ディープ系、ハーツ系、ステゴ系の種牡馬を比較してみるin2020

2020年現3歳馬の新馬戦も終わり、新種牡馬も含めた各種牡馬の成績もだいぶ判明してきましたね。

今年のクラシックはキズナを始め、新種牡馬がなかなか健闘しています。

2019年産の一口馬主募集もぼちぼちしたら始まります(一部すでに始まっていますが)し、ここらでサンデー孫世代の成績をまとめておきたいなと思っています。

本記事では、ハーツクライ系種牡馬、ステイゴールド系種牡馬、ディープインパクト系種牡馬の成績を比較します。

サンデー系の種牡馬には他にダイワメジャー系やマンハッタンカフェ系、そしてゴールドアリュール系もいますが、ここではディープ・ハーツ・ステゴの3系統に絞りたいと思います。

理由は比較がしやすいからです。ゴールドアリュールなんかはほぼダートなので比較がしにくいですからね。

実際のところはマンハッタンカフェ系のヒルノダムール産駒とかに超穴馬がいそうですが、ここでは安定感重視でいきましょう。ステゴ系に安定感などあるのか謎ですが…。

それでは個人的に気になるデータを一覧にしたものをお見せします。こちら!

ハーツクライ系
種牡馬名2017年産中央勝馬率2019年種付数(前年比)2020年種付料
ウインバリアシオン11.136(-12)50
ジャスタウェイ18.8214(+63)400
ワンアンドオンリー11(-9)50
シュヴァルグラン80
スワーブリチャード200
ステイゴールド系
種牡馬名2017年産中央勝馬率2019年種付数(前年比)2020年種付料
ドリームジャーニー66.712(-9)Private
ナカヤマフェスタ02(-14)20
オーシャンブルー2514(-6)30
オルフェーヴル2152(-84)300
フェノーメノ15.955(0)50
ゴールドシップ21.9107(+14)300
レインボーライン50
ディープインパクト系
種牡馬名2017年産中央勝馬率2019年種付数(前年比)2020年種付料
リアルインパクト22.4118(+82)200
トーセンラー071(+4)50
ダノンバラード25108(-)100
ワールドエース19.668(-19)70
トーセンホマレボシ2.815(-13)Private
ディープブリランテ11.840(-46)80
スピルバーグ10.452(+6)50
キズナ32.9164(+12)600
ミッキーアイル142(-17)150
エイシンヒカリ94(+12)160
ディーマジェスティ71(-7)100
シルバーステート157(-34)120
サトノダイヤモンド144300
アルアイン120

 

種付料は受胎確認後の価格を表記。Privateはいわゆる「応相談」ってやつですね。あとディープインパクト系なんかはまだまだ種牡馬たくさんいたりしますが、種付数が多めの馬に絞っています。

データは2020年3月末時点のものになります。

ちょっと表が長くなりましたが…以下、気になったことをまとめます。

産駒傾向は孫にも受け継がれる?

まず、ハーツクライ、ステイゴールド、ディープインパクトについて、種牡馬成績の個人的な印象を書いておきます。

ハーツクライ産駒は堅実な馬が多め。10頭中5頭が安定した成績をおさめ、2頭が突出した結果を残す印象。

ステイゴールド産駒は極端な馬が多め。10頭中4頭が安定した成績をおさめ、1頭が突出した結果を残す印象。

ディープインパクト産駒はド安定な馬が多め。10頭中6頭が安定した成績をおさめ、3頭が突出した結果を残す印象。

あくまで個人的な感想であります。

これらの傾向が、孫世代にも果たして受け継がれているのか、ですが。冒頭の表を見る限りわりかし反映されている気がしますね。

ディープの孫はそれぞれ尖った才能を持ち、安定感も高そうな産駒が多そうです。ハーツクライはジャスタウェイがまさにハーツの傾向を受け継ぎそう。ステイゴールドの孫は今後とんでもない馬が登場しても全く不思議ではありません。

ハーツ系はシュヴァルグランが安い!?

