クリレスHD株主総会行ってきました/優待廃止続出記事に関して思うこと

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去年に続き行ってきました、クリエイト・レストランツHD<3387>株主総会。

これで4年連続の参加かな。

家から近いので積極参加なのですが、まあ本日の雨のすごかったこと。そのせいか総会会場はスッカスカ。座席は3〜4割程度しか埋まっていませんでした。

でもその方が総会として正しいとも思えますよね。反対意見がないからこそ不参加を表明、とも取れますし。意見があれば参加しますからね。

毎年思いますが、クリレスの株主総会って素敵です。この1年も特にコンプライアンス的な問題はゼロ。吉○家HDのような殺伐とした雰囲気は一切なく、適度な緩やかさと緊張感が混在しています。株主総会の見本のような総会なんですよね。

引き続きクリレスの株は持っていたい。そう思いたくなる内容でした今年も。

今日の内容を受けてちょっとは株価に動きはあるかなと期待したものの、さして動きはなかったですね。いいですけども。

100株ほど優待余分で持っている株があるので、それはいずれ売ることになる予定ですが、それ以外は引き続き持ち続けていきます。少なくとも、優待が続く限りは。

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優待廃止の流れについて思うこと

そういえば優待廃止に関する記事が出ていたわね今日。

ヤフーのトップにも出てたねそーいや。

この記事ちょっと私は反論みたいなのがあって。記事内では「株主平等」の観点から、海外投資家も意識しての優待廃止が続出している、みたいな話ですが、これはちょっと違うんじゃないかなと。

もちろん株主平等は大事な発想なので、各社持つべき倫理観なんですけど。

この記事内で優待廃止を発表したと書かれているオリックス<8591>やJTの優待って、いわゆる「関係各社の協力を得て作っている優待カタログ」なんですよね。つまり自社内で完結していないプレゼントなんです。

関係各社との連携を考えながら毎年調整されている優待なので、作成するのにも相応な労力がかかっています。

こういうコストかかる系、しかも原油高とかさまざまな市況によって内容を見直すべき優待カタログってのは、会社にとって負担となるわけですし、私は廃止になるのも理解できるんですよ。

でも、一方で、自社内で内容を決められる優待であれば、自社ブランディングの一環として積極的に(主に国内個人投資家向けで)継続するのは、やり方としてはあっているんじゃないかと。

つまるところ、株主へ向けたお中元やお歳暮みたいなものですからね。

飲食銘柄だったら自社グループ内で完結するからそんなにコストかからんし、優待はどんどんやってもいいのでは?ということね。

私はそう感じております。

実際にクリレスは優待を重要な株主還元策の一つとして見ており、継続していく意向ですからね。少なくとも向こう5年くらいは続けてくれると期待しています。もちろんその間に優待額の増減などは検討されることでしょうが、それはまた別の話。

飲食銘柄だけでなく、このご時世に逆行するように(あるいは今更感あるんだけど)優待新設を発表した中山福<7442>なんかも、自社ブランド品をカタログにして優待提供するということなので、自社ブランディングとしてこれは続けて欲しいところです。世の中の時流を鑑みて数年で廃止とか、絶対にやめて欲しい。普通にダサいから。

株主の方がTwitterとかで「優待届いた!」みたいな報告をするだけでも、宣伝につながりますからね。大事な宣伝方法の一つだと思っています。

と、いうわけで。今後の流れとして、関係会社からの提供を受けての間接的な優待提供をしているところは、引き続き優待を廃止していく流れかなと。PB商品とか自社商品を出しているところは、引き続き優待は続けてくれることでしょう。そんな期待予想を立てています。

まあ、オリックスも、そしてJTも、優待廃止の分、配当できっちり整合をとっていますからね。合理的なやり方であれば、誰も文句はありませんわな。

以上、思うところを一気に吐き出した次第でした。