伊坂幸太郎著「マリアビートル」

読んだのはちょっと前なのですが、感想を書いていなかったようです。

伊坂さんの長編作品の中では、一番長い作品だったのではないでしょうか? どうでしょうか。

エキスプレス系群像映画を観ているような。うーんなんか表現が的確じゃないな。とにかく東北新幹線を舞台にした、複数の人物に視点を当てて進行していく物語です。「ゴールデンスランバー」に近い感じ。

伊坂さん作品が好きなら迷わず買いです。本の中身からは離れますが、これ、映画化はかなり難しい感じしますがどうなんでしょう。新幹線車内という閉鎖空間で行われる静かなサスペンスなので、撮り方によってかなり優劣がはっきりしそう。舞台ならかなり面白そうですね。

すぐに連想する日本作品としては「約三十の嘘」があるのですが、これは舞台だと滅法面白かった反面、映画板がちょっち微妙だったんだよなあ。ほんと、見せ方一つで大きく変わってくると思う。まあ伊坂さん作品は映画も外さないので、これも面白い作品になると期待しますが。映画化の話は練られているんだろうか。

ちなみに伊坂さん作品を初めて読む人にはあまりオススメはしないかも……。「オーデュポンの祈り」「終末のフール」「ゴールデンスランバー」あたりには及ばないかなあという一冊です。それだけに、ちょっとだけ不満だったやも。いや、十分すぎるくらい面白いんですけどね。

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