バフィーが引退、精算が完了しましたので収支報告と振り返りです。
1度も出走に漕ぎ着けることなく、3歳で引退となりました…。
かなり詳しい収支報告の計算は以下の記事で書いています。
ここではざっくりとした収支だけ報告します!
毎回書いていますが、一口馬主ライフを楽しむとともに投資として冷静に見るためだったり、一口仲間を増やすためだったり、反省点などを振り返るために本記事は存在しています。
それでは振り返りスタートです。
およそ1口5万円の赤字
1度もターフで走ることのなかったバフィー。出資金や維持費など諸々含めまして、トータルで1口当たり5万円の赤字でした。
その競走能力を1度も発揮することなく引退となるのは正直悲しい…。
何走かレースを使って、「これは厳しい」ということで引退した結果での5万円の赤字と、未出走のままの5万円の赤字では、同額でものしかかる重み辛みが全く違います。もし順調に調教を積めてデビューできていたら…全く違った結果が待っていたかもしれませんから。
しかし体質や気性など全てのパラメータを含めたものが、競走能力ですからね。
能力が足りなかった。それ以上でも以下でもない引退です。
ツアーに参加して出資決定
実はバフィーは、募集当初の段階ではさほど気になってませんでした。
あなたの大好きなシニスターミニスター産駒だから、問答無用でチェックをつけそうなのに。
募集当初はあまり馬体も見栄えしませんでしたからねえ。
しかしシニスターミニスターってデビュー前は華奢なタイプが多く、その中から活躍馬も多数出ています。セールで値がさほどつかなかったミックファイアなんかがいい例。
なので一応気にはしていましたよ。
そしてセレクツアーで生で見てみて、一気に出資意欲を高めました。
その時の模様がこちら。
私はギャップ萌えなところがあって、募集開始時と1歳秋時点の馬体にいい意味で大きな差があるほど、出資したくなっちゃうのです。ヴェローナシチーなんかがまさにそれでした。
で、過去の記事を見返してみると、2022年の年末に出資をしているみたいです。馬名募集が締め切られた後ですね。
しかし公式報告を見てみると、この年末の12月28日に「骨瘤が出掛かっている」という報告が出ているんですよね。
出資をしたのは、この報告を見る前か、見た後か。うーむ、見た後だったら出資を躊躇っていたんじゃないかなあ。この時にすでに「兆候」はあり、本馬の大きなターニングポイントはここだったかもしれません。
初のシニスターミニスター産駒への出資
意外や意外、我が家のシニスターミニスター産駒への出資はこのバフィーが初でした。
過去には出資を悩んだシニミニっ子が多数います。キングズソード(キングスベリーの2019)もその1頭。
なぜこの世代のシニミニ産駒に出資しなかったのか。それはコロナ禍でお金がなかったから…(泣)。
キングズソードに出資してりゃ今頃は…なんてタラレバはよしておこう。同世代ではヴェローナシチーに出資できていたわけだし後悔はない。
この「シニスターミニスターにいい加減出資したいよ!」欲も、バフィーを出資する後押し材料になったと思います。
しかも母父ヘニーヒューズ。ザ・ダート短中っていう配合も素敵だったもんなあ。
脚元の具合が良くなくても、やっぱりこの配合と秋の馬体を見ちゃうと、出資しないわけにはいかなかったよなあ。
体質の弱さに泣いての引退
1歳年末に骨瘤を発症した後も、右前膝下の繋靭帯近位付着部に剥離、左前跛行、体が硬くなりやすかったりなど、トラブルが絶えなかったバフィー。3歳春に左前第三手根骨の板状骨折が判明し、治療期間の長さや再発のリスクを考慮し、ここで引退が決まりました。
うーむ。これだけ体の弱さが露見してしまうと、さすがに競走馬としての能力があるとは言えませんからねえ。
体質の弱さ、これだけはもう出資段階では見極められないし、仕方がないと思うしかありません。馬の見る目があるかどうか以前の問題だと思います。
なので反省する点は特になし!
と言いたいが、出資を決めるタイミングはもうちょっと遅くてもよかったかもなあ。
出資には冷静であれ
我が家の出資馬では初めて、未出走のまま引退することになったバフィー。その後はどうなったのか、現状が知りたいところですが…。所在不明な状況です。
うーむ悲しい。
バフィー世代はどうもトラブル続きで案外。上の世代に活躍馬が出たことでちょっと調子に乗り過ぎたかもしれません。その勢いでバフィーは出資したわけですが、これは反省しないといけないですね。
もっと冷静に成長を見守ることが重要だなと。それができるのがユニオンなのですから。そのメリットを活用しないと。
バフィーのその後の馬生が穏やかであることを願って振り返りを終わります。