今週はあまりいい報告がないですね…。
出資馬近況
出資馬 | 近況 |
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スピードオブライト | 放牧中。そろそろ帰厩しそう。 |
フェリ | 放牧中。こちらもぼちぼち帰厩でしょう。 |
スターチャーム | 4月14日のレースは9着敗退。 |
フォートポータル | 次は笠松開催へ。 |
トレポンティ | アクシデントは解消、4月末からの笠松開催出走予定。 |
ドリームアンコール | 先週の結果は5着。次走はローカル予定。 |
アクアマリーナ | 股関節にトラブル、出走プランは白紙へ。放牧。 |
グレートセンス | 今週の出走は白紙へ。放牧。 |
ヴァルトバーデン | 放牧中。 |
コンゴウフジ | 福地トレーニングファームで育成中。 |
アンティスマ | 白井牧場トレーニングセンターで育成中。 |
スターチャーム、断然の1番人気を背負いながら9着
この結果は望んでいませんでした。

これはですね。一言で言ってしまいましょう。陣営の判断が悪かった。
私は基本的には若手騎手の起用は大歓迎。ただもちろん例外のパターンもあるわけで。今回は例外の類でした。不安だらけだった。
勢いつけすぎて高速ラップにならなければ、自ずと結果はついてきそう。脚部に不安は残っているので、そこだけは配慮をお願いしたいですね。
控えめに前回こう書きましたが、嫌な予感は的中してしまいました。
スターチャームは脚元に不安を抱え、5歳ながらもこれまで出走数には恵まれて来ませんでした。そんな不安がいっぱいある中での復帰2戦目、後が続くかどうかの正念場です。
出資者としてこの1年彼女の出走を待ち望んでいました。そんな中で、新人騎手のデビュー馬に選ばれ、しかも断然の人気を背負ってしまう。この状況は不安に不安を上塗りするようなものでした。
騎手はおそらく前目、2から3番手をキープするよう指示されたのでしょう。スタート少しもたついたものの、一気に追って前へと進出しました。そこから終始追っ付け気味ですから、直線に入る前でガス欠になる未来も当然あるわけでして。最終コーナーからさっそくずるずると後退して9着になってしまいました。

騎手としては苦いデビューとなってしまいました。我々出資者としては、レースの反動が非常に気掛かりとなる一戦です。
これが全然人気のない馬とかであれば、新人騎手を乗せて変わり身を期待するのはアリな戦略と思いますが。まだまだ脚部に不安の残る馬で、しかも人気を背負う馬で新人がデビューというのは、人馬にとって荷が重かったことでしょう。
その采配をした陣営に、自分はかなり疑問を抱いております。

ちなみに復帰戦からスターチャームは転厩しており、これが転厩2戦目でした。前の厩舎だったらこんな判断はしただろうか…。
個人的には一番最悪の結果になってしまったなあと。馬にとっても、騎手にとっても。あまりこういうケースは見たくないですね。特に自分の出資馬でこういうのはね。
色々と心残りとなるレースでした。

スターチャームはその後も異常はないようで、月末の出走を狙っています。それがせめてもの心の救いでした。
ドリームアンコールは5着
デビュー戦以来の中山に挑戦したドリームアンコール、結果は5着となりました。
このレースは現地で観ていました。断然1番人気だったルチアーナが抜群の気配で、「これはさすがに勝てん」とパドックで感じてしまいました。よって勝ち負け云々よりは、課題の直線の走りだけに着目することにしました。

デビュー戦の4着よりは1つ着順を落としましたが、レース内容はこれまでで一番よかったと思います。
何しろスピードがある。これは未勝利馬の中ではかなり上位にあるでしょう。
直線半ばでいきなり失速するのは、スタミナ不足とか言われていますが。自分はあまりそういうふうに感じませんでした。どうも左隣に馬が並ぶと、気持ちが先行しすぎて体の動きがチグハグになってしまっていると思うのです。脚が上がっているようには見えないなんだよなあ。
ただスタミナ不足にしろ気持ちの問題にしろ、心身の持続性に乏しいわけで、短い距離を狙うのがいいかなと思いますね。個人的には一気に逃げ込みを図れる条件がよろしいかなと。次走の具体的なプランは出ていませんが、福島のダート1150か、新潟の芝1000とかで観てみたいと思います。

とにかくいい馬。この世代の出資馬の中で一番いい馬体だと思っています。
スピードはあると思っていましたが、まさか距離の短いタイプとは思いませんでしたね。
アクアマリーナとグレートセンスに問題発生
デビュー戦を圧勝で飾り、来週の2戦目を控えていたアクアマリーナ。ここまで順調に稽古をこなせていたのですが…ここでトラブル発生。

トモ、股関節周りに炎症が出てしまいました。
元来から脚に爆弾を抱えていたアクアマリーナ。稽古はご機嫌なほどに動けてしまうので騎手が抑えていたほど。それでもこうやって問題が起こってしまうんですね…。

ただ前回ほどの重傷ではないと思いますので…前回よりは早めに戻ってきてくれることでしょう。
一方のグレートセンスは体質面。疲れが取れず今週の出走を取りやめ。

まあ本調子はまだまだ先って印象の馬でしたからねえ。
夏を過ぎたあたりの交流戦で結果を出す、くらいの方向で考えているので、未勝利馬ですがアクアマリーナほどの不安や焦りはあまりありません。
うーむ。順調に見えた3歳出資馬勢ですが、各々の個性も浮き彫りになり課題も山積して来ました。
アクアマリーナは非凡な才能を秘めるものの脚元に不安あり。
ドリームアンコールはスピードはあるが走りが乱れがち。
ヴァルトバーデンとグレートセンスはまだまだ馬体成長の余地あり。
1頭勝ち上がってくれたもの、そのアクアマリーナは離脱を余儀なくされ。せめてあと1頭は勝ち上がってほしいですが、まだまだ雲行きは怪しいですね。ほんと、この時期は焦りと不安に苛まれますね。もうちょっと気軽に見守れる世代と思っていが。

このトンネルを早く抜けたい…。