先日の投稿にて、ユニオンオーナーズクラブの3歳世代で期待していると紹介したブラングライク。
なんとたった2戦で引退となってしまいました。
3000万円(10万円×300口)の子よね…。
2戦目のレース中に骨折です。
かなり重い怪我だったのかしら。
6ヶ月の診断だったので、大きな怪我とはいえまだまだ現役復帰可能なレベルだと思うのですが…?
陣営からの報告が曖昧でよくわかりません。じっくり治して、地方からやり直せば、まだまだ楽しめる一頭だと思ったのですが…。
今引退なら見舞金がそこそこの額支給されるはずなので、今後の活躍見込みと天秤にかけて、前者を選んだのかもしれませんね。
しかし3000万円の募集馬ですよ。今調べたら同期41頭の中で6番目に高い募集額でした。さすがにこの決断は早いんじゃなかろうか。
しかも牡馬だから…一体全体この後どういった処遇を受けるのか。牧場に返すという選択はなさそうですし。怪我を治した後にオークションにかけられる、というのが現状唯一の希望のある道でしょうか。
多分そうなるはず?
そして見事に地方で大活躍するパターンになったら、もはや目も当てられない。出資者激おこですよ。
あなたも出資しようと思っていたのよね。
そう!馬体はお見事でした。右前球節に弱さがあったのですが、これは募集時のカタログからじゃなかなか見て取れないよなあ。
確かに体の雄大さの割りに足元がやや華奢かな、という気もしなくはない。デビュー時510キロ台、この重さを支えるだけの足ができていなかったということでしょう。
でもじっくり鍛えていけば、あるいは。っていう気配があるんですけどねえ。
友駿ホースクラブで出資している同じく3歳のエフォールシチーも同じタイプのように感じます。馬格がありすぎて、足元の成長がおいついておらず、デビュー戦で足元を故障させてしまった、という考え方もできそう。
まあ完全に素人の意見ではありますが、カタログ見て「おおすげー馬体」と思っても、出資ボタンをポチッとする衝動は抑えた方がいいということですね。
とりあえず言えることは、陣営からの説明の少なさというのはよろしくないかな。お金の関わるいわばビジネスなのですから、伝えることって、本当に本当に大切。
ただ「引退が決まりました」ってだけじゃあ、出資者の心を慮れていないでしょう。たとえ今後の対応が決まっていなくても、出資者を納得させるような数文があるだけで、クラブに対しての信頼材料になるはずです。これを怠っている限りは、やっぱり私は一口馬主は時代の流れに乗れないと思う。
強い馬を育てることだけが結果じゃないと思います。血の通った運営がそこにあれば、自然と人は集まってくるというのが、一口馬主を5年程度やらせていただいて、感じていることです。
ブラングライク君には、豊かな新しい馬生があることを願って止みません。