【2023年版】人生を逃げ切るための計画ノート【自営業・株式・インボイスのことなど】

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2023年夏。ようやく仕事が一区切りしました…。

途切れなく続いた納期の波が止み。だいぶ心の余裕が出てきました。コロナに脅かされて以降の3年間、本当に大変な日々でしたよ。まったくもう。

今は荷物を下ろしてかなり時間がフリーなタイミングなので、ここで人生を逃げ切る計画のこれまでと現在地、そして未来展望を描いておこうと思います。

そもそも当ブログ、タイトルにもあるように「我が家が逃げ切り生活を目指す」ためにオープンしたんですけどね。いつからかほぼ競馬に侵食されちゃってますよね。

その競馬も投資の一環でやっているわけで、きちんと回収できているか、楽しめているかも重要になっています。

取り止めのない内容になるかもしれませんが、以下、我が家のことについてダラダラダラと書いていきます。

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株式投資がやっと落ち着く

我が家は配当と株主優待目的で株式投資をしており、これらを生活を充実させるための糧としています。

ところがどっこい、コロナのせいで乱高下を経験しまして、ほんと一時はどうなることかと思いました。

コロナショックの際は当初の投資予定金を大幅にオーバーして買い込みをするくらい、ちょっと入れ込んでしまいました。でもショック禍で買った安値の銘柄たちは順調に盛り返し、無事に利確することができ、素人ながらコロナ禍で買った株で少し資産を増やすことも叶ったり。

しかし何より嬉しいのは我が家のメインである飲食銘柄が、一時はどん底まで落ちたものの、コロナ前以上に盛況となっている点です。

これでしばらくは安泰でしょう。コロナのような異常事態が再び訪れることのない限り。向こう10年くらいは大丈夫だと思っています。

しかしビックリでしたね。将来の安心のために始めた株式投資だったのに、まさかこんな混沌を経験することになるとは。我が家はまだいいんですよ、2018年くらいから買っていたので。2020年のコロナショック直前に株式投資を始めた人たちは、元値まで戻るのに相当な時間を要することになったはず。あるいはまだ復調途上のはずですから。

いただいた優待で生活を潤わせつつ、引き続き配当や売買などで資産を増やしていく算段です。

といっても大した額ではないですけどね。でも、ないよりはあるがいいに決まっている。かなり助かっています。

子どもの成人までに必要なお金はほぼ集まる

ここが私の人生プランにとって最も大切なミッションでした。

とにかく子育ての責任を全うしたい。そういう思いから、早い段階から養育資金だけは貯めておこうと思っていました。

子どもを大学まで通わせるための費用は、だいたい1000万円なんて言われていますよね。まあどの大学に行くのか、学部とかでも変わるし、小中高が私立なのか国公立なのかでもだいぶ変わります。

とりあえず、私としては、1000万円は絶対に抑えておきたいと思っていたのです。

その程度に匹敵する資産を、現在は持つことができました

現金ではなく、多くは株式になっているわけですけども。とりあえずこれで子どもを責任を持って大学まで通わせる準備は整ったものと考えています。

私立の医大を目指したいデス!私立の中高一貫に入りたいデス!

…なんて子どもに言われない限りは大丈夫なはず。

まあ現在は子育ての支援制度も充実していて、実際にはそんなにかからないものと踏んでいますが。

というわけで金銭面での子育てはOK。あとは我が家が人生を逃げ切れるかどうかを真剣に考えるだけなのであーる

このままフリーランスで逃げ続けるための4つのアイデア

基本私は巷でいうアーリーリタイアとかFIREといったものには興味がなく、死ぬまで働くつもりでいます。仕事自体が嫌いではないからね。

とはいえ、あまり日本的な縛られた働き方ってのは向いてない。これは紛れもない事実。

そんな思考なもんだから、40歳手前で今更勤め人なんてなれるはずがない。自分にはそんな素質がありません。なれるんだったらとっくになっているし。

だからできれば、このまま自営業を続けていきたいのです。

おかげさまで今のところ廃業に追い込まれることはなさそうですが、世情によっては売上が大きく増減するのも自営業の良し悪しなところ。大きく跳ねることはなくとも、このままコツコツと自営業を続けていくにはどうすればいいのか、そのアイデアをここで書き留めておきます。

1.事業の中身を見直す

これ最優先事項。

この3年間はコロナ禍のための特別シフトって感じでバタバタと仕事を受けていましたが。コロナ禍を脱したこのタイミングで事業のポートフォリオを入れ替えるべきだと考えています。

後述のインボイスも加味すると、取引先も見直す必要がありますしね。

この3年間、わりと限定的な取引先に依存した経営になりがちだったので、もう少しだけ分散させる予定です。

正直かなりストレスのかかる環境下でコロナ禍を乗り切ってきたので。これからはもうちょっと心にゆとりの持てる中で自営業に取り組みたいと考えています。

売上自体は一時的に結構下がるかもしれませんが。ここまで貯めてきたものが多少はあるので、凌いでいくことはできるはず。そしてこの手段を選んだほうが、長期的に見れば大きな利益を我が家にもたらしてくれると睨んでいます。逃げ切るためにはこのルートが必至かなと。

具体的に書いちゃうと身バレが怖いので書けないですが。コロナでパソコンメイン、リモート在宅なお仕事が増えちゃっていましたが、これからは自分の足で稼いでいく仕事にも力を入れていきたいです。

おそらくこれからの時代は、そういった仕事のほうが重宝されるはずなんです。DXだAIだと言われている昨今、じゃあ人間の持っている力、出せる価値って何よっていえば、フットワークの軽さですからね。人工知能は気軽に外を歩けないわけだから。

だいぶ自粛癖が染み付いちゃっていますが、これからは努めて外へ出ていく意識を持とうと思っています。

そして実際に、なぜだか自然とそういった仕事の依頼が増えています。世の中もそういう取り組みを求めているのかもしれませんね。

2.インボイス登録はしない(少なくとも向こう3年間は)

何かと話題のインボイス。何が問題なのか、弱小自営業にとってどんな影響があるのか、そういうのはここでは語りません。私もすべて理解できている自信はないですから。

我が家は売上1000万円に満たない弱小自営業なので、免税事業者。つまりインボイスを発行するメリットというのは現状あまりありません。

とはいえ、取引先によっては「インボイス発行事業者としか今後は仕事をしません!」と断言するところもあったりするものでして。そういうところとは仕事ができなくなっちゃいます。

正直、それでもいいかなって思います。

インボイスが始まる2023年10月以降は、いわば新しい交渉の場を設けるタイミングでもあるわけです。これまでの報酬が正しいのか、どういった取引形態が理想なのか、それらを煮詰め直す機会ととらえるようにしています。

しかも向こう3年間は緩和措置がいろいろとられているわけで。インボイスを発行する意味はあまりなんですよね、我が家にとっては。

対免税事業者への仕入税額控除の経過措置が80%の向こう3年間は、免税事業者はインボイスを発行しなくていいかなと思っています。これはあくまで私個人の判断であって、業種業態によってベターな判断はまちまちです。

詳しくは税理士さんなどが動画などいろいろ情報発信していると思うので、気になる方や知識を深めたい方は調べてみてください。

この経過措置期間中に、インボイス制度も何かしらまた新しい動きが出てくるんじゃないですかねえ。思うところいろいろあるんですが、ここの本筋とはズレるので止めておきます。

3.新たな投資先を見つける

これまで我が家の投資というと「株式」と「一口馬主」が主でした。とはいえ後者の一口馬主は余程の大当たりを引かない限りほぼ儲からないのは明白で、どちらかというと楽しみを得て人生を充実させるための投資という面が強いです。

で、資産を増やす名目である株式投資は、だいぶ今は日経平均も上がり気味。ちょっと手が出せないレベルにまで来ています。2024年の新NISAが始まるまでは、しばし静観の構えでいいかなと思っています。

そこで最近は別の投資先を探すことにも力を入れています。

例えば新しい事業をしようとしている人に、わずかばかりではありますが出資したり。もしくは自分の新しい事業を広く展開するために人材投資をしてみたり。そういった新しい投資のフェーズへと上がっていきたいと思っています。子どもへの養育資金が確保できたからこそできる、株よりもちょいとリスキーな投資です。

一口馬主のお金は兼ねてから貯めてきたお金を元手に行なっているので、お金の出どころとしてはまた別のものになります。

というわけで一口馬主は何があろうと続けますよ!絶対にだ!

4.セルフブランディングを強める

なんやかんやで自営業として10年以上も続けることができ、それなりの技術や経験や実績を積むことができました。ちょっとニッチな分野というのもあり、わりと恐るべき競合もない中で仕事をさせてもらっているのが、我が家のフリーランス生活の基盤であり強みでもあります。

これまでは既存の取引先と仕事を継続していくことが主眼でしたが、これからは自分からも仕事が取っていけるよう、自己アピールも強めていきたいなと考えています。

これは先ほどの「新しい投資先」においての、新事業投資や人材投資なんかにも引っ掛かっていきます。自分だけではなく、チーム単位で仕事をしていく上では、私自身も一つの中継所とか基地局みたいな役割を担って、仕事を取ってきて割り振っていくようにしていくべきなのかなと。

これまではきた仕事を自分で受けて完結していく感じでしたからね。これをもう少しボリューム膨らませて、チーム単位でやっていければというわけです。

で、そのためにはやっぱりこのご時世で大事なのはセルフブランディングです。今の若い世代の子はすごいうまいですよね、自分のアピール術ってのが。40手前の私はどうもそういうの苦手なんですが、SNSとか使ってどんどんブランディング活動をしていかないとなと思っています。

こればっかりは本当に苦手中の苦手なので、色々な人の意見を参考にしたり、書籍やウェブ記事もヒントにしながら、試行錯誤を重ねていきます。

流石にユーチューバーとかティックトッカー(だっけ?)までの露出度全開なブランディングはやらないでしょう。そこまでのモチベーションはないですね。ひっそりと自分らしく、ほどほどにブランディング活動を進めていきます。まだ具体的な方策は見えていません。

まとめ

というわけで我が家の生活そして自営業は新しいフェーズへ突入かなといったところ。

コロナさえなければもっと早く突入するつもりだったんですがね…。

今後もインボイスやら原価高の影響で、私の本業もどうなるかわからんですけども。でもだいぶ自分の人生も見えてきたかなとも思っています。

子どもの養育資金を手元に置きつつ、新展開を見せていきます。

以上が、2023年時点での人生逃げ切り計画ノートの大まかな内容です。ちょっとフワッとしたところも多いですが、公開することで誰かの参考にちょっとでもなれば幸い。

とにかくしばらくは、自分の好きなことやりたいことに集中しようと思います。