2024年の一口馬主生活を振り返るとともに、2025年の抱負を語っていく、年始恒例の記事です。
去年の記事はこちら。
2024年の競馬界は何かと不穏でしたね。騎手が競走中の事故で亡くなる悲しい出来事もありました。
とくに騎手の不祥事が絶たず。長期の騎乗停止や引退もあり物議を醸しました。
何かしら浄化が必要なタイミングではあるのかもしれません。
私自身の競馬ライフとしては、なんとも言えない、可もなく不可もなく。
初の新潟競馬場を始め、いろいろと満喫はできました。
しかし一口馬主だけにフォーカスしてみると…決して円満な1年ではありませんでした。反省の方が大きいです。
それではまずは出資馬たちの、2024年の中央競馬成績を見てみましょう。
2024年中央競馬成績→【1-2-1-4-1-25】
交流戦を含めた中央競馬における、我が出資馬たちの成績は34戦1勝でした。
フェリの1勝のみ。これは深刻に受け止めないといけません。
勝率は2.9%。連対率8.8%、複勝率11.7%。
去年は「キャロットファームと同じくらいの勝率だー」ってイキってたくせに。
返す言葉もございません。
暗黒期の友駿ホースクラブの0.9%よりは高い勝率ですが…。でも複勝率はちょっと負けてるな…。
うーむ、本当にひどい。。。。。
ちなみに地方も入れるとスターチャームの1勝とポケッティーノの2勝が加わり全体で4勝となるものの。それでも数字は低い。
なぜこのような結果となってしまったか。きちんと分析の必要ありですね。
それでは続いて2024年の反省や2025年に向けての抱負を書き留めます。
ヴェローナシチーの復帰と引退
2024年、我が家の一口ライフで最大のニュースといえばこれでしょう。
1年半の休養とリハビリを経てターフに戻ってきたヴェローナシチー。
わずか2戦で怪我が再発し引退となってしまいました。
思いの丈はこちらの記事に詰め込んでいます。
ただただ寂しい。
ヴェローナちゃんの引退で友駿の出資馬はゼロに。
友駿の退会が決まりました。
我が家の一口ライフの大きな局面となりました。
本当に素敵な出会いでした。ありがとうヴェローナ&友駿ホースクラブ!
頑張り屋の明け5歳勢
去年に続き現役を貫いているのが5歳勢の4頭。スピードオブライトが3勝クラス、フェリが2勝クラス、ポケッティーノが地方出戻りの1勝クラス、そしてスターチャームが大井1勝。
スターチャームは怪我で長期休暇中ですが。全体的に本当に頑張り屋さんなのがこの5歳勢ですね。
コンスタントにレースに出てくれる。これだけで一口馬主ライフはお釣りが来たようなもん。
フェリも長めの休みを挟みましたが、2025年は更なる飛躍が期待できると思っています。スピードオブライトももちろんオープンへの昇格を期待しています。
ポケッティーノは出資時からネタ枠だったのでとくに思うところなし。たくさんレースに使ってもらえるといいな。
曲者すぎた明け4歳勢
問題はこの世代ですな。
去年も「問題児だらけ」って言ってたわねこの世代について。
ほぼほぼその解答が出揃いましたね。
バフィーはデビュー叶うことなく引退。
グランレーヴシチーはデビュー戦健闘するものの、馬房内での旋回癖が深刻で引退。
エザルターレは期待を集めながらも見せ場なくファンド解散。
フォートポータルはデビュー直後に去勢が決まり、2着するも勝ち上がりはできず地方転籍。
トレポンティは3着好走の場面はあれど、こちらも勝ち上がれず、中央に在籍し格上挑戦。
1勝もできなかった…こんなの初めて…。これまでで一番多く出資した世代なのに。
体質が弱かったり、馬体重の調整が難しかったり、気性が悪かったり。一つ上の世代と比べるとその問題児ぶりが嫌というほどわかる。
一番気性が悪くて不安定だと思っていたオルフェーヴル産駒のトレポンティが一番お利口ってどういうことよ?
…これだから競馬はわからない、だから面白い。というロジックに思考を持っていけりゃいいんですが。なんだかスッキリしない世代ですねぇ。
現役を貫く2頭には今年こそ勝利を期待。トレポンティは芝2600mという癖強な条件を得意としており、格上挑戦でも使いやすい条件なのでどこかで勝てる可能性はまあまあありそう。
フォートポータルはまずは3勝して中央復帰の権利を得ることが最優先。個人的にはダートはいいと思っているので、気性がより大人になり、さらに体重調整もしやすくなっていけるのなら、今後の活躍は見込めそうです。
多くは望まない。せめてこの世代も中央1勝してくれーっ!
明け3歳勢の活躍に祈るしか!
明け3歳は4頭。彼らがもし活躍しなかったら…。
2世代連続で不発となると、我が家の一口馬主ライフも縮小していかないといけなくなりますです…財務上。
というわけで3歳の出資馬たちにはなんとしても勝ち上がってほしい。最低でも2頭はっ!
この世代の中でもとくに早い活躍を見込んでいるのがドリームアンコール。デビュー順としてはこの世代の中では3番目くらいになりそうなのですが、仕上がり早なタイプに思うのですよ。3歳時にちょっといいランクのレースに出られるくらいまで活躍してくれないかなと密かに期待しています。
デビュー第1号だったのはグレートセンス。こちらはゆったりタイプのようで、使いつつ良くなっていくことでしょう。デビューはダート1800でしたがおそらく短距離馬。中央で太刀打ちできなければ、地方交流戦で鎬を削るコースでもよきかな。相沢先生はあまり交流戦使うイメージないですが。
ヴァルトバーデンはこれを書いている時点で明日のデビューを控えています。芝馬のつもりで出資しましたがデビュー戦はダート1800。まだまだ体力不足の感は否めず、こちらも使いつつでしょう。たぶんゆくゆくは芝に行くはず。マイルでしょう。
最後にアクアマリーナ。2歳の早期デビューコースにいたのですが、ゲート試験前に怪我を発症してしまいました。今では新馬戦に間に合うかどうかという状況。バフィーに続いて豊洋牧場さんとの相性がイマイチ。この子にはなんとかデビューしてもらって、バフィーの無念を晴らしてほしいものですが。
以上の4頭。今のところ、一つ上の曲者世代ほどの問題児はいないように思いますが…。
とにかく数が使えること。これが我が家の出資方針。健康面では信頼できる血統に出資したつもりですが。さてどうなる。
明け2歳勢はどうだ?
2歳馬は今のところヘイローフジの2023と、もう1頭の出資を検討しています。
ヘイローフジの2023は夢のある血統だよなあ。
完全にロマン出資。こんな夢の詰まった馬に出資できるチャンスはなかなかないでしょうから。
遅生まれなのが気がかりですが、ここまでの調教過程はまずまず良さそう。普通に楽しみです。
もう1頭の出資馬というのは?
近いうちにここで発表できればと思っております。
上の2世代次第なところもあって、現状ではこの2頭しか出資できないですね。もうちょっと波に乗ってくればさらに1頭くらい出資したいですが。
2025年の目標
2024年は以下の目標を掲げていました。
- オープン以上を勝利
- 年間50戦以上(中央地方問わず)
- 年間8勝以上(中央地方問わず)
- G1出走
- 重賞制覇
1個も目標達成ならず…ぐぬぬ。
ヴェローナシチーは小倉記念で4着に入る場面はあれど…オープン以上の勝利や重賞制覇はできず。
年間の出走回数は、地方を入れても43戦程度。去年「スターチャームがどれだけコンスタントに使えるか次第」と書きましたが、ほんとその通りで、怪我で離脱したのが痛かったです。まあ使えたとしても50戦には届かなかったかもですが。
そして年間8勝て…誰だそんな無茶な目標立てたの!
自分でしょ!
まあ勝利数については、出資馬が地方に転籍するかどうかでも大きく差が出ますし。ちと予測しづらい感は否めない。
ヴェローナシチーやスピードオブライトなど、属人性ならぬ属馬性の高い目標を掲げるのも良くないかなぁ。
というわけで2025年はちょっと目標を下げます。
- オープン以上を勝利
- 年間40戦以上(中央地方問わず)
- 年間10勝以上(中央地方問わず)
- 重賞出走
- 重賞制覇
1と5は据え置き。3はあえて引き上げ。
年間40戦はさすがに越えられるはず。出資馬の数はこれまでで最高ですからね。
年間10勝。ここが達成できるかどうかスレスレのライン。内訳としては5歳勢で2勝、4歳勢は地方勝利も含めて4勝、3歳勢も地方転籍見込みで4勝。計10勝をしてもらいましょう。内、中央勝利は5勝であってほしい!
3歳勢は数使えるタイプが多いと思っているので、あえて勝利数については目標を上げてみました。
実際は地方での勝利が増えるだけだから、全体の賞金的には大したことない感じにはなるかもですが。
割と現実的な目標たちと思っているので、3個くらいは達成してほしいですね。
2025年初頭時点我が家の出資馬まとめ
世代 | 馬名(2025年1月頭時点クラス) |
---|---|
2020年産 | スピードオブライト(3勝クラス) スターチャーム(大井1勝) フェリ(2勝クラス) ポケッティーノ(1勝クラス) |
2021年産 | フォートポータル(名古屋0勝) |
2022年産 | ドリームアンコール |
2023年産 | ヘイローフジの2023 ??(近日発表?) |
ヴェローナシチーがいなくって本当に寂しい。入会クラブがユニオンだけになったのも大きな出来事です。
友駿の会費がなくなった分、去年よりは赤字が減るでしょうか。そんなこともないかな。出資馬次第です。
2歳馬については、現役勢たちの活躍次第ではもう1頭か2頭を追加予定。ただ可能性としてはかなり低いかもしれません。そこまで「めっちゃ出資したい」ってタイプもいない感じですし。
さらに今後募集される1歳馬についても、これもかなり消極的な姿勢になっちゃいますね現状ですと。
これからちょっとでも上向く局面があればいいのですが、我が家の出資馬たち。
鍵を握るのはやはり3歳世代でしょうな。
それでは今年も我が出資馬たちをよろしくお願いします!
我が家の出資馬一覧はこちら。