここまでが代表の声の序盤〜中盤の話。

おそらくここから先が、クラブ運営をやめようと思った主な理由なのだと思います。

事務量の増加

これはめっちゃわかる。めっちゃわかるけど…。

代表の言葉によると、競馬ファンドの運営にかかる事務量が、ここ7年で1.5倍に膨れ上がったとのこと。

これは別に競馬ファンドだけにとどまらず、どこの業界でも似たような現象は起きています。

ただ最近はAIの台頭によってさまざまな手続きが効率化されていますし、もうちょっと辛抱すれば、人間が行う事務量も軽減されていく兆しが見えている時代でもあるわけでして。

正直事務量の増加を募集終了の理由にするのはさすがに的外れかなと。

業務増やコスト高は昨今の事情的に致し方のないこと。その埋め合わせとして、今はどこも商材やサービスに価格を上乗せしているわけでして。ラフィアンも素直にそうすれば良かったんじゃないかと思うわけです。

会費アップで会員が離れていってしまったら、そのときは決断の時かもしれませんが。

そういった詮索もなくいきなり解散を決めるのは、やっぱりちょっと違うんじゃないかと思った次第です。

総帥から「会費は絶対に上げてはならぬ。上げるくらいなら解散!」といった申し送りでもあったのだろうか。

顧客対応の難しさ

クラブのマネジメントに対して「価値観が合わない出資者の方」がいて、対応に苦慮していたという。かなりオブラートに包んだ言い方してますね代表の声。

要するに、イレギュラーで突飛で理不尽な物言いをしてくる会員の対応に「疲れた」ということでしょう。

たぶん解散決定の最大の理由がこれだろうなあ。

組織内部で「もう我慢できません!」という声があがっていて、エース級の人材でさえ離れかねない事態だったのかもしれません。

ここ10年ほどで競馬人気は急拡大、これまでとは異なったタイプの会員が増え、対応の仕方にも多様性が求められるようになったことでしょう。

この件については、事務量の話とは違って、この先も運営側の負担が減るようには見えませんからねえ。むしろもっと負担が増えていく可能性すらある。

先が思いやられる。ということで、早期に撤退を決めるという決断は、決して責められるものではないですね。

顧客対応の難しさ。なるほどねえ。今後もこれが主要な理由となって撤退を決める一口クラブが出てきてもおかしくはないですね。

ただ一方で、総帥がご存命であったなら。クラブを継続すること前提で、課題を打破する画期的なアイデアを思いついていたのではないかとも感じるわけです。

目の前に立ちはだかる課題に立ち向かっていけるほどの熱意を持った人たちが不在となってしまった。そんな見方もできる解散表明、そして代表の声でした。

ラフィアンに続くクラブはあるのか…?

さて、私は毎年一口馬主クラブごとの勝ち上がり率を集計しています。

上記記事にて、以下のように書いています。

逆に何も新しいことをしていない、大御所以外のクラブは…淘汰されてしまうことでしょう。

淘汰。まさかまさかその第一陣がラフィアンとは思いもよりませんでした。

むしろ最後まで泥臭く生き残るのがラフィアンと思っていました。

今回の決断にはただただ驚くばかり。同じような思いの人は多いはず。まさかラフィアンが先陣て。

やっぱり会費を上げるなどして、意地でも続けてほしかったとは思っちゃいますね。

そろそろ締めに向けてまとめていかないといけないが、どういった言葉で締めればいいのやら。

このラフィアンの大きな決断が、一口馬主クラブ全体の大きな局面にも感じられます。

入会しているクラブだって、いつどうなるかわからないわね。

ですね。淘汰されるとしたら日高系のクラブからって気はしますし。

完全に流れが変わってきたと思いますよ、一口馬主クラブは。

もっと大きな視座で眺めると、世の中のあらゆるところで局面が発生しているようにも思えます。

ほんと一寸先も読めないような時代になってしまいました。40年とちょっと生きてきたけど、これほど先がわからない時代なんてなかったと思うなあ。

そんなことを、ラフィアンの解散発表をきっかけに思うわけでありました。

最後の最後まで。ラフィアンの馬は応援し続けますよ〜!