ニューワールドレーシングのカタログが届いたよ

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ニューワールドレーシングの2018年産募集馬カタログを請求、3日くらいで届きました!

おおなんかちょっと豪華な見た目。手触りがなんというか、アレだ…卒業アルバムみたい!

ボキャブラリー…

ニューワールドレーシングとは。

まだ募集開始して3年目の新しいクラブ。馬主を対象とした「オーナーズ」と、40口募集の「クラブ」が主流でしたが、今年からクラブで2,000口募集もスタートさせました。

後発のクラブだけあって、やっていることはかなり前進的。ラインやSNSツールで逐一報告してくれたり、あと出資者に浦河町の特産物を贈ってくれる特典もあるみたいです。

そして何より、入会費と月額会員費を取らないこと。これが素敵。

お馬の維持費はかかるのね。

2,000口募集なら1口あたり月300円くらいじゃないかしら。

一口馬主を始めたいけれど懐が心配…という方のお試しスタートアップに、この2,000口募集はうってつけだと思います。

カタログの中身はシンプルながら、馬の現時点での骨の具合など、詳細に馬体状況を報告してくれています。

ニューワールドレーシングの設立者であるマイケル・タバート氏は「ハナズ」の冠名で知られています。G1馬でもある「ハナズゴール」の産駒も、当クラブで絶賛募集中。

個人的にハナズさんとことのお馬とは馬券の相性がよくて、けっこう好きなんです。

そういった興味もあり、この度資料を請求してみた次第です。

以下、パッと流し読みした上での所感をメモ程度に。

  • クラブとオーナーズのカタログは別々だった(別個請求が必要)
  • 2,000口価格で募集するのは200口分ぽい(←???)
  • 全体的に割高感はある(個人の感想です)
  • サンデーサイレンス3×4のクロス馬が多い
  • 売れ行き好調過ぎない?
  • 気になったのはジュリエッタの2018
  • 特典でもらえるらしいイクラが美味しそう

クラブとオーナーズのカタログはてっきりセットになっているものなのかと(どちらも少頭数だし)。今回請求したのはクラブのカタログ。オーナーズの方が気になるお馬が多かったので、ちょっと失敗。

オーナーズも請求しちゃえば?

面倒だしいいや…そもそもまだ本格的な出資を考えているわけではないですし。大して購買意欲無い(そもそも馬主資格がない)のに、運営さんのお手間を取らせるのも気が引けます。

以下、ちょっと気になった点を書き留めておきます。

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2,000口募集について

気になりますよね2,000口募集。

ちょっとややこしいんですが、40口のうちの2口を100分割して、2,000分の1単位で募集、って資料には書いてあります。

例えば4000万円の募集価格の場合。38口分にあたる3800万円分は、38口×100万円で募集。残りの200万円は、200口×1万円で募集ということですね。

てことは結局、2,000口の価格で募集するのは実質200口分なのね。

そういうことだよね。多分。

だから公式のサイト見ると、2,000口募集の残り口数がすでに100口以下の表記(2019年10月末現在)なわけなのか。理解するのに時間かかったぜ…。

ちなみに2,000口募集の方で出資すると、命名権がなかったり、ラインを使った連絡ができなかったりなど、サービスに制限はあるみたいですいろいろ。

血統の偏りが少々気になります

カタログを拝見すると、やけにサンデーサイレンスのクロスを推している印象を受けます。

別にSSのクロスが悪いとは決して感じていません。が、SS3×4ばかりというのはどうなんでしょう。

なんかこう閉鎖的というか、広がりを感じないんですね私は。

SS3×4はまだまだ始まったばかりであり、これから研究吟味されていくべき血量。それをいきなり量産しちゃうのはどうなんだろうって思っちゃうんですよね。

いろいろ血統を探っていった結果、「○○の3×4はイイぞ!」っていう結論が出るのであって、「SS3×4は成功する!」みたいな仮定から、こぞってその血統を組むのはなんか理論が逆転している感じがするんだよなあ。他にもいろんな配合見てみたいじゃん?

とくにSSって気性面が気がかり。クロスをかけることでその部分がどうなるのか、まだまだ未知だと思うわけです。

それなのにこれだけSS3×4を推すって…そんだけ自信と根拠があるのだろうか。

ディープ系の種牡馬が豊富

カタログをざっと眺めて気になったのがジュリエッタの2018。父はワールドエース。SSのクロスはありません。

ディープインパクト系の中で私はワールドエース産駒に期待しています。今年の菊花賞で全弟のワールドプレミアが勝っちゃったので、相対的に価値が上がりそうですね。

ワールドエース産駒の魅力は種付け料の安さ、ひいては産駒の市場価格の安さだったわけですが、本馬に関しては1,600万円での募集(40口なら1口40万円、2,000口なら8,000円)。月会費が不要とはいえ、ちょっと手が出しにくい価格だなあ。

脚がスッキリ長くて好印象。血統的にはダート中距離で走りそうな雰囲気。

初仔なのね。

そこが一番、私的にはネックです。

出資を決めるまでには至らないですが、チェックはしておきます。

他にもミッキーアイルにリアルインパクトにキズナにエイシンヒカリにと…ディープ系の種牡馬産駒が多いですねニューワールドは。

ディープ系によるリスク分散ってところでしょうか。どの産駒が走るか未知数ですもんね。

おわりに

ニューワールドレーシングは現状そこまで実績はよくありません。新参ですしまだまだこれから。

しかしいきなりオーナーズの方で重賞馬を輩出していますし、爆発力は間違いなくあります。

新種牡馬産駒が多く、データ実績重視の私としては手が出しにくいですが、新しいものに果敢にアタックしていきたい方にはオススメ。独自の路線カラーが強いので、好みがはっきり別れるクラブともいえそうですね。

もう少し傾向が落ち着いてくるというか、手広く攻める感じになってきたら、私も入会してみようと思います!

とりあえず2,000口募集から入ってみようかな?

あと最後に、個人的に思うこととして。

これから一口馬主を始めようと思っている方は、とりあえず片っ端から気になっているクラブのカタログを請求することをオススメします。

無料ですからね、カタログ請求は!

申し訳ないみたいな気持ちを持っている方もいるかもしれませんが、これらカタログの作成代とか送料って、いわば入会している会員の会員費から捻出されているわけで(ニューワールドの場合は会費がありませんが)。

なんというか、より多くの人の手にカタログが渡っていて、一口馬主デビューする仲間が増えるのなら、会費を払っている価値はあるなという納得感が持てるというもの。

結局のところ、一緒に感動を共有できる仲間がいてこその一口馬主ですからね。なのでカタログはガンガン取り寄せちゃいましょう!