2020年9月末現在、我が家の一口馬主ライフでは、出資馬4頭(マルボルクシチー、アンジュミニョン、モンタナドライブ、ラヴィッスマン)が現役として活躍しています。この数自体は少ない方でしょう。
実はこの4頭には「共通点」がいくつかあります。
募集カタログを見て、気になって出資した馬たち。実績傾向にも共通点が生まれてくるのかもしれませんね?
ちょっと不思議なものなんですけどね。血統や馬体はいずれもまったく別なのに。
まあそんなこんなで、ここでは活躍中の出資馬の共通点、書き留めておきます。
1400で真価を発揮することが多い
これが最たる共通点。
なぜか我が家の出資馬ちゃんは、1400で実績を出しているのよね〜。
出資馬は2020年8月末時点で、中央地方問わず芝ダート問わずで12勝。そのうち半分にあたる6勝が1400メートルでの勝利なのです。
マルボルクシチー、アンジュミニョン、モンタナドライブ。いずれも1400を得意距離としています。
残るラヴィッスマンは1400未経験ですが、おそらく血統的にはこなせる距離かなと思っています。走ってみないとわかりませんが。
というか、ラヴィッスマンこそ1200から1400の短距離が得意そうな血統と思って出資しました。そしてアンジュミニョンやモンタナドライブは中距離に適性ありかなと思っていたのですが…わからんものですね。
いずれにしろ、なぜか1400で結果を出す。それが我が家の出資馬たちです。
なんなんでしょうね。募集カタログを見て私の惹かれる傾向が、1400に適正がある、ということなんでしょうか。それともほんとにたまたまなのか。今後も調査は必要です。
今年デビュー予定のリヴァーシャノンも短距離っぽいんだよな〜マクフィ産駒。母も芝1400が得意でしたし。
夏馬タイプが多い
これ。これがほんとに不思議。
活躍馬4頭、いずれも夏負けしないんだよね〜。
夏の時期のクラブからの報告って、「目の周りが黒い」とか「稽古でバテた」「食が細い」といった、夏負け傾向な報告を受けることが多いのですが、なぜか4頭とも「夏で暑いけど元気モリモリ」みたいな報告が続いていました。
しかも今年は例年にない酷暑だったんだけど。
ネガティブなコメントが届いてないのよね〜。
出資馬1頭目のマルボルクシチーがその代表格。夏こそ結果を出すタイプで、とくに8月の入着率は高くなっています。船橋競馬所属、めちゃくちゃ暑そうなのに…。
アンジュミニョンも、1勝クラス勝利後は休みに出ましたが、そのまま夏競馬続行しても悪くないくらい調子はよかったようです。モンタナドライブも、夏でもヘバることはないみたい。ラヴィッスマンも元気に稽古できているようです。
夏に結果を出せるというのは強みですよね。来年再来年の、夏の我が家の出資馬の活躍にご期待ください。
逆に冬は期待できないかもよね。
それは確かにあり得る…。
やや遅咲き傾向?
これはまあ…入会しているクラブの傾向ともいえますが。
出資馬は全体的に晩成傾向だと思います。
アンジュミニョンは4歳の夏を超えてさらに成長が感じられた模様。同期のモンタナドライブやラヴィッスマンもまだまだこれからです。
マルボルクシチーは2歳時から活躍していましたが、6歳になってもクラスで十分対抗できていますしね。
長く楽しめるよう、なるべく息の長そうなタイプを出資している狙いはあります。
早熟傾向か晩成傾向かは、だいたい血統で判断できると思います。父親の種牡馬実績と、母馬の産駒の傾向、その掛け算でだいたいイメージはできるのではないでしょうか。
出資馬4頭だけでなく、私が気になるお馬さんは総じて晩成傾向にあります。
先日書いた、ユニオン2017年産で気になった馬たちの現状記事でも、ほぼ全ての馬が地方転籍。これからさらに良化する期待が持てる、つまり晩成馬ということです。
私はあまりビッグレースを勝つといった期待を出資馬には抱いていません。長く健康に走り続け、現役を全うし、穏やかな第二の馬生を送ってもらうことを最高の願いとしています。
ビッグレース出てほしいなら、もっと大御所のクラブに入会しているでしょうしね…。
まあでも6歳か7歳くらいで、ちょっと格の高いレース勝つくらいの馬が出てくれるといいなとは期待していますが。現在現役の4頭のいずれかで、成し遂げたいものです。
まとめ
以上、出資馬の共通点を3つほど挙げてみました。
これが偶然なのかどうなのか。もう少し出資馬を増やしていかないと見えてきませんね。私としてはもっと長距離馬とかに出資したいんですが、そもそもクラブには長距離傾向の馬が募集されること自体が稀なわけで。
とにかく個人的にはですね、健康で長く楽しめるタイプの馬の方がいいなと思います。その方が中長期的に見てプラスに向いてくれるのでは…と試行錯誤中であります。
大して成績が出ていないのにズルズル現役を続けられるのは維持費がきついですが…。ほぼ毎月定期的に出走してくれるようなタイプは、非常に馬主孝行なお馬さんだと思います。