【2023年下半期】我が家の株主優待生活報告書

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半年に1度、恒例の株主優待生活報告書です。

年明け最初の一発目の記事になる予定なので、ご挨拶もしないとですね。

あけましておめでとうございます。今年も緩く馬と株について書いていきます!

株記事についてはすっかり更新頻度が少なくなりました。

当ブログの中では、競馬記事の100分の1以下くらいしか読まれていない株記事。ほんとなんで誰も読んでくれないの!?

2024年からは新NISAも始まるというのに。誰も参考にしてくれないですね…。個別銘柄を買って優待を狙うよりも、積立の方に資金を回す人が大半ってことなんでしょうか。

まあ読まれなくてもいいんですけどね。自分用の記録みたいなもんですから。

さてさて前回の2023年上半期の報告はこちら。

我が家の株主優待スケジュールはこちらに掲載しています。

それでは私にとってはお楽しみの!優待銘柄の評価損益のまとめから!

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銘柄別株主優待の合計額&現時点での株価評価損益

保有銘柄取得単価株価保有株数株価評価損益取得優待累計
クリレスHD69910941300513500食事券154000円
すかいらーく15532065600307200食事券147000円
ヴィアHD2671781300-115700食事券115000円
京急13021288.5400-5400全線きっぷや優待冊子など
タカラトミー9992232.5200246700優待トミカや割引権
オリックス13902656200253200優待いろいろ
鉄人化計画22234810012600利用券15500円+ほかいろいろ
松風13122752100144000商品23530円+ほかいろいろ
ケンタッキー20003070100107000食事券10000円
BRUNO76498410022000カタログ36000ポイント
空港施設5685901002200食事券5000円
中山福525365800-128000オリジナルカタログ16000円
日経平均:33464(前集計比+1076)損益計1359300(前集計比+659250)

「株価」「株価評価損益」「日経平均」は2023年12月29日時点のものです。配当は考慮していません(もらえるとこ・もらえないとこいろいろあってややこしいので)。

優待を廃止したあさひは今回から計上対象として除外。グッバイあさひ。好きな銘柄だから持ち続けはしますよ。

集計時の景況

前回の報告書は以下のコメントで締めていました。

日経平均については、しばらくはこの30000〜34000あたりの間を動く相場になるんじゃないかなと思っています。あとは地政学リスクがどれだけ動いていくか、とかにかかっているのではないかなと。もうコロナは関係ないですね。保有銘柄についても今後は見栄えの良いものがどんどん出てくるはずなので、その度に株価も1段階ごと上がっていくものと期待しています。

おお、すごい。当たってますよこの予言!

保有銘柄については、飲食が随分と上がってきました。「あの」ヴィアHDでさえ回復の兆しですからね。コロナなんて今はもう昔。インフルエンザのほうが怖いくらいです現在は。

我が家にとってはかなり追い風の吹いている2023年下半期だったように思います。

ただ、株式の外へ目をやると結構悲惨ではあったりするんですよね、日本の社会。実質賃金下がってますし、原油高もまだまだ払拭されていません。インボイス始まって苦労している人も多いし。

実体経済と金融経済がここまで乖離している感があるっていうのもねえ。おそらく海外の資本がたくさん日本へ流れているせいで、金融界隈は潤っているように見えるんじゃないでしょうか。日本国内が裕福になっているとは、決していえないのかなと。

新NISAにしても、果たしてどれだけ当初の目的に見合った成果を出せるのか。これも見ものです。

飲食の劇的なV字回復

この1年はこれに尽きますね。コロナからの脱却、飲食銘柄の躍進に救われる1年でした。

盤石のすかいらーく、勢力拡大中のクリレスHD、そして伏兵ヴィアHD。

とくにヴィアHDはいよいよ苦しい時期を乗り越え、生まれ変わろうとしています。

上記記事の通り、100円を切っていたヴィアHDですが、一時は200円を超えるまでに回復。

最近ワラントを実施し希釈が起こったため株価は落ちましたが、それでも170円台くらいで踏ん張っているのは朗報でした。これなら次の決算付近でまた200円台を超えてくるんじゃないでしょうか。

我が家の銘柄はこのヴィアHDが一番のネックでしたからね。これでようやく全銘柄が安全圏内に入ってきたかなと思いますね。この3年、耐えた甲斐がありました。

オリックスがいよいよ次回で優待廃止

優待面でのビッグニュースといえばオリックスの優待廃止ですね。ついに2024年の3月分で終了となります。

それでも引き続きオリックスは持っておくのよね?

いえ。200株のうち100株は売ろうと思っています。

細かい話なのですが、200株のうちの100株は2019年にNISA(厳密には旧NISAというべきか)で買ったもので、2024年からはNISAから外れて特定口座に移動となります。

つまり配当に課税もかかっちゃうので、旨味が減ってしまうのですよね。

で、ここからは戦略の話。

変なシステムなんですが、NISAで買った銘柄って5年越しのロールオーバーや特定口座へ移動する際、取得株価がリセットされるんです。今回の場合、NISAを外れた100株のオリックスは2023年末時点の株価に更新されます。

本来は1500円位での取得だったのに、口座移行によって現在の2656円になります。

特定に移った後に売却した場合、売却利益にも課税される計算のはず(実はあまりNISA以外のことはわかっていない)。もし取得株価が1500円のまま100株売ると10万円以上の利益になってそこに課税がかかるわけですが、2656円に更新されたことでほぼその心配がなくなるわけです。

しかも優待の権利落ち後の4月頭あたりなら、株価もちょっと下がっているかもしれません。売却益どころか、見かけ上は売却損となるはず。

というわけで、我が家は100株は、権利落ち後すぐに売ろうと考えています。ほんと戦略ですね。

ただオリックス、優待廃止とともに配当も増やす予定のはず。いくらになるかはわからんですが、ちょっとそこは気になりますね。まあでもNISAを外れる100株は売るでしょうな。

新NISAどうするか問題

というわけで目下の投資判断材料は新NISAになりますね。

旧NISAをガッツリやっていた身としては、どうしたもんかなという心境。

旧NISAで握っている分を少しずつ新NISAへ移行させていく、というやり方もあるでしょうが。

でもうちの場合、ほとんどが優待目的で、配当はあてにしていません。多少配当に課税がかかっても、特定のまま持っていてもいいかなあと思っています。

で、新NISAについては、しばらくは積立のほうを見ておこうかなと。

というか現状、株価高値傾向な気がするしなあ。

ここからさらに1段階日経平均が上がって4万円へ突入、なんてことも言われていたりしますが。なんとも疑わしいんですよね。

新NISA元年とともにいきなりフルアクセルで買っていくのは得策ではないようにも思うんですよね。

ただこれは個別銘柄の話。積立のほうはもしかしたら面白いのかもしれません。

とはいえどこに投資するかは自分で決める話なので、慎重に吟味はしたいと思っています。

最初は過熱気味で高値づかみする可能性もあるので、各指標や株価は十分慎重にチェックしないといけませんな。

本当は2023年のうちに理解を深めていくつか目星をつけておこうと思ったんですけどね。仕事と馬に捧げた1年だったな。。。

目下の課題は中山福

飲食銘柄はこれから安定していくとして、個別銘柄で課題感があるのは中山福かなあ。

なかなか上がってこないんだよなあ。

ちゃんと決算もいいものが出ているのですけどね。一時期ほどの勢いがないんですよ。いい銘柄だと思うんだけどな。

ベストコ(中山福のプライベートブランド)のフライパン、すごい使いやすいのに…。

安くて高品質よなー。

宣伝が下手くそなんですよね。でも、頑張っているし、どこかで一気に跳ねる時は来ると信じています。

まあ優待実装してくれましたし、引き続き持っておこうと思います。ただオリックスと同様、ほとんどの株がNISAを外れちゃったので、そこは少し見直すべき点かもしれません。

一応目標は高めに持って、2024年中に500円までに回復して欲しいです!

おわりに

優待銘柄だけで株の評価損益がプラス100万円を超えてきたのは、我が家にとって大きな節目といえますね。まあ円安の影響が多分にあるとは思いますが。

でも、コロナ禍でコツコツと飲食銘柄を安値で拾ってきた報いがやっと訪れたのだなと、株本来の醍醐味みたいなのを感じている日々です。

数年前までは毎日のように株をチェックしていましたが、この1年はほとんど放置でしたね。大きく上げ下げする日があっても、ほとんど気にならなくなってきました。こういう日が来るのを待っていたんだ!

言い換えると、だいぶ株がどうでも良くなっている面がないわけでもない。新NISAのこともありますが、これは永年制度なので急ぐ必要もないかなと思っています。早い者勝ちってわけでは決してないと思う。じっくり投資先を決めていけばいいかなと。

逆にいうと、時限を設けなかった新NISAは、多くの人をダラっと感満載で投資に参加させることになるんじゃないかなと思っています。最初は過熱するでしょうが、落ち着くとそこからは低空飛行気味になるんじゃないかなーと。

実は一番美味しいNISAってジュニアNISAじゃなかったかな、なんて思ってます。完全廃止になりましたが。これについてはまたいずれ話しますが。

さて向こう半年の経済の動き予想ですが、正直あまり興味がなかったり。前述の通りで、もう心配もなくなってきましたから。地政学リスクについて、心理的な要素はだいぶ排除されてきていて、実体を反映した動きになっていると思います。

日経平均についても、3万切ろうが4万を越えようが、どちらでもいいですね。前者であればいくつか投資先を物色する段階に入ると思いますし、4万を越えれば持株もだいぶ上がっていると思うので売却を視野に入れてもいい。

いいポジションにこれたなって思っています。リーマンとかコロナみたいなショックは、あと5年くらいは来ないと思っています。まだ日本全体が警戒体制ですからね。中国がどうなるかじっと監視しているわけですし。気を緩めない限り、しばらくは大丈夫でしょう。

引き続き、株主優待で食事や体験を楽しみながら、充実の優待生活を過ごそうと思います。

以上、優待銘柄についての2023年下半期振り返りでした。さらに我が家の投資実績についての記事も、後日公開予定です。