私は株をいくつか保有しているのですが、株によっては「株主優待」という特典が付いてきます。
株主優待(かぶぬしゆうたい)は、株式会社が一定数以上の自社の株券を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度のこと。
(出典:Wikipedia「株主優待」より)
たとえば株主優待の代表格ともいえるすかいらーくHD<3197>。100株持っていると年間で6,000円の、すかいらーくグループで使える優待券が届きます。さらに保有数が増えれば、優待券は高額に。
私は2019年現在500株保有しているので、年間で33,000円の優待券が届きます。
私の現時点での主な優待を、タイムラインでざっとまとめておきます!
あくまで紹介であって、オススメの株というわけではありません。中にはわりと経営状況が厳しめな銘柄もあります。どれとは言わないけど。
タイムラインの月は、優待券が届く時期の目安です。
- 3月すかいらーくHD<3197>18,000円分の食事券。500株保有。ガストやジョナサンをはじめ、バーミヤンなど店舗は全国にいっぱい。我が家は魚屋路かしゃぶ葉で主に消費。
- 5月松風<7979>100株保有。歯磨き粉やマスクなどのセット。およそ4,000円くらいの価値と思われます。ほかにも優待価格で自社商品が買える特典も。
- 5月クリエイトレストランツHD<3387>6,000円の食事券。200株保有。つけめんTETSUや磯丸水産など店舗多数。我が家はフードコートで使うことが多いです。
- 6月ヴィアHD<7918>15,000円の食事券。300株保有。扇屋や紅とんやパステルなどこちらも店舗多数。ここの食事券は少し変わっていて、「1,000円の食事ごとに1枚(500円分)利用可能」となっています。1万円の会計だったら、10枚分の5,000円分使えて、残りの5,000円は自腹ということです。
- 6月日本KFC<9873>500円の食事券。100株保有。言わずと知れたケンタッキー。優待のボリュームは他と比べて寂しめですが、抜群の安定株です。
- 6月京急<9006>100株保有。厚めの優待冊子がもらえます。京急のホテルが最大で50%引きで泊まれたり、羽田空港でコーヒー無料で1杯飲めたり、飲食店でトッピング無料で追加できたり。多彩な内容です。さらに京急の電車やバスの全線切符が2枚もらえます。
- 8月シダックス<4837>カラオケ利用券5,400円分か自社商品12,000円分。500株保有。金額上は後者の方が魅力的ですが、果たしてどんな内容なのか。
- 9月すかいらーくHD<3197>15,000円分の食事券。500株保有。
- 10月タカラトミー <7867>100株保有。特別仕様の限定トミカもらえます。保有数に応じてグレードもアップ。ほかに優待割引もあり、最大で40%引きで商品買えたりします。お子さんをお持ちのご家庭に超オススメの銘柄。
- 11月クリエイトレストランツHD<3387>6,000円の食事券。200株保有。
- 12月ヴィアHD<7918>15,000円の食事券。300株保有。
- 12月日本KFC<9873>500円の食事券。100株保有。
以上が現時点で我が家がもらっている主な優待。もちろんほかに優待のない株も持っています。また、優待だけでなく配当金も出る銘柄がほとんどです。
株保有の主目的は配当金であって、優待はおまけです。「もらえたら嬉しいね」くらいのスタンスがいいでしょう。突然内容が変更されることもありますし。
株主総会などで「もっと優待を充実しろ!」って訴えている人をたまに見かけますが、私はかなりお門違いな意見だと思います。
上記の優待銘柄を一式揃えるだけで、今の株価から割り出すと250万円くらいでしょうか。株式取引をスタートさせて2年ほどになりますが、コツコツと積み上げてきました。この投資でざっと見積もって年間9万円くらい食事代がまかなえると思えば、優待ってありがたいものだなと思います。
ただだからといって優待に惹かれて、会社の内情もよく調べず買うのはご法度。あと株価の高い時期に買うと、後は下がっていく一方で非常に損した気分なので、焦らず安めと感じるまで買うのを控えるのがベターです。
この辺の加減ってのが難しいんですよね株って。だからこそ面白いとも思うんですが。