マジで知らんかった…。
今日、証券口座の現物残高を見てたら衝撃の事実を知りました。
(2022年末時点の現行の)NISAは5年ごとに更新(って言い方が正しいかわからんけど)される仕組み。例えば我が家は2017年からスタート、2018、2019、2020、2021と5年にわたって毎年NISA枠にて株を買ってきました。ただし毎年規定の満額(大人なら120万円)まで買ったわけではありません。
んで、2017年分に買った分を「2022年にスライドするorしない?」みたいな問いかけが証券会社からあったのが、もう1年以上前。2021年末のことですね。ただ2017年はさほど株を買ってたわけじゃないんで、特に問題はなかったというか、事態の深刻さに気づいてはいなかったんですよ。
このように、5年前に買ったやつを引き続きNISAで保有できるようスライドさせることをロールオーバーって言います。もし「スライドしない」を選ぶと、5年前に買った銘柄はNISAから普通の口座へ移るはず。
あなたの場合はスライドさせて引き続きNISAで持つことにしたのね。
そう。例えば2017年に40万円分を買ってて、2022年にスライドさせた場合、もし資産額がそのままだったら、すでに2022年のNISA枠が40万円分埋まっちゃうってわけです。満額買ってたらもちろんそれ以上は買えません。
んで、2023年。2018年分は結構買ってたんで、ごっそりスライドされて、当然2023年はNISAでは買えない状況ではあるんですが。
なんと、口座に表示される取得単価まで2022年末時点のものに更新されてしまいました。
え〜そんなルールだったのー!?
2022年のときはロールオーバー分が少額だったから全然気づかんかった。
例えば我が家は松風を単価1312円で2018年当時買ったのですが。それが2023年になった瞬間、2022年12月30日時点の株価2279円に更新されてしまったのです。
そうなると何が困るの?
自分が最初に持ち出した金額が把握できなくなるし、損益率も正しい計算ができなくなる…。
もちろん、ルール上更新されるのはわかりますよ。たとえば2017年40万円だった資産が3倍の120万円になっていたら、その時点でNISA枠満額になるので、これ以上投資できませんよという蓋をすることになる。
その逆もまた然りで、2017年に120万円満額出資してても3分の1の40万円にまで評価額が減っていたら、差分の80万円分新たに出資できる。
これはシステム上、そうでなければいけない。それは理解できる。
でもさあ、投資家サイドからすれば、取得単価(自分が実際に払った金額)はわかるようにしていたいじゃん?
口座を開いている松井証券にも調べたら説明はありました。
当初の買付価格も調べられるらしいが、結構深いところにあってめんどくさい。。。
くそ〜これは盲点だったなあ。
今後の株記事の方針どうする問題
というわけで、損益率の計算がめちゃくちゃ面倒になったと思われるので、これまで株記事で毎回やっていた損益率の計算は廃止としたいと思います。
半年ごとにやっている損益報告書だけはちゃんとやりたいけど…ちょっとモチベーションが落ちてきた。
いやーそれにしてもさっき口座の残高開いたときは焦ったよ。。。
含み利益が一気に減ってましたからね。株価が2022年末時点に更新されたことで、相対的に利益が減っちゃうんですよね。大体の株が5年前よりも上がっているんで。
これほんと飛んだびっくり箱ですね。こういう風になるならもっと最初に教えてほしかったよ。。。
一応手元でも買付価格は控えているから集計は取れるは取れるけど。ほんと不便になってしまいました。という話でございます。
みなさんもお気をつけください。。。