【2024年版】種牡馬ディスクリートキャットを考える

スポンサーリンク
この記事は2024年1月16日時点でのデータを参考にしています。

わりと久々かもしれない種牡馬の考察記事。今回はディスクリートキャット。2年半ほど前にも一度書いています。

前回の記事がこちら。

いや〜あれからとんでもない馬が出ましたね〜。オーストラリアのザ・ゴールデンイーグルを勝ち5億円を稼いだオオバンブルマイ

父ディスクリートキャット、母父ディープインパクト。当時の考察記事では同配合のワールドバローズを紹介しました。やはり大物級はディープインパクトのラインが濃厚か〜?

ほかに当時の記事で以下の一口クラブ所属馬を挙げています。

絶対ここで挙げておきたいのがノルマンディーのキトゥンズマーチ

ほか、ジョディーズマロンラインオブフェイトも、募集額以上の活躍ができています

この辺は紹介した後もきっちり活躍できていますね。

デビュー前のクラブ馬はノルマンディーのアンビバレント(フォーミーの2020)しかおらず、「1600万円の募集総額はややハードル高めか」と書いたのですが、現状ですでに1600万円以上賞金を稼いでいます。

想像以上に優秀ですよ、ディスクリートキャット。

というわけで改めてデータから考察をしてみましょう。

スポンサーリンク

2024年産が最後の世代に

オオバンブルマイの海外ビッグレース制覇にわいた2023年だったのですが、残念なことに同じ年の5月、ディスクリートキャットは病死しています。

これからというときに。無念。

しかし年齢は20歳とまずまずの高齢ではありました。日本に来たのが14歳でしたからね。遅咲きの種牡馬です。

最終世代は2023年に付けた2024年産ということになります。

種付数&種付料の推移

年度種付頭数種付料
2017年137頭150万円
2018年168頭150万円
2019年143頭150万円
2020年106頭150万円
2021年111頭150万円
2022年73頭150万円
2023年54頭150万円

生きていれば2024年から種付料&種付数爆上がりも期待できたのですが。本当に残念で仕方がない。

賞金上位100頭の母父内訳

ディスクリートキャット産駒の賞金上位100頭(総賞金587万円以上)の、母父馬について頭数別に内訳を出したものがこちら。

頭数母父名
8頭パイロ(18)
5頭キングカメハメハ(13) ゴールドアリュール(12)

サウスヴィグラス(9) スペシャルウィーク(9)

4頭ハーツクライ(10)
3頭ディープインパクト(11) マンハッタンカフェ(7)

フレンチデピュティ(6) ワイルドラッシュ(6)

2頭ネオユニヴァース(12) コマンズ(4)

ディープスカイ(3) エーピーインディ(2)

1頭は省略。母父名カッコ内の数字は3歳以上の該当馬数の数字です。たとえば父ディスクリートキャットで母父パイロの現3歳以上の該当馬は18頭。そのうちの8頭が賞金トップ100内にいることを意味しています。

母父パイロは「ダーレーのゴリ押し」も込みで評価すべし

母父パイロが上位100頭のうちの8頭を占めました。

これは相性がいいというよりは、ダーレーのゴリ押し色が強いでしょう。

パイロもディスクリートキャットもダーレージャパンにて供用している種牡馬。ダーレー配合なわけですな。

8頭のうち6頭がダーレー生産、さらにゴドルフィン所有はそのうちの4頭でした。

パイロ肌のいい牝馬にディスクリートキャットを付けたとみていいでしょう。実際のところ、3歳以上に該当馬が18頭いて8頭のランクインなので、ヒット率そのものとしては並といったところです。

母父ディープインパクトはそこまで良績ではない

母父ディープインパクトからオオバンブルマイが誕生したわけですが、さほど相性自体はいいわけでないのですよ。11頭中の3頭ですから。

産駒がダートに寄っているので、あまり芝系種牡馬とは相性よくないんですよね。

そもそもサンデーサイレンス系牝馬との相性が今ひとつ。ハーツクライやマンハッタンカフェもやや伸び悩んでいるし、ダート血統のゴールドアリュールさえさほどでもない。

ただ例外もあって、スペシャルウィークとディープスカイは良さげなんですよね。

ディープスカイは確かにね〜ダートで実績出せている馬多かったし、なんとなくあり得なくもない。

どちらかというと不思議な気がするのがスペシャルウィーク。サンプル数が少ないのでたまたま今回はデータが偏っただけかもしれませんが。

なんやかんやでやっぱダート、なぜかいないブライアンズタイム

というわけでダートゴリゴリな血統がいいんですよね。

母父サウスヴィグラスはもちろんのこと、ワイルドラッシュあたりも非常にいい印象です。

フレンチデピュティもいいでしょう。この辺は母父ランキングでも上位にいますし。

で、パッと思いつくのがブライアンズタイムなのですが、現状では全然いない。2022年産にケリーズビューティの2022がいるだけ。

この配合、His MajestyとGraustarkの全兄弟クロスという面白いクロスが成立します。ちょっとだけ注目。

そもそもブライアンズ肌馬が希少になってきているしなあ。少ないのも仕方がないか。

気になる2022年産ディスクリートキャット産駒

それでは2022年産から気になるディスクリートキャット産駒をピックアップしてみます。

今回のデータから母父がパイロ(ただしダーレー生産に限る)、サウスヴィグラス、スペシャルウィーク、ディープスカイから選んでみました。

一覧にしました。こちら!

馬名母父一言
フラマブルの2022パイロ全兄全姉ともに活躍
グラヴィオーラの2022サウスヴィグラス全兄門別1勝
ドナカルナバルサウスヴィグラス全兄中央1勝
モダンガールの2022サウスヴィグラスグランド牧場産初仔
アンジュオスリールスペシャルウィーク姉エミュー(父ハービンジャー)は重賞制覇
レッドフェザーの2022ディープスカイ全姉中央3勝

ちなみに母父フレンチデピュティやワイルドラッシュはいませんでした。

全兄や全姉が活躍したから再度の期待を込めての種付け、というパターンが多いですね。

個人的な注目株はグランド牧場産のモダンガールの2022。地方で活躍馬を多数輩出している血脈なのです。

クラブで募集中のディスクリートキャット産駒

クラブで募集中のディスクリートキャット産駒はどうやら2頭。

いずれも京サラ。キセキノデアイの2022(母父キンキャサノキセキ)とメルティングポットの2022(母父ハードスパン)です。

どちらも馬体を見る限り良さげです。京サラは安値募集のわりに風格を感じさせるタイプが多い。いずれも注目株だと思います!

って、なんかいつも京サラの宣伝している気がする…。

入会しているクラブで産駒の募集は現在ありません。ユニオンでも募集してくれないかなあディスクリートキャット。

まとめ

とにかくダート系の牝馬と付けることで爆発が見込めそう。すでに芝から大物が誕生しましたが、今後超大物が出るとしたらダートになるのでは。母父サウスヴィグラスがもっとも数字的に良績を出せそうな予感です。

また1年か2年後、考察したいと思います!