ハーツクライ系をパッと見て感じるのがシュヴァルグランの種付料80万円。スワーブリチャードの200万円と比べると安く感じますね。

すでに今年は満口になっている模様。これはお買い得な気がします。

シュヴァルグランはやや晩成傾向ながら、ジャパンカップを勝ちどんな条件でも安定した結果を出せています。もう1個くらい大きなところを勝ちたかったですが。

募集価格次第ですが、一口クラブでも募集していたら検討してみたいですね。けっこう安値感のある産駒が多くなりそうに思います。

ジャスタウェイはまだまだ評価が難しい

ハーツクライ系ではジャスタウェイが期待の種牡馬ですが、まだまだ評価しにくいですね。

ジャスタウェイ自身は中距離くらいが得意距離でしたが、産駒は長めのところでも結果を出せていますね。やはりそこはハーツ系。

もうちょっと時間をかけてみないとはっきりしないですね。この辺もハーツクライらしさがあります。現役当時はあまりハーツ系っぽく感じなかったんですかね〜個人的には。

ちなみに種付料は去年と変わらずの400万円。引き続き200頭以上の相手を集めるのでしょうか。勝ち上がり率も悪くないし、今後も安定して結果を出しそうです。

ステゴ系は引き続きオルフェが安い!

オルフェーヴル安すぎでしょう。去年より100万円も安いですよ。これはもはやネタとしか思えない。

2019年の種付数が84頭マイナスの52頭でしたが、今年はさすがに100頭超えてくるでしょうこれは。

そろそろ1頭くらいオルフェーヴル産駒に出資したいお年頃だったので…2021年産駒あたりから狙ってみましょうか。ってそれ2年後かよだいぶ先だ!

種付数が少ない2019〜2020年産駒は成績が落ちるかもしれませんが、長い目で見るとまた盛り返してきそうですねオルフェは!がんばれ!

ディープ系ダノンバラードに注目

ダノンバラードはイタリアやイギリスに行っていましたが、初代産駒が国内で活躍したため、再び日本へと戻ってきました。いきなり108頭をつけているところからも期待の高さがうかがえます。

しかし種付料100万円は…うーむ。

それならワールドエースやディープブリランテの方がいい気も。

とはいえダノンバラード産駒。ここまでの過程が興味深いですし、ちょっと注目しておきましょう。

スピルバーグのお得感!

スピルバーグの種付料の高さについては以前触れています。

初年度の2016年が150万円、2017年2018年と100万円で、2019年は80万円。今年の50万円はだいぶお値ごろ感が出てきました。

ただ初年度産駒のここまでの傾向を見てみると…50万円に見合った活躍が見込めるかどうかなんともいえないところ。

とはいえスピルバーグ自体も晩成傾向でしたから、4歳以降の成績を見てから決めたいですよね本当の価値は。この辺はジャスタウェイに近い感じ。

現状ダート馬で1勝している産駒が多いですが、芝でももう少し活躍馬が出るといいですね。

いずれにしろもうしばらくは手探りが続きそうです。

シルバーステートは種付料アップ

以前も少し話題にしたと思うシルバーステート。現役は本領発揮のないまま引退となりましたが、その非凡な才能は誰もが知るところ。産駒は2021年デビューですね。初年度の種付数は191頭でした。

2020年の種付料は上げてきましたね。20万円ほど。それでも種付相手はけっこう集まるのでしょうねえ。

これだけディープ系種牡馬が充実していて、お値ごろな種牡馬も多いのに、これほどの牝馬が集まるって…かなり馬産地期待していますよね?

私の入会しているクラブだと友駿ホースクラブが2019年産駒で1頭募集をかけています。

気になるのは足元。シルバーステートは怪我に悩まされました。産駒もその傾向が受け継がれるのではないかと心配です。

出資してみたいですが、もう少し様子を見ます…。

ディープ系新種牡馬だとアルアインに期待したい

ディープ系なら個人的にはやはりアルアインが面白いと思いますね。種付料120万円はかなり安いかなと。

3歳クラシックと古馬G1を勝ったというのはでかいですね。しかもどちらもメンバーはかなり濃かったと思いますし。

2019年の秋はだいぶ衰えを見せましたが、それまでは安定して結果を出せている点も見逃せません。ノーザンファームもそこそこの数を配合相手に持ってくる算段ではないのかしら?

まとめ

ディープ、ハーツ、ステゴ、どの系統もきちんと結果を出しているように思います。

安定感がありそうなのは、ハーツならジャスタウェイ、ステゴならオルフェーヴル、ディープならキズナでしょうか。

まだデビューは先の種牡馬もいますが、一発狙うなら、ハーツはシュヴァルグラン、ディープならワールドエースかシルバーステートでしょうか。ステゴはやっぱりオルフェーヴル!

まあステゴ系は正直どの種牡馬も一発傾向強そうですけどね〜。ゴールドシップも超大物が出そうですし。

総じてやはりオルフェーヴルに魅力感じちゃいますね…でもなかなか「これは走る!」っていう傾向がつかみ難くて…もう少し産駒を洗ってみて研究してみようと思う次第です。改めて記事にしてみます。