2024年の我が家の株式投資の収支まとめです。
前回2023年の記事はこちら。
2023年はコロナ禍の後始末に翻弄される1年だったように思います。
さて2024年はどうだったか。さっそく収支から見てみましょう。こちら!
優待合計 | ¥114,260(-1,850) |
配当合計 | ¥83,687(+18,867) |
売買損益 | ¥754,690(+650,990) |
2023年トータル損益 | ¥952,637(+668,007) |
カッコ内は2023年との比較です。
優待が減り、配当と売買損益が増えるという、2023年とは真逆の結果となりました。
売却益がすごいことに!
各項目一つずつおさらいしていきます。
優待減はあさひやKFCによるもの
自転車のあさひが優待を廃止したこと、そしてTOBとなった日本KFCを売却したことで、もらえる優待額は目減り。
一方でクリレスが継続保有の対象になったことでちょっと優待が増額になったり。その差引で2000円弱の減で収まったことになります。
この程度の減額で済んだことからしても、2024年はほとんど優待関連銘柄の売買をしていないことが伺えますね。
優待銘柄の「旧NISA(あるいは旧NISAから特定口座に移行されたもの)から「新NISA」へ移行することに躍起になる日々でありました。
その模様は2024年上半期の優待報告で詳細に書いています。
配当は予想通りの増額
保有銘柄からいただいた配当は18000円ほどの増額。
飲食関連銘柄を中心に、全体的に配当が増えた傾向です。
とはいえ業績の不安定さから引き続き無配当の銘柄もちらほら。
不正の後始末に追われる日野自動車なんかがその代表格。自分でも持っていたことを忘れるくらい、ずっと放置しっぱなしの銘柄。株価自体は少しずつ上がっているので、危機を脱して配当が復活するまで根気強く持ち続けようと思います。放置しっぱなし=応援している銘柄ですからね。
75万円超えの売買益!
2024年は75万円という、売買による過去最大の利益を出すことができました。
そのほとんどが日本KFCの売却によるものです。
1株2000円を約6500円で売却。100株分だから、しめて45万円の儲けね。
他にも優待廃止になったオリックスも20万円弱で売却。
さらにはおまけで、旧NISAから新NISAへの組み替えでちょこっと利益が出たり。
基本的に売って利益が出るパターンが多かったですね。シマダヤ以外は…。
シマダヤだけは下手こいたなあ。ほんと引きづりますわ。
まあその損失を補ってあまりあるプラス。いい年になりました。
日経平均と保有銘柄損益率の推移
2024年の日経平均の動きと、我が家の保有銘柄時価総額損益率の動きをグラフにしたものがこちら。
今年は集計ちょこちょこ取れていました。
半導体銘柄で必要以上に日経平均が伸び上がる場面があった1年。半導体銘柄を1枚も持っていない我が家(投資信託は除く)は、その恩恵にあずかれない場面も多々ありました。ただこれ逆に言うと、半導体銘柄が軒並み下がる場面でもほとんど無風ということ。結果的には飲食関連銘柄の巻き返しが下半期に起こったため、2024年年初に比べてかなり損益率は改善しています。
8月5日の大暴落の最中にあっても強気に買い増しができたのも良かった。まだその時に買った銘柄は大きく跳ねていないものも多いのですが(例えばNTT)、さすがに2025年中には何かしら動きが出てくるのではないかと睨んでおります。
2025年我が家の株式投資展望
去年、2024年年初はこう書いていました。
やっぱり2024年は新NISAに尽きる一年かと思います。
本当にその通りの1年で、新NISAへの組み替えばかりしていたように思います。
さらにこんなことも。
新NISAはですね〜実際あまり生半可な気持ちでやると火傷もありうると思っているのですよ。特に今の株式市場ってかなり入り組んでいると思っていて、本当に現状の指標や各株価が適正なのかというと、正直いって微妙だと思っています。
これまた概ね正解だったのでは。
8月5日の大暴落で、多くの新NISAからの参入者が狼狽売りをしたとも言われています。
年初の日経平均を割ってしまうほどの下げになっちゃうのは、正直よくないですね。
日本の株式市場ってどうしてこんな捻れた事態を招くことが多々あるんでしょうね。やっぱり海外からの大資本に左右されやすいからなのか。
そんな中で我が家は、売買益を大きく増やせる1年となれたことはかなり大きかった。物価高の最中なので助かるぅ〜。
ただ日本KFCはジュニアNISAでの買い物だったので…子どもが18歳にならないと口座から引き出せないんだよなあ。あるいは口座を解約するとかしないといけない。ジュニアNISAのルールが微妙すぎる。
さて2024年ですが、もうコロナ禍で買った売却目的の銘柄もほとんどないので、売却益はかなり減ることでしょう。優待は各飲食銘柄が優待内容を変更するかどうかにかかっているところが大きいですが、おそらく2023年と同じくらいの額になることでしょう。配当は飲食銘柄が羽振りいい気配なので、ちょっと増えそうですね。
売却益については外れて増えましたが、配当増加は当たりましたな。
では2025年はどうかというと。保有数の多いヴィアHDがすでに優待改善を発表していたりする影響で、優待額は増えるのではないかと予想。配当については2024年とほぼ変わらないかなと思われます。そして売買益としましては、日本KFCのTOBみたいなまさかのニュースが飛び出さない限り、2025年はほとんど損益は出ないんじゃないかなあ?
160円以上、円安の方向に動くことはないと勝手に思っております。ゆえに円を持っているリスクはだいぶ軽減された(円の価値がもっと下がることはない)と思うので、現金保有率を上げたい1年ではありますね。
円の価値については、横ばいか、ちょっと円高に動くのではないか。日経平均については、4万円を超えることはあっても、引き続きは38000〜40000円以内くらいが定位置になるのでは。そんな感じの予想で、2024年の振り返りと2025年の展望を終わります。