私は投資をすることでお金をたくさん集めようという気持ちがありません。まあゆくゆくは配当金だけで生活できる暮らしが実現できたら最高なんですが、それが叶う日はだいぶ先のことでしょう。
それよりもまずは節約のために投資をするという考え方のほうが、精神衛生上よろしいのではないかと。その話をします。
持ち株を例にとります
たとえば私は松風<7979>という銘柄に投資しています。ここに最低投資株数である100株さえ投資していれば、株主優待として毎年自社製品がもらえるほか、かなりの割引で自社製品を買うことができます(2019年7月現在)。
ちなみに松風は歯科医療を主な市場とし、優待では歯磨き粉などが購入できます。
私は歯にはお金をかけたい派。長く歯が健康であれば、それが結果的に大きな節約になると考えているからです。歯への長期的投資で節約です。
というわけで、歯をケアする製品は高いものを買う意識を高めている真っ最中。松風の株主になっていれば、質の高いデンタルケア製品が安い値段で手に入るので、長〜い目で見ても節約になっていると思います。
株の買い時について
松風の株価は2019年7月現在1,380円程度。1,400円前後を常にウロウロしています。
今年の2月には1,000円近くまで落ちたことがありましたが、これは業績ではなく市場依存が大きかったかなと。今後は1,300円を切ることはそうそうないと思いますが、断言できないのが株の難しいところであります。
もし松風の株を持つか迷われているのなら、長期的な目線での購入がよいでしょう。株価がたとえ100円や200円下がったとしても、優待価格で商品を毎年けっこう買っていれば、トータルではお得だと思います。
長期保有目的なら、日々の株価の上げ下げよりは、このような見方で「節約になるかどうか」を判断するといいでしょう。
持ち株シミュレーション
私は松風を1,317円で購入。2019年7月26日現在1,377円なので、6,000円のプラスです株価上は。
まあそれはどうでもいいとして、買ったのは確か去年です。なので今年初めて優待をもらえました。
まずおよそ4,000円程度の、歯磨き粉の「メルサージュ」とマスクが優待で届きました。さらに配当が通期で2,300円。また液体歯磨きの「ハピカエース」6本入りを2,592円で買いました。Amazonだと5,200円となっているので、およそ半額で買えていますね。やったぜ。
- 優待およそ4,000円分
- 配当2,300円
- 優待購入およそ2,600円引き
これだけで、配当や優待含めて単純計算ですが年間1万円くらいの節約ができています。
これなら株価が多少減ってもへこたれませんね!現時点では株価上がっているのでなおありがたいです。いずれ売るとしても、見返り十分です!
優待銘柄でなくても節約になる
優待がもらえる銘柄を紹介しましたが、配当金だけの銘柄でも十分節約になると思います。
中には利回り5%前後の銘柄もあります。5%といえば1株500円だったら年間配当25円、100株2,500円です。値動きの激しくない銘柄なら、安心して毎年2,500円を受け取れ、生活費の足しになり節約につながります。
まあ問題は「値動きの激しくない銘柄」をどうやって見つけるか、なのですけどね。世情にも左右されやすいので、こればっかりは勉強が必要ですよね。
少なくとも、2019年7月現在は株にたくさん手を出すのは危険な時期だと思います。まずは10月の増税後どうなるか。そこまでは静観という手もアリかなと感じます。
私も最近は株取引を積極的にしていません。余裕資金がないのもありますが、やっぱり市場が不安定という部分が大きいでしょう。
まとめ
とにかくここで言いたかったことは、投資は節約のひとつと考えられるということ。私の具体例を通して、なんとなくわかっていただけたなら幸いです。
しかし株は無闇に手を出すと火傷を負うだけ。余裕資金、つまりなくなってもいいお金で、楽しみながらよく考えてやることが大切です。
以下の記事もぜひ参考にしてネ